第3話 女ばかりの国
夜明けとともに旅人の熱が下がった。
目を覚ました彼に、ヘレナは改めて着替えを渡した。
新しい服に着替えた彼の前に、金髪碧眼の美少女が進み出て、名乗った。
「はじめまして、ごきげんよう。わたくしの名はソフィア。ルナティア女王ディアナ十四世の娘です。残念ながら、あなたの幼馴染ではありませんの」
「ご……ごめんなさい、お姫様ッ!」
人違いであった。
そう理解した旅人は、頭をこすりつけるように非礼を詫びた。
「生き別れになった幼なじみの面影に、お姫様がとてもよく似ていたのです。彼女と思い込んでしまいました。本当にごめんなさい」
「それはもうかまいません。あなたのお名前は何とおっしゃるのです」
「名乗りが遅くなりました。名をばシャルル・アントワーヌと申します」
彼はソフィアに向かって居住まいを正す。
堂々とした騎士の立ち振る舞いであった。
「相当剣の腕が立つようですね。どこで腕前を磨いたのですか?」
「父親が騎士だったのでいろんな武芸を身につけました。十一の頃から十年間、つい先日まで近衛騎士として王様にお仕えしました」
口にする言葉も昨夜の
「前にあなたが仕えていたご主人の名前をお聞きしても」
「アルテュール・ド・ブルゴーニュと言います。とっても偉大な王様でした」
「そうですか。名前は存じ上げませんが、きっとあなたのような勇敢な騎士を他にも配下に従えた御仁だったのでしょう。もう一人紹介しておきますね。さあ、ヘレナ」
旅人――否、栗色の髪の騎士シャルルと王女ソフィアの会話を見守っていた銀髪の侍女が王女に促されて名乗った。
「ヘレナ・トラキアと申します。ソフィア王女殿下にお仕えする侍女でございます。騎士様の怪我の治療もさせていただきました」
「ずっと看病してくれてありがとう、お姉さん」
「あの……失礼ですが、騎士様はどこへ行くつもりだったのですか」
「わからねぇ。とりあえずここがどこか人に尋ねようと思って街を目指していた」
「どこから来たかもまったくご存じではないと」
「うん、気が付いたらこんな何もない場所にいた……道を見つけたからここを歩いて行けばきっと誰かに逢うと思ったんだ。だから教えてくれッ。ここはプロヴァンスか、ナポリか、それか地中海のどこかなのかッ?」
ソフィアとヘレナは揃って顔を見合わせた。
どこから来たかもわからない、口にする地名も全く聞いたことがない。そんなことがあり得るのだろうか――と。
しかし、言葉も理解できない異国の民、しかもこの国で残らず絶滅したという男性個体が周りに何もない場所に放置されていた。普通に考えれば「あり得ない」出来事が現に起こっている。
さすらいの騎士が話した内容をありのまま事実と受け止めるほかなかった。
騎士との対面を終えた王女ソフィアは、彼が粥を食べている間に赤髪の武官アグネアにその様子を伝えた。
食事を終えたさすらいの騎士に王女ソフィアはこう提案した。
「ゆく当てがないのでしたらわたくしたちと一緒に王都へ向かいませんか。あなたがどこに向かえばよいか、少なくともここよりはわかるかもしれませんから」
「いいんですか、お姫様」
「助けた人をこんな何もないところに置いていっては、助けた意味がないでしょう」
さすらいの騎士は王女一行とともに王都を目指すことにした。
朝の食事を終え、天幕を畳んだ王女一行は石畳の道を北へ向かった。
騎士は王女の馬車に乗せられたが、念のため手首に縄をかけられている。
仕方ない、武官と斬り合ったのだから。渋々ながらもそれを受け入れた。
王女の馬車には進行方向に背を向けた騎士、前を向いた王女と侍女の三名が乗る。その他の使用人たちは馬車に続く幌の付いた荷馬車に乗っていた。
騎士はぼうっと外を眺めていた。何もない原野を貫いた石畳の街道は海岸を離れて山道へと変わっていく。
「お姉さん、この道をゆけばどこへ行くんだい」
騎士が問う。侍女が答えた。
「この山の先、峠の上に関所がございます。関所の先は女王陛下の治める直轄領で、その先に私たちが目指す王都があるのです」
「お姫様は都に向かってるんですか?」
「はい、今は外国からの帰り道です。そこで倒れた貴方様を王女様が見つけてお助けしました」
「そうでしたか……ありがとうございます」
その時である。赤髪の武官アグネアが叫ぶ声がした。
「止まれッ、止まれ――ッ!」
「どうした」
「わかりません……何者かに取り囲まれているようです」
