第26話 ポンコツ転校生と16歳の妹がおっぱいを触り合う

山本「(佐藤さんと沙織がお風呂上がりに僕の部屋に来ている。別に苦情を言うようなことでもない。まぁそうだろう。いくら佐藤さんのTシャツから乳首が透けていようが。沙織のお風呂上がりの乳首が透けていようが。それは、少しでもエッチな視線を向けてしまう、僕が全て悪い! 間違いない。そう思って放置していた。しかし、今この状況は何かが可笑しい。変だろ。何故に、おっぱいを触りあっている。ワッツ! 揉み揉み、揉み揉み。してますよね? ガールズラブッ? ウェエッ!! もうよく分からない声が出てしまいました。あれだ、ゆる百合かな? ちょっと尊い匂いがしますね。バッチコーイ!! 転校生同居ラブコメ、妹系ラブコメ、その次は日常・ほのぼの系かと思ったらハーレム! そして、キタル――百合!!! もう僕は恐れない! でも、ハードはやめてくださいね。僕、百合だけは、専門じゃないんです。もちろん詳しいですよっ! 尊さも理解してます。美しい。分かります! 愛は多様ですから。そのへんも理解出来るんです。でも、ハードは、ガイドラインに引っかかってしまいます。それにここ! 僕の部屋! 17歳男の子の部屋! OK? なんで、そんなに絡み合う? どっか行ってやってくださいよ。いや、待て待て。別のところならOKってことでもないだろ? 妹と同居人がエッチとか、お兄ちゃんの対応に困る。もう限界だ! ちょちょい! 乳首触るー! 顔赤くする! 手つきが、エロい! 全部ダメ!)」


佐藤「山本君って、心の声がダダ漏れするタイプだよねぇ。全部聞こえてたよぉ」


沙織「お兄ちゃんのことは、気にしないで欲しい! だから続き、私の部屋でしよっ」


佐藤「ごめんねぇ山本君。私は今日、あっちの部屋で寝ることにするよぉ」


山本「? ダメダメ! 兄という立場から、絶対にダメ!」


沙織「お兄ちゃんと佐藤さんが一緒に寝る方が、危険だよ!」


佐藤「それに関しては、そうでもないよぉ。山本君は安全だよぉ」








【雑談】

っぇええええ、変化球がキタッ。




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