第97話「大戦の後始末」
一応、全軍を連れてロレーン騎士団領の国境線沿いまで、帝国軍の撤退を見送る。
ちなみに、その時にロレーン騎士団長バガモン男爵に聞いたが、ロレーン騎士団領で小さな争いを続けていた両派は、シルエット女王の戴冠で和解して(本当は、シレジエ王国が勝ったと聞いてからだろうけど)ようやく一つにまとまって、シレジエ王国に復帰したそうだ。
かなりどうでもいい話だが、国境沿いの領地が安定してくれるなら悪い話ではない。
俺はそのまま、全軍を連れて王都シレジエにとんぼ返りした。
そこから先も色々と忙しかった。戦争の後片付けもあったが、王都で凱旋将軍として勇敢に戦った兵士たちを慰撫し、戦勝パレードなど慣れないことまでやらされて気疲れした。
ライル先生や宰相も、今度はゲルマニア帝国との講和条約締結で忙しかったようだ。
戦後処理の外交交渉は、もうひとつの戦争である。
大戦に勝利したシレジエ王国としては、一切の領土の割譲は求めない。
代わりにゲルマニア帝国に対して、白金貨五万枚分に相当する額を白金、金、銀、銅で払えという空前絶後の賠償金支払いを要求した。
戦争は、領土の取り合いであるという、この世界の常識から考えると極めて珍しい要求だった。
何としても領土だけは譲りたくない帝国は、国庫を空にして帝国全土から白金と金、銀、銅銭までかき集めてなんとか賠償支払いを終えた。
大戦の中心であったシレジエ王国が単独講和を決めたため、共同戦線を張っていたローランド王国とブリタニアン同君連合も矛先が鈍り、ローランドは帝国に取られていた旧領の一部返還。ブリタニアン同君連合は、海沿いの小さな街を幾つか割譲することで矛先を収めた。
まあ、両国は戦ってないのに漁夫の利を得たんだから、文句はないだろうと思う。
フリード皇太子が起こした無益な戦争を、最小限の被害で収拾させたと、帝国政府の軍・官僚がホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間であった。
直後、決済貨幣が枯渇した帝国経済を、猛烈なデフレーションが襲う。
戦争中の極度のインフレから、いきなり強烈なデフレに落ち込んだ市場は流通が麻痺し、窒息状態となった。
あっという間に帝国には、金も物もなくなったのである。
窮乏は窮乏を呼ぶ、帝都に溢れんばかりに存在した豊かな物資は戦争で失われて、金もないから外国から買うこともできず、残りは大商人の所有する倉庫の奥深くに隠されてしまった。
戦争敗北から起こった信用収縮と流通の麻痺により、倒産する商会が相次ぎ、当然のごとく市民生活も破綻し、怨嗟の声が帝国全土をおおった。
しかし、枯渇した帝国財政ではどうすることもできない。いや、帝国政府は困窮した民を助けるどころか、税収不足を何とかするために、増税と生活必需品の専売化を押し進めた。
結果として、帝国の商会と市民はさらに困窮の度合いを深め、経済の崩壊がより一層スピードを増す。
帝国は、まさに坂を転げ落ちるがごとき、
帝国に支払い能力ギリギリの賠償金支払いを課すことにより、経済的に崩壊させる。
これが、シレジエ王国の考えた、対ゲルマニア帝国戦略であったのだとどれほどの人間が気がついたことか。
もちろん、大国ゲルマニアにも人物はいる。
フリードのブレーンであったバイデン内務卿は、狂乱物価の原因が決済通貨の不足であることに気づき、遠い西の帝国で行われている兌換紙幣の採用に踏み切る大胆な改革を打ち出した。
それは、極めて先進的で正しい対処と言えたが、タイミングが遅すぎた。
大戦に敗北した帝国は、すでに兌換紙幣の価値を保証するだけの信用を失っていたのだ。
ゲルマニア紙幣を受け取る外国はなく、まったく価値のない紙束を帝国政府に無理やり押し付けられた領邦国家は、ついに帝国に反旗を翻した。
帝国の東部、ラストア王国、トラニア王国、ガルトランド王国の三大領邦の反乱に始まった内乱は、帝国の西部、ランクト公国を盟主とする諸侯連合の本国離反、国内各地の農民の蜂起に波及する。
帝国の敵対国であるローランド王国と、ブリタニアン同君連合は、この好機に相次いで領土侵犯を再開。
その後、軍部から起こった反皇帝派のクーデターにより、帝都ノルトマルクは陥落。ユーラ大陸最大の帝国は四分五裂し、完全に地図上から消滅することになるが、まあそれは先の話である。
※※※
俺は、オックスの城の執務室で、今回の処置に関するシェリーの報告を受けて考えこむ。
