第16話 クラス委員長の高橋さんはエッチな女の子でした

山本「(下着姿で恥ずかしそうに、両足をもじもじさせている高橋さん。彼女は普段、見た目も行動も、何をしても真面目。学年一の生真面目。そんな高橋さんから発せられた交換条件は、セフレになること。彼女なりに慎重に慎重を重ねた結果の条件だったに違いないが、正直僕は、泡を吹いてしまいそうなほど驚いていた。ただどう考えても僕は、高橋さんの交換条件を否定したり反論する立場になかった)」


高橋「更衣室には、か、か、か、鍵を掛かてますから安心してください。こ、こ、こ、こ、こ交換条件を受けてくれますよね。も、も、もし私の裸を見ないと判断できないって言うなら、今からパンツとブラジャーは外します。ちゃんと見て、それから判断してください。……あ、あ、あ、あの、脱ぐところを、じろじろ見ないでください。いやっ、み、み、み、見てください! 脱げましたよ。それで、セフレになってくれますか?」


山本「(っあぁ! 頭クラクラする。限界だ。顔が沸騰して、頭から湯気が上がってる。……意識飛びそう。委員長の綺麗な裸を目に焼き付けながら、僕はバタッと倒れた。――白い天井に、白いベッド。目を覚ました時、僕は保健室のベッドで眠っていた。運動場からは野球部の声が聞こえてくる。もう放課後のようだ。いつの間にか僕は制服に着替え終わっていた。横を見ると、隣に高橋さんが制服姿で座っていた。その他には誰もいない)」


高橋「ごめんなさい! さっきは、突然でびっくりさせちゃったよね。本当にごめんなさい」


山本「いや、僕があんなところにいたから。僕が全部悪いんです! 本当にごめんなさい」


高橋「佐々木さんから事情は聞きました。佐々木さんは優しい人ですね」


山本「あいつが、優しい?」


高橋「そうです。だって佐々木さんが、倒れた山本君を着替えさせて、一緒にここまで運んでくれたんですよ」


山本「……元はと言えばあいつの所為だけどな」


高橋「仲が良いんですね」


山本「いやいや、長い付き合いなだけです。絶交したいくらいです」


高橋「……でね……あの……私はまだ、皆んなに、このことは何も話してなくて。事情も事情だし、黙っててあげようとは思ってるの。で、で、で、でも山本君が私の裸を見たのは、事実で――私の裸を見た人は、山本君が初めてなわけで」


山本「ご、ご、ごめんなさい! それについては、本当にごめんなさい。謝っても許されませんよね?」


高橋「もちろん、許せません。私、真面目なんです。きっちり約束は守ってもらいます! さっき、気絶してる山本君に『セフレになってくれますか?』って、もう一度質問したら、はっきり答えてくれましたよ!『ぼくぅ、高橋さんのセフレになりますぅ』って」


山本「っえぇぇえええええええええええ!!! 嘘、嘘でしょ!」


高橋「スマホに録音してあるの。確かめる? 私、大切なことは曖昧にしておきたくなくて、きちんと残すようにしてるの」


山本「(そう言うと、高橋さんは僕のベッドに入ってくるなり、僕の上で四つん這いになった。その姿が普段の真面目な高橋さんからは想像も付かないポーズで、とても可愛く見えたのは僕だけだろうか……。)」


高橋「これは、私の裸を見たお仕置きですから! 私の気持ちいいところ、舐めてください!」





☆☆☆【雑談】☆☆☆

この回からセリフの部分が、名前に変わりましたっ!

エッチで可愛い物語。

次回も楽しみにしていてくださいね!

星の応援、よろしくお願いします!







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