「ここは関所じゃねぇのか?」
「いいえ、関所はもっと先にあります」
外で赤髪の武官アグネアが声を張り上げる。
馬車の中の三人は耳をそばだてた。
どうも野盗の類が街道に勝手に柵を作って通行料を徴収しているらしい。
当然だが、あの赤髪の武官はまったく意に介さない様子である。
「ソフィア王女殿下の馬車である。さっさと道を開けよ」
「やだね。ここを通りたければさっさと通行料を払いな」
品の無い野太い声がした。
相変わらず赤髪の武官は譲らない。
「貴様らの遊びに付き合っている時間はない。もう一度言う、今すぐに道を開けよ。さもなくばこの刀錆になる者が出るぞ」
「上等だ!」
王女を守ろうと馬車を背にして武器を構えた護衛の兵士たち。
その時だ。
「どうしても払わねえと言うなら、この娘を奴隷として頂いていくよ!」
「いやッ、離してっ!」
「なかなか上玉じゃねーか、高く売れそうだ」
鋭い悲鳴。
馬車の後ろ、使用人たちを乗せた荷馬車の方から。
それを耳にした、王女ソフィアが青ざめる。
「イリニの声よ……どうしましょうッ」
ブロンドの髪をしたその使用人イリニ。
彼女は荷馬車の中で一番地位の高い使用人である。
貴族の子女でもあり上品な佇まいが賊の目を引いたのであろうか。
王女と侍女の凍り付いた顔。凝視する彼が言う。
「お姉さん、頼みがある」
両手首を縛られた騎士が懇願する。
「この縄を切ってくれ、お願いだ」
互いに顔を見合わせた金髪の王女と銀髪の侍女。
怪訝そうに侍女が訊ねた。
「どうなさるおつもりです」
「決まってんだろうッ、あの子を助けに行くんだよッ」
有無を言わさぬ険しい眼差しだった。
紫色の瞳を見開いた侍女はもう一度王女の目を見つめた。王女がしっかりと頷くのを確かめてから、彼の手首を縛っていた縄を護身用の短刀で切り裂いた。
「恩に着る」
馬車の扉に手をかけた彼。
「
馬車の扉を開け放つ。
栗色の髪の騎士は叫び声とともに、勢いよく飛び出していった。
「オラァァァッ!」
長い金髪を結った使用人を連れ去ろうとするガラの悪い太っちょ。
そいつに体当たりを食らわせて、青ざめた使用人を背に
吹き飛ばされて地べたを舐めた賊。起き上がり、短剣を抜く。
突き出されたその腕を取って得物を奪い取り、そのまま賊の首筋を薙いだ。
その間わずか十秒足らず。
「おいッ! てめぇ!」
品のない声でゲラゲラと
その表情はたちまち歪み、栗色の騎士を睨みつける。
ふらふらと使用人がその場に崩れ落ち、山賊たちが武器を構えて吠えた。
「コイツ、よくもッ」
「
短剣を手に目を見開いた栗色の髪の騎士。
彼を山賊どもが数人がかりで斬りつける。
一瞬行動が遅れた騎士はギリギリ身を翻し、地を転がった。
「ぐえっ」
額を割られた賊が怯んだ隙に騎士は駆ける。
荷馬車を取り囲んでいた賊たちの怒りを買って、賊をそこから引き離すように独り逃げた。
「畜生ッ! 待ちやがれッ」
追いかけてくる山賊たちの罵声。
それを背に駆ける栗色の髪の騎士。
「こいつら、みんな女じゃねーかッ」
戦場で幾多の男を殺してきた彼だ。人を殺すなど造作もない。
その彼が、今殺したのが女だったことに怯んでしまっている。
女とは力を持たない存在で、男が守ってやるべき――それが彼の時代の常識。
その女を手にかけた。彼の「正義」と言える騎士道精神に反する非道だった。
良心が揺らがないはずがない。吐き捨てずにいられなかった。
「冗談じゃねぇ、女を殺せっていうのかよッ」
「くたばれッ」
しかし、山賊は殺気を
大きく振りかぶって短剣を向けても、それよりずっと長い武器を手にした十人ほどの女盗賊が取り囲み、逃げ場を無くしていった。
一方、荷馬車の近くにもう誰一人残っていない。ぐったりと気を失った金髪の使用人のもとに王女ソフィアと侍女ヘレナが駆け寄って無事身柄を保護した。他の使用人たちに王女が尋ねる。
「あんな短剣よりもっと武器になるものはないの?」
「この中に武器なんてありません。刃物なんて調理用品か薪割りの斧ぐらいしか」
「……それよッ、その斧を貸してッ!」
ソフィアは使用人からやや長い柄を持った片刃の斧を受け取った。刃が錆びており切れ味が良いとは言えない。鬼気迫った王女は傍らの侍女を見つめた。
「ヘレナ、これを切れる武器にできない?」
「かしこまりました。少しお貸しください」
ソフィアからヘレナは薪割りの斧を受け取って、ぶつぶつと呟いた。
