第3話 痛恨のミス!
(誰かが歌いながらこちらに向かってきている…?
こ、このご機嫌な声…まさか)
皆が皆、一斉に身構え辺りを見渡す。その庭にいた人々が口々に「どうしたの?」「何が起きた?」「誰の悲鳴?」…さざめく物問い合いの中で、ふと、イグジスタ聴覚をざわめかせる響きを捕らえる。かすかなウタゴエのようなものだ。
「い、嫌な予感がするわ…」
「姉様…まさか、この声は?」
フロールの独り言じみた発問に、凍りついた蒼白の面で見上げれば、視線が不安げな妹の瞳と交わる。その瞳…イグジスタは妹も同じことを考えているのではないか…そう直感した。
それはつまり…
張りつめた緊張の中で、感じていた声が大きくなっていく。気配が濃くなり、それが建物から庭に踏み出す、…その一瞬が訪れた。
「キャーッ!イグジィー!フロー!そんなところにいたのねー!さーがーしーたーわー!!!」
「キャーッ!!変質者!」
「!何故ここにあの男が!」
「ひっ!!」
庭のギャラリーが一斉に声を上げる。現われたのは異様な風体の男だった。
筋骨隆々とした巨躯は二メートルを優に超え、磨きあげられた上半身が惜しげもなくさらされている。胸部を覆い、乳首を隠している鳥の頭を模したぬいぐるみが悪目立ちしていた。なぜそこだけ羞恥心があるのか。
彫刻のように硬く鍛え上げられた臀部と太股を覆うのはピッタリとしたタイツと真っ白いバレエのチュチュ…のようなもの。
禿頭に濃い化粧を施した顔はひたすら濃厚なインパクトだ。夜中に道を歩いてる時遭遇したら、気絶間違いなし。
どうしてそうなったのか…そう問いただしても本人は「趣味だから」としか言わなかった。『そっかー趣味なら仕方ないかーわるいことしてるわけじゃないし~』と、衣服にはそれに相応しいシーンがあるということを、脳内から一掃した感想で、自分を無理矢理納得させたことが昨日のようだ…
その人の名は、
「ピピ師匠!」
(なんでそのかっこのままここに来たんだよ!)
「やっぱりルー博士か…」
完全に引き攣った能面で、彼の人の名を呼んだイグジスタの後方で、ポツリと呟くレオの声が聞こえた。
(はい!そうです!この人はルー・ワフウ・ピピさんとおっしゃる『水晶錬金術』の権威!さっき話した『水晶戦士』の中でも高位の『クワルツ・ディアーブル』という称号まで持った偉い人で、さっきちらっと話した水晶錬金術専門研究機関『時霆塔』の研究者筆頭デス!
そして、皆知ってる変態です!ビバ!この世界のメジャー変態!…って良くねぇぇぇ!!ちきしょお!なんだよ皆知ってる変態って!!)
そんな人が器用にウィンクしながら、ハートやら音符やらが飛び交う甘えた声で話し掛けてきたため、イグジスタはもう虫の息だ。
「うふ~、よかったわ見つかって!例のもの!チームの皆が張り切っちゃって!予定より早く出来たから、入学祝いに持ってきちゃった!!!」
(うぉ~誰だ!!誰だ!頑張ったやつは!余計なことを!!!…い、いや、頑張ってくれたのは嬉しい!ありがとう!!!無理をしないで!)
「師匠…納期は明日でしたし、無理をせずに郵送して下さったらよかったのに…」
声の端々に授業参観で親がド派手な格好で来たとき子供の心境を滲ませるが、当然相手に伝わるわけもなく、
(服を着て下さい…お願いいたします…服を…)
服、服、…と脳内でうわ言を繰り返しながら意識が飛びそうになるが、一応『師匠』と呼ぶ相手だ、流石に白目を剥いて気絶は不味い。彼と知り合ってから結構経つが、相変わらずこの筋肉のダイナミズム溢れる姿には慣れないのだ。
(『師匠呼び』…これには深い深い訳があるんです…まず研究機関である『時霆塔』ですが、これ、うちのパンデュール家が管理してるんです。つまりイグジスタのお父上が経営者的な。
で、来る時に備えて『とあるもの』を錬金術で造りたかった俺が、親にお願いして錬金術の先生として紹介してもらったのが、このお方なんです…。
研究者、そして錬金術の師匠としては教え方とか優しいし、親切で好きなんだが…いかんせん、個性が強い。強すぎる。それと服を着て下さい)
「来てくださって嬉しく思います。いつも申してますけど、上半身裸はお寒くないですか?」
(ああっ!なんでも八つ橋に包みたくなる日本人の性よ!)