細かい説明と今後の予測を聞いても、何が起こっているのかよくわからん。
とにかくシレジエ王国は、一兵も使わずにして、経済的に帝国を打倒したことになるようだ。
その威力は、俺やライル先生が必死になってやった戦争よりも甚大な被害を与えていて、空恐ろしささえ感じる。
佐渡商会のブレーンでありシレジエ王国の影の財務卿とも言うべきシェリーは、先生の補佐があったとはいえ。
たった一人でゲルマニアの経済破綻を立案・計画・実行してのけたのだ。
しかし、この小さな銀色の頭のどこに、恐ろしい計算能力が詰まってるのかなあと思いながら、俺はシェリーの頭を撫でた。
「シェリー、よくやった」
「えへへっ、お褒めいただきありがとうございます。ご主人様、でもまだ半分なんですよ」
「半分?」
「このあとの選択肢はいくつかありますが、困窮した帝国貴族のクーデターなり貧困層の民衆蜂起なりで、統治機能を失った帝国が瓦解したのを見送ったのちに、奪った賠償金を投じて、ゲルマニア国内の資産を購入して、貨幣を徐々に戻せば市場の混乱は収まります」
「ふむ」
「私としては、この機会に弱りきったゲルマニアの商会、権益、資産を徹底的に買い叩いてしまうのがいいと思います。大変お買い得です。財布の紐を握れば、そのまま経営が破綻してる領邦もシレジエ王国になびくと思います」
「そうか、まあシェリーの思うとおりにやってくれ。外交に関係することは、先生とよく相談してな」
「はい」
「とりあえず、ご褒美になにか……」
「はい」
シェリーは、期待に満ちた瞳で、擦り寄ってくる。
何が良いかとは聞くまでもないか、俺は立ち上がるとシェリーと風呂場に向かう。
いそいそと『お風呂清掃中』の札を下げるシェリーを横目に見ながら、服を脱ぎ風呂に入る。
まあ、子供の髪を洗うぐらい易いものだ。
「シェリーの銀髪は綺麗だな、手触りもいい」
「ああっ、もう可愛がりが、始まってるんですね」
可愛がりって、相撲取りかよ。
まあいいや、何度かやるうちにシェリーの喜ぶポイントはわかってきた。耳元でささやいてやる。
「あといい匂いがするな」
「それはもう、ご主人様に呼んでいただいたので、綺麗にしてきましたから」
風呂に入るのに、綺麗にしてくるっておかしいよな。
まあ、なんとなく言いたいことはわかるけれども。
綺麗にしたいなら、シェリーにも手鏡か香水でも送ったほうがいいんだろうか。
今も外で薪を割ってくべているロールが肉体労働派なら、シェリーは頭脳労働派のワーカーホリックなので、女の子らしいことに興味を持つのであればそれは良いことだ。
贔屓はダメなのだが、俺はこの二人を特に可愛くしてやりたいので、もうちょっと女の子らしいオシャレにも気を使ってほしい。
「そうだ、ロールも風呂に入れてやらないといけないな」
「ご主人様、今は私の番ですから、他の娘のことは考えちゃダメですよ」
「ハハッ、なかなか言うじゃないか」
俺は、笑いながらお湯を汲んでシェリーの髪を流してやる。
やけに女らしい口ぶりで、ちょっとドキッとさせられた照れ笑いも含んでいる。
「今は私のご主人様ですからね、それともお兄ちゃんが良かったですか」
「まあ、どっちでもシェリーが好きな方にしておけ」
シェリーは頭がいいから、周りの大人の口真似をしているのだろう。
わかってないのに大人のふりをするとか、そういうところは子供らしい無邪気さで、むしろ好感が持てる。
いくら頭が良くても、知能の発達と、情緒的な成長は別だ。シェリーは、男女の機微を理解しているわけではない。
まあ、俺も言うほど大人じゃないし、男女の機微なんてわかってないわけだが。
手を石鹸で泡だらけにして、シェリーの身体を洗ってやる。
向こうも洗ってくれるので、洗いっこだ。なんか妙なものだが、もうあんまり抵抗はない。
何度も言うが、俺はロリコンではないので、特に意識しなければ子供に触れられようが触れようがなんとも思わない。
子供と言っても、女らしさを感じてしまうとドキッとするが、そういう回路を遮断するのがコツだ。猫でも洗っていると思えば、どうということはない。
「お兄ちゃん、胸をもっと洗ってください」
「洗うほどないけどな」
「もう! ちゃんとありますよ。触ってみてください」
「うんあるな、かろうじてな」
俺は一人っ子だったが、妹というものがいればこういう感じだったのかもしれない。
そういう気安さで、ついからかってしまったが、今はシェリーを褒めるのが目的だった。
「ご主人様はやっぱり、シャロンお姉さまみたいに大きい胸が好きですか」