「わが身に宿る水のオドよ、この斧の刃に宿りて肉を断ち骨を砕く刃となせ――」
すると錆びた刃の上に霜が降りるように何かが焼き付いていく。次第に銀色に光る紋様が浮かび上がっていく様を凝視していたソフィアにヘレナが言葉をかけた。
「終わりました。魔術を使って一時的に切れ味を増してあります。これで武器としてずっと扱いやすくなったはずです」
「これをあの騎士――シャルルに渡さなくては」
ソフィアは栗色の髪の騎士を探す。彼は切り立った断崖に囲まれた袋小路へと追い詰められていた。しかし、距離は
「ヘレナ、それ貸して……ぶん投げるわよ」
侍女から斧を受け取った王女はそれを両手で抱え、目をつぶった。
「コマンド・アクティベーション――オリジンタイプ・バリデーション……ウィンド――」
呪文を詠唱するソフィアの身体を軸に風が渦を巻く。それは
「月の女神の娘ソフィアが命ず――わが身に宿る風のオドよ、風の運び手となりて、この斧をあの騎士の許へ届けたまえッ!」
斧に魔力を込めた瞬間、風が一段と強まって木の葉とともに斧を放り出す。それは竜巻のようにとぐろを巻き、一瞬で天に伸びた。舞い上がった木の葉が降り注ぐ中、一本の斧が騎士の足元に突き刺さった。王女が声の限り、叫んだ。
「シャルル、それを使ってッ! 戦いなさいッ!!」
武器を取って戦えと――。
お姫様みずから斧を放り投げた事実に
気後れした
迷いを振り切って一変した曇りなき目つきで叫んだ。
「姫様……承知しましたッ!」
正義を守るために武器を取れ――。
危険や死を顧みず内なる勇気を武勇として発露せよ――。
仕える主人を失っても、騎士の名誉は持ち合わせていた。
栗色の髪の騎士は柄を握って突き刺さった斧を引き抜く。
「やっちまえっ!」
「イヤァァァッ!」
追い詰められた騎士が一転、賊に向かって飛び込んだ。獣さながらの叫びに怯んだ一人の頭蓋に斧を振り下ろす。布を断ち切るが如く、賊の脳天を両断した。
「なんだこれ……おっそろしく切れるなこの斧」
一人を叩き割った隙に三人がかりで襲ってきた賊を易々といなして、一人ずつ叩き斬った。四人を斬った
「とんでもねぇ……すげぇ武器だぞ、これ」
ついさっきまで逃げ回っていた騎士が独り感嘆して笑みをこぼす不気味な様子に、すでに四人を殺された賊らは震え上がった。腰を抜かす者もいる。
「さぁて、どいてもらおうか」
木漏れ日で白銀色に輝く斧を振り上げた騎士は勇敢に襲い掛かってきた三人の骨を砕いた。逃げた二人と腰を抜かした一人には目もくれず、荷馬車の前に立った王女の許へ駆けていき、ひざまずいた。
「姫様ッ、ありがとうございます。危ないところを助けていただきました」
「その斧はヘレナが仕上げました。きっとあなたを守ってくれるでしょう」
「はい! 姫様に
王女と侍女に一礼し、栗色の髪の騎士は再び立ちあがった。
「それでは、あちらの味方に助太刀してきますッ」
三〇人ほどの賊を十人足らずで相手にしている護衛の兵士たちに向かって、騎士は駆けていった。斧を手に
「増援が来たぞッ。押し返せッ!」
「オオ――ッ!」
三対一で不利な消耗戦を強いられていた護衛の兵士たちは攪乱に回る騎士が作った隙を衝いて反撃に転じた。返り血を浴びても怯まない修羅の如き形相の騎士の奮闘に士気が下がり始めた賊たちは散り散りになって逃げていった。
「畜生、覚えてろよッ」
およそ十数人近くの賊の屍が置き去りにされた。味方の兵士たちも傷を負ったが、幸い命に係わる致命傷を負った者はいなかった。
***
襲われた現場の近くに沢があった。騎士シャルルはそこで身を清めた。返り血を浴びたまま王女一行に同行し続けるのが
「これまでの非礼、お詫び申し上げます。
丁寧な言葉遣いでそのように詫びた赤髪の武官は神妙な顔をしている。
唖然とした騎士は意地悪く女に問う。
「びっくりしたな。どういう風の吹き回しだ」
「我々だけでは全員を守り切ることができなかった。そう思い知らされました」
「ああ、使用人たちのことかい。気にすんなよ。俺の命を助けてくれたみんなに恩返しがしたかった。それだけなんだから」
女の表情はややこわばっている。危うく使用人の一人をさらわれるところだった。
「俺もアンタらも立派に戦ってみんな助かったんだからさ、それでいいじゃねぇか。なっ!」
歯を見せた騎士の無邪気な笑みに表情の硬かった赤髪の女もようやく微笑んだ。