「うふふ、私も会えて嬉しいわ。心配してくれなくてもいいのよぉ。今日は、あったかい、か、ら。うふ」
にこにこの破顔で、イグジスタの懊悩など意に介さず、ピピは実に機嫌良さそうだ。
(違う、そうじゃない。
バレエのチュチュは最低限のモラルとしてしか役割をはたしておらんのだぞ!)
「…はい、そうですか。ワザワザモッテキテキテイタダキ、アリガトウゴザイマス…」
「うふふふっ!どういたしまして!」
(いい人なんだ、いい人なんだよ、いい人なんだけどなぁ…。
人間、欠点があるもんじゃないですか?特に俺とか他人嫌いのあげく妹のためとか言いつつ自己満足のため自分より3分の1以下の年齢の男どもにバリバリ敵対心抱いて冷たくしてるクズなんで、人間的に暖けぇ師匠のこと割りに好いてるし尊敬してるんですが…これ、本当に目のやり場に困ってですね…。それに一緒にいると目立つし…目立つのやだー、部屋のスミの壁のシミになりてぇ…。
…ええい、そうは言っても仕方ねぇ!なるようになるわ!ふんがー!)
溜め息を殺しつつ相対すれば、やたらめったら可愛い小袋で包まれたものを、はい、と嬉しさ漲る笑顔で渡される。乾いた笑い声で答えながら、礼を言うと、破壊力抜群の濃厚な投げキッスをぶちかまし、遠くに意識を飛ばしているフロールの頭を撫でて彼は去っていった。まるで嵐のように。
「フロール…大丈夫かしら?」
「ええ、大丈夫ですわ…お姉様」
今にも倒れそうな妹に気遣わしげに声を掛ければ、フロールは眉間に手を当てた後、髪をかきあげ、憂鬱を乗せた瞳で去っていった嵐を眺めている。脳が情報を処理しきれず放心しているんだろう…姉は心のなかで溜め息を溢し、今度こそ室内に戻ろうと妹の手を取ろうとした。
と、肩に重みを感じる。そして、すぐ離れた。誰かが手を置いて離したのだ。
「あら…?」
振り返れば、憂慮と慈愛に満ちた優しげな瞳が少女を見ている。
「エリタージュ殿下…」
「イグジスタさん」
イグジスタを呼び止めたのはエリタージュだ。唇に微笑みをのせ、子供にするように少し屈み目線を合わせて、
「学年は違うけど、同い年だし、水晶盤闘技式では会うことになるかもしれないから、何か困ることがあったら声を掛けて下さいね」
「えっ?…あ、」
驚いて言葉がただの感嘆符にしかならないイグジスタに、柔らかく微笑みかけ、エリタージュはさらに言い難そうに眉を下げ、
「…それから、急に話しかけてあなたの気分を害してしまいました。…どうか許して欲しい」
「…いえ、殿下。殿下に謝っていただかなければならないことは、一つもございませんわ」
(お、おぉん?これは何か?あれかレオニキにいちゃもんつけられたことか、変態師匠のことで心配されとるん?
殿下優しすぎひん?というかやだよー、初日からレオニキに喧嘩売られた揚げ句、変態の知り合いとして殿下に心配されるとかやだよー恥ずかしいよー…)
初めて人間から餌を与えられる野生の狼と同程度のビビり具合を隠せないイグジスタに、一層優しく爽やかに微笑んで、彼は身を翻すと二人の東西の公爵令息を連れ、彼女らとは別の方角向かった。おそらく男子寮に帰るのだろう。
「はぁ、ほんとにもう…今日は何だったのかしら」
ぼやいて肩を落とすイグジスタだったが、ふと顔を上げると、肩越しに僅かに目線を送るレオに気づく。
彼は微かに眉を潜め、忌々しげに眼光の鋭さで少女を刺すと、すぐにエリタージュに従って行ってしまった。
(はは、最後までガンたれて去るとか…気合い入ってますなぁ、くそったれ)
「…今日は厄日だわ」
緊張から解き放たれると、どっと疲れが押し寄せる。嘆くイグジスタを労るようにフロールが手を取った。
「姉様、大丈夫?」
「私は平気よフロール…貴女こそ大丈夫かしら、殿下や公爵方に随分厳しい態度だったけど…」
二人きりの時だけの、慕わしさに満ちた口調で、瞳を覗きこむ可憐な妹に、イグジスタが淡く薔薇色に色づく頬で微笑を返して問えば、妹は不遜に笑う。
「大丈夫よ!殿下達とは昔からあの調子だもの!
レオとはいっつも喧嘩になっちゃうし…」
(ん?んん?「昔から」?)
「それにしても、師匠は何を持ってきたの?