「いや、そんなことないぞ。小さくても好きだぞ」
小さい胸を手で押さえて、ちょっと素でシェリーが落ち込んでるっぽいので、慌ててフォローする。
やっぱり、シェリーにとってはシャロンが姉なのだろう。姉と比べられて落ち込む妹とか、なかなか萌える。
いや萌えてる場合じゃないか。
だいたい、俺の嫁であるシルエットも、胸の大きさ的にいったらシェリーと変わらないのだ。だからダメってことはない。
「本当ですか、小さくても愛してもらえますか」
「もちろんだとも、胸の大きさで女の価値は決まらん」
俺は立ち上がってお湯を風呂桶に汲むと、シェリーの身体の泡を流して、自分も流す。
「じゃ、小さくても私は平気です!」
「立ち直りが早くて結構だな」
自信を持つということは大事なことだ。
まあ、シェリーの場合はまだ子供なので、シルエットとは違い成長が期待できる。落ち込む必要はなにもない。
湯船に入ると、当然のようにシェリーが膝に乗ってくっついてくる。
俺が肩に回した手を、ギュッと握ってくる。強くスキンシップを求めてくるのを、俺はシェリーに限っては拒絶したりしない。
こいつら奴隷少女は、みんな不幸な生い立ちだ。たいていが一家離散している。
ちょっと歳のわりに甘えすぎのような気もするが、シェリーは特別扱いで甘えさせてやってもいいように思う。
シェリーは神童扱いされて、普段から大人と気を張って渡り合っている分だけ、どこかで息を抜かなければならない。
彼女を子供として甘えさせてやれるのは、シャロンか俺ぐらいしかいないのだ。
「もっとギュッとしてもらっていいですか」
「ああもちろん、こいよ妹」
シェリーが湯船の中で立ってこっちを向くので、そのまま抱きしめてやった。
まだ小さい身体なので、しなだれかかられてもまったく負担にはならない。ほっそりとした背中を抱きしめてやる。
「妹って、言ってもらえるんですね」
「うちの奴隷はみんな家族みたいに思ってるけど、俺の妹はお前だけだよ」
俺は耳元でそうささやく、シェリーを褒めるという本分を思い出したからだ。
何か自分だけは特別ってものがあれば、女の子は喜ぶのではないかという、俺の浅はかな考えである。
「嬉しいです、お兄ちゃん大好き」
「よしよし」
俺にすがりついてくる、シェリーの小さい腕に力が篭った。
どうやら、正解だったみたいだな。まあ、俺もお兄ちゃんと呼ばれるのは嬉しいし、この世界に妹が一人ぐらい居てもいいだろう。
ちなみに、俺もシェリーも一人っ子だったりする。
実際の兄妹というものを知らないから、逆に兄妹に憧れを抱いているのかもしれない。
「ふわっ、お兄ちゃんって、首を触るのが好きですね」
「うん、まあな。気になるか」
シェリーの艶やかな銀髪を見てると、昔飼っていたアメリカンショートヘアーを思い出すのだ。
首を触るとゴロゴロと喉を鳴らして喜んだので、つい昔の癖を思い出してやってしまう。もちろん猫扱いしてるとか、口にしたりはしないが。
「ううん、いいんです。お兄ちゃんの好きなところを触ってもらえれば私は気持よくて。ああでも、兄妹でこんな気持ちいいこと、許されませんよね」
「それ、誰に吹きこまれたか、当ててやろうか」
シェリーもそうだが、なんか現代のエロ知識が混じった妙なことを言い始めたら、あいつが全部吹き込んだと思って間違いはない。
「兄妹やるんなら、禁断の愛が燃えるってシスター様が教えてくれました」
「やっぱりか、変態シスターの言うことは聞かなくていいぞ」
「そうですよね、本当の兄妹じゃないから、愛しあってもいいですし」
「そういう問題ではないと思うけど、まあ禁忌はあるな」
これも、シェリーがまだ子供をやってるからできる可愛がりだ。
もう少し大きくなれば、シェリーも本当に女性になってしまうから、徐々に離れなければならないだろう。
シェリーにはシャロンもいるから、甘える先がなくなるってことはあるまい。
兄離れしていく妹とか、なんだか寂しい気もする。そう思うと、背中を触る手に力が入ってしまったらしく、シェリーが身をよじった。
「はうっ」
「あっ、すまん。強かったか」
「いえ、強いほうが素敵です。それより、もっと強く抱きしめて背中をさすりながら、前にお願いした感じでご褒美をいただいてもよろしいですか」
えっとなんだっけ、たしか前に小難しい注文をされたよな。
声のトーンをさげて、耳元でささやく、だっけ。
「シェリーは、本当に可愛い妹だよ」
「ひぐっ」
ブルっと、シェリーの小さい身体が震えた。