「まだ本名を名乗っていませんでした。ラエティティア・クラウディアと申します。わけあって『アグネア』と名乗っておりますので、以後そのようにお呼びください」
「俺はシャルル・アントワーヌ。主人を亡くすまで近衛騎士をやってた。こちらこそよろしく頼む、アグネアさんよッ」
栗色の髪の騎士が右手を差し出した。その手を赤髪の武官が握って応えた。
その後、王女一行は再び関所を目指して動き始めた。栗色の髪の騎士は再び王女の馬車に乗った。今度は両手を縛られずにいる。その代わり彼はずっと腕組みしたまま思索を続けていた。
戦いを終えた彼が斧を侍女ヘレナに返したとき、彼女はあるおまじないを掛けた。すると不思議なことに銀色にきらめく刃はたちまち赤茶けて錆びついた刃に変わってしまったのである。
『何をしたんだ、お姉さん』
『そのままにしておくと切れすぎて危ないので、元に戻しておきました』
その錆びた斧を金髪の使用人が平然と受け取り、幌のある荷馬車に積み込んだ。
あれほどの切れ味を誇った武器の取り扱いではなかった。なぜかと問えば、ただの薪割りの斧に過ぎないからと答えた。彼は呆然とするしかなかった。
(いったい何だったんだ、夢じゃねぇよな)
ためしに自分の頬をつねる。それなりに痛い。
あの赤髪の女や賊たちと斬り合いを演じている感覚は
(やっぱり、現実だよな。信じられねぇけど)
しばらく進んだ先で進行方向右側から別の街道が合流してきた。行き交う人や馬車が増えて、一気に賑わいを見せるようになる。
「なんだかずっと人が増えた気がするね」
「内陸を通る中街道と海沿いを通る浜街道が合流したこの先に関所がございます。この一帯は人通りも多く、もう山賊に襲われる心配はないでしょう」
「俺たちが通ってきたのは浜街道だね。どうしてあんなに寂れてるんだい」
「浜街道には大きな町がないのです。土地が痩せているので栄えず、同じ南に向かうなら大きな町が連なる中街道が便利ですから」
この国の地理は全くわからない。そういうものなんだと聞き流しておく。
それ以上の関心事があった。薄々感じていた違和感が増すばかりだった。
(さっきから男を誰一人見掛けねぇな。すれ違うのは女ばかりじゃねぇか)
王女や侍女、その他の使用人、彼女たちがすべて女性なのはまあ理解できる。護衛の兵士たちがすべて女性なのも宮廷のしきたりか、何か特別な事情があるんだろうと思えなくもない。
だが、先ほど襲撃してきた山賊もガラは悪かったもののすべて女であり、男は一人もいなかった。そして、道を行き交う人もまたすべて女の身なりであった。ここまで来るともはや異常である。
(男がいねぇ部族なのか、まるでアマゾーンじゃねぇか……いや、まさかな)
神様は世界を創造した後、自らの姿を象って人を作った。人が孤独であってはいけないと男だけでなく女も作った。その男と女から生まれた子孫がわれら人類である――と。
子供の頃からそのように教わってきたし、微塵も疑わずに生きてきた。
(女だけでどうやって生きていくんだよ。子がつくれねぇじゃねぇか。そんなバカなことあるわけ)
ギリシア神話によれば女性だけの部族「アマゾーン」は他から男性を
(この姫様と使用人は育ちがよすぎる。狩猟民族と言われるアマゾーンにはとても見えねぇ)
それからほどなく馬車は石垣を積んだ堅固な城壁の前で一度止まり、門番とのやり取りを経て、門をくぐり抜けた。窓の外の様子を
(ここを守る兵士も女みてぇだ。鍛えられた面構えをしていたが)
今の場所が関所だったのだろう。
そこを過ぎると町があった。馬小屋などもあるところを見ると宿場町であろうか。
「まもなく今日の宿に着きます。王女様も騎士様もお疲れでございましょう」
「疲れましたけどおかげさまで退屈はしなかったわ。ねぇ、シャルル」
「え、まぁ……」
生き別れになった
◇◆◇◆◇ お礼・お願い ◇◆◇◆◇
以上、導入部となります第一幕です!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
名前も知らない、言葉が通じない、そして女ばかりの国。
そんなところに流れ着いたシャルルの運命はいかに!?
続きがもっと読みたい方は、
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第二幕以降もどうぞお楽しみに!
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