…姉様?」
フロールがぽんと溢した言葉にイグジスタは凍りついたが、すぐに気を取り直して茶目っ気たっぷりに笑い、
「え、ああ…私の秘密兵器よ」
そう、軽くウィンクをしてみせた。
****
「全く…レオ、お前、フロールの姉…イグジスタ嬢が心配ならそう言えばいいのに…あれじゃ誤解されるぞ」
「そうですよ?」
静まり返った石造りの回廊は、少年達の帰寮の道だ。柱の間からは美しい新緑が春の陽気で輝いているが、学校の中でも主要な施設から外れた場所を通るため、人通りはない。
道行く三人はそれ良いことにゆっくりとした足取りで、涼やかな風を感じながら進んでいる。
「…私は別に心配などしていない。『水晶御子』など…大人しく守られていればいいのだ」
「…弟に過保護すぎるのも問題だぜ?」
「ついでに言うなら、そのきつい物言いも問題ですよ」
エリタージュとユーゴに針の筵に座らされているレオはムスッとした顔のまま黙りこくった。大体いつもこのパターンなので、気心の知れているエリタージュとユーゴは顔を見合わせて呆れ、レオの側に寄ると、子供にやるようにして両側から頭をわしゃわしゃと掻き回す。
年相応のむくれた顔をしているが、図星なためか、それ以上の反発はなく二人のするままに任せていた。
気が済んだ二人が手を離せば、そこには髪が四方八方に飛び回っているぶすくれた顔の少年がいる。その感情を如実に現した表情が眠たいのを起こされた幼児のようで、なおのこと滑稽だ。
ケラケラと子供のように笑う友人達をジト目で眺め、レオは嘆息する。
「ユーゴ…貴様はなんでそんなに呑気に笑っていられる?妹のことが心配ではないのか?」
「ははっ!僕は貴方と違って妹のすごさを十分理解し、愛しているので心配は無用ですよ!」
不機嫌を何層も重ねたミルフィーユように重量感のある声音で訊ねるが、問われた方は、機嫌良く顔にかかる金髪を払って軽やかに応えた。
「能天気な…危険な目にあっても知らんぞ」
「全く心配性だなぁ、レオは」
「というか!貴方のお陰で、イグジスタ様に僕の妹を紹介出来なかったじゃないですか!
同じ『水晶御子』同士、仲良くしてくれって言うつもりだったのに!」
「お前の妹のユーディットも、自己紹介くらい自分でするだろう。子供扱いしてる過保護はどっちなのだ」
「まぁまぁ、二人とも落ち着けよ。俺からみたらお前ら二人とも過保護だよ…いいなぁ、妹とか弟がいて」
二人を仲裁しつつ、羨ましげに呟くエリタージュに、ユーゴはというと、さも面白げな表情で、
「貴方にもお姉様がいらっしゃるじゃないですか」
「姉さんは可愛いとかいう次元のひとじゃないからなぁ…」
「エスポワール様は立派な方だ…」
「あれ?レオはエスポワール様がお好きなんですか?
僕はてっきりフロールが好きなんだとばかり…」
『はぁっ?!』
如何にも意地悪げで胡散臭い笑顔のユーゴが突然爆弾を放り込む。驚いてのけ反る友人二人に対して、頭に悪魔の角とお尻に悪魔のしっぽでもついていそうなユーゴは、貴族にしては些か下品に笑い転げた。
「レオ…お前の趣味凄いなぁ…フロールはまだ分かるとしても、エスポワール姉さんか…」
「ち、違う!エスポワール様は立派な武人であり淑女であらせられると尊敬してだな!」
「慌てかたが怪しいですね!」
「ユーゴォォォッ!貴様は!」
「あっははは!冗談!冗談ですよ!」
新緑に少年達の笑い声が木霊している。柔らかな陽気と爽やかな暑さが反響し、廊下にきらきらと散らばるその午後は、とても心地良いものであった。
「俺はイグジスタ嬢みたいな、守りたくなるタイプがいいなぁ」
二人の熱気に押されてか、少し浮かれたようにエリタージュが呟く。
おっ、と弾かれた両連峰が顔を見合わせた。
「素晴らしい!殿下!今までどれだけおすすめしてもそんな素振りがなかったのに!