まあ、俺がツルッと背筋を撫でたせいかもしれない、これやられるとビクッとするよな。
「可愛いシェリー、俺だけの妹だよ」
「お兄ちゃん、いいです。もっと強く激しくしてください」
なんかアホらしくなってくるんだけど。
これがシェリーの趣味で、嬉しいらしいからしょうがない。
「賢いなシェリーは、最高の妹だ、食べてしまいたいぐらい可愛い」
「はわっ、食べてください、お兄ひゃん全部食べてぇ」
甘ったるい声を出して、ブルブル身体を震わせながらも、ほっそりとした手足を必死に絡みつかせて、やたらスベスベした肌をこすりつけてくる。
これだけ反応があると、ちょっと面白くなってくるんだよな、抱きしめる手に力を込めてシェリーが喜びそうな箇所をくすぐってやる。
「じゃあ、食べてやろうかな」
「ああっ、ひいっ、食べられちゃうぅぅ」
遊び半分に、小さい耳たぶを甘噛みしてやった。
その瞬間、ビクッ、ビクッとシェリーの身体が怖いほどに激しく痙攣した。
「おい、大丈夫か」
「ああああっ、ダメッ、そこでやめちゃダメなんです! もっと強引に抱きしめながら、耳の中にまで舌を押しこんで、全部食べちゃってください!」
とんでもない要求を始めたぞ。
これが他の女なら、張り倒すところだ。でもまあ、シェリーなのでしょうがない。俺は言われたとおりに、耳の中まで舌を押しこんでやった。
「んっ……」
「ああああっ、食べられてる。お兄ちゃんに私、全部食べられちゃってるぅぅ、うああああああっ!」
もうこうなればやけだ、シェリーが満足するまで犬みたいに舐め回してやった。
途中で止めるなと言われたから、もう両方の耳がふやけてしまうまでたっぷりと舐めて綺麗にしてやると、ようやくシェリーのオーケーがでた。
「はぁはぁ……これでどうだ」
「ふわぁ、耳が蕩けちゃいそうでした。ありがとうございますお兄ちゃん。最高に気持よかったです」
シェリーは、ぷかっと湯船に浮かんでいる。
余韻を楽しむとか言ってる状態に入っているんだろう、シェリーの働きには報いなきゃいけないし、ご褒美はやらないといけないんだが。
これなんか、シェリーの発育に多大な悪影響というか、やっかいな性癖を与えることになってないだろうか。
お湯に浮かんで脱力しているシェリーを介抱しながら、だんだん心配になってきた。
いくら褒めるのがご褒美と言っても、やり過ぎのような気がする。
やり方をもう少し変えたほうが良いんじゃないか。
「満足したところで、相談なんだがシェリー」
「もう少しですね……」
「なんだお前……。もしかして、まだ満足してないとか言わないよな」
俺はかなり頑張ったのだが。
もう少しとか言われても、これ以上何をしろというのか。
「いえ、お兄ちゃんのご褒美はパーフェクトでした。そうじゃなくて、仕事の話です」
「ああ、真面目な話か」
シェリーは、頭の切り替えが早すぎて、ついていけない時がある。
あんだけ蕩けておいて、もう仕事に頭が行ってるのか。
「もう少しで、お兄ちゃんに商人の王国をあげられます。私の夢の実現が、あと一歩まで来ています」
「そういえば、うちの商会に来た時に言ってたな」
それはちょうど、こうやって一緒にお風呂に入って、身体を洗ってやったときのことだった。
ちゃんと覚えている。シェリーは確かに、俺にそう約束した。
「お約束しましたからね、そのために私は生きているんです」
さっきまで蕩けていた銀色の瞳は、もう生気を取り戻し、生来の鋭さを取り戻している。
いつか、俺のために「商人の王国を手に入れて見せる」と豪語したシェリー。
その時は聞いてて「まさか」と思っていたが、この短期間で実現可能なところまで、本当に持って行ってみせたのだ。
シェリーは、まさにシレジエが生んだ経済チートといえる。
まったく俺の妹は優秀すぎると、半ば誇らしく思い、半ば呆れたような気持ちだった。
「まあ、責任は俺が持つから、シェリーはやりたいようにやってくればいい」
「成功したら、その時のご褒美は、もっとすごいのをお願いしますね」
シェリーは、なんか段々と、俺に対して遠慮がなくなってきているような気がする。
王国一つ分と交換のご褒美って、何をさせられるのか怖くなってきた。
可愛くてこまっしゃくれていて、普段は遠慮がちなのに、たまにこっちがビックリするようなワガママを言って困らせる。
俺は一人っ子だからわからないんだが、本当の妹もこんな感じなのだろうか。
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