もしや初恋ですか?!」
突如テンションが上がったユーゴに対し、レオは不機嫌というよりうんざりとした顔で、
「おい、ユーゴに餌をやるのを止めてくれないかエリィ。この恋愛狂いのイカれ金髪が喜ぶだろう。
何しろ人の恋愛ごとに首をつっこむのが趣味だからな」
「うん、俺もユーゴに首つっこまれたくないなぁ」
「酷い!なぜです!こんなに面白そうなことなのに!」
「お前がそんなだからだよ!」
妙に勢いにのっているユーゴを小突きながら、エリタージュが思い出すのは、下から懸命に見上げてくる毅然とした薄く淡い青の瞳だ。
空の端や、珊瑚で出来た白い砂浜に寄り添う海、混ざり気ない青さの瞳は、パンデュール家の娘らしく透明で、フロールの深い蒼穹の瞳とはまた違う趣がある。
光を乱反射する眩しい瞳が乗った顔は、鼻も唇も小さくて、白い髪と肌が翳りのない雲のような…そんな愛しくなるような、幼げな顔立ちだった。
「…嫌われてないといいんだけどなぁ」
物珍しさにつられて、ついつい急に話しかけてしまったが、後悔先に立たず。初対面かつ身長が高い三人で取り囲んでしまったためか、シャーってなってる子猫みたいな、警戒心全力投球の対応をされてしまった。
はぁ、と小さな溜め息が溢れるが、小突きあっている二人には気付かれずにすんだようだ。
山から森を渡って吹き抜ける風は冷たい。ひらひらと木葉を舞い上げて、情け容赦なく翻弄していく。降りてくる太陽の輝きが次第に弱まっていき、空には灰色の雲が忍び込もうとしつつあった。
影が強まる中、少年達は足を早めて走る。麗らかな午後が終わりつつあるのだ。嵐がやってくる。
****
「やらかした…」
イグジスタは女子寮にある自室のベッドの上で丸まり、頭を抱えていた。
時計は夜10時を指している。窓の外は暗く、夕方から振りだした風雨が激しく窓ガラスを叩いている。
「うぉぉぉん!ど阿呆か俺は!」
外からの音に紛れ込むのをいいことに、丸まりながらごろんごろんバタバタと騒々しく飛び回る姿は、端から見られたら怪しい薬を使ったか、悪魔に呪われでもしたのかと疑われるほどの酷い有り様だ。
しかし、幸いなことに、この面白そうな光景を目撃している人はいない。何故ならこの異様な反省会は、イグジスタの自室で、同室の妹がシャワーに出掛けているのを良いことに、天蓋付きのベッドの上で行われているのだ。しかもご丁寧に幕まで降ろしている。完璧だ。
(俺は馬鹿か!馬鹿なのか!バカですっっっ!!)
現在、余り意味のない自己嫌悪で荒れ狂い、じたばたのたうちまわっているイグジスタだったが、暴れ疲れてグッタリとベッドに沈むと、グルグルごちゃごちゃした思考を何とかまとめようと考え始める。
(そうだよ!ゲーム内ではフロールは『パンデュール家の養子』になったものの、社交界では『パンデュールの実子』であるイグジスタに遠慮して、積極的に貴族達と関わらなかったせいで、ゲームが開始した『学園入学』以降に、攻略の面子と親しくなる!
しかし、今はどうだ?!事実上『後継ぎ』のフロールは、すでに攻略メンバーとは良い感じのフレンドシップを築いてるんですよ!
お…、俺の、俺の『学園入学してからメンズ達と妹の仲を妨害して、好感度を上げないようにしよう大作戦』はもうすでに無意味!)
はっきり言って、最初からがばがばな作戦である。
本人的には、『第一目標:妹をモンスターから守る』『第二目標:妹とアカン三連星とのフラグを折って、野郎どもの魔の手から守る』という優先順位で、第一目標の達成に準備をしつつ、第二目標は(学園入ってからイベント進行するみたいだし~入ってから考えればいっか~)などという、脳が痺れるくらいど甘いグラブジャムン(インドのおやつ。調べても良いけど、やめといた方がいいんじゃないかな。試すのはもっとやめた方がいい)思考だったわけだが…
不幸は、『開始時点からして違うから、前提条件の設定が変更されている』という事実を、イグジスタがすこっと失念し、尚且つ誰も指摘出来る人がいなかったということだろうか。当たり前だが、そんな指摘を出来る人など存在するはずもないが。
(はぁ~どうしたらいいんだ…出来ることはなるべくフロールと一緒にいて、お約束的好感度アップイベントを妨害する方面に動くとか…?)
しかし、イグジスタはここではた…と気がついた。
(…おおっと、ここでイグジスタ選手、痛恨のミス!
好感度アップイベントとか、スチル集めに興味がなかった俺は!シナリオを進めるための必須イベント以外は攻略サイト見て調べて流し見しつつ、脳ミソからは華麗にキャッチ&リリース!
つまり!)
「…お、覚えてねぇよ…イベントフラグとか…。どおすんだ…」
風はびゅうびゅうとけたたましい悲鳴を上げて荒れ狂っている。幕から抜け出し、音の鳴る方に足を向ければ、真っ暗な窓には虚ろな顔をした白髪の少女が独り。本当にくだらなく、どうしようもないことで悩んでいた。
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