第5話_強敵登場_
「ところで
「……どうしよう、何も考えて無かった 」
「そうだろうなと思ってたよ。
だから
正一は、大きめの紙を広げて権に見せる。
そこには、
「それがなんで、俺の両親に繋がる情報になるんだ? 」
「まず一つに、
これは、手紙に書いてあった内容だね。
「なるほどな!
「あくまで推測だけどね、これが外れても今度は、別のアプローチを考えればいいし。
それに
「確かにな、悪い事してるやつがいるなら、止めねえと 」
その様子を見ながら、正一は微笑む。
「まずは、一番近いここに行ってみようか。
「キビキビと働け、
発電所に
そこでは人間が、
その為身の回りの世話を、人間を力で
「もう動けません。
お願いです、休ませてください! 」
すぐに土下座して、主に許しを請う。
「
玉座に座っていた
女性が顔を背け、目を
壁がぶち
「宗教団体“
「そうみてーだな、正ちゃん。
あんたらもう大丈夫だ、俺たちが助けに来た!
守ってやるから、早く逃げろ! 」
彼らは逃げながら、
二人はその視線に、少なからぬ
「いかんなあ、彼らは神の
同じく神の
玉座に座っていた
扉から、幾人もの
「
彼らの力を知り、我らの教えに
光が収まった時、
「
「命中率も低いな、コイツら本当に
「取り乱すな、ただの
使徒二人が、玉座の男の命令に従い、近付いて拘束しようとする。
正面から近づいて来た使徒を、権は拳で
「誰が
「せめて全員でかかってきなよ、戦力の
「ぐう、我ら
奴らの望み通り、総員でかかれ! 」
人間ならば、反応できないであろうスピードだが……
「遅いな、鍛え方が足りてないぞ 」
「技も
誰一人として
二人の
「見事な立ち回りだ、囲まれぬよう常に集団の外側から攻め。
かつ倒した敵を、盾や
だがそのような小細工、
玉座の男は、ようやく腰を上げる。
そして、全身に
「この程度で終わるようなタマではないだろう?
少しは
「じゃあお言葉に甘えて」
男は肺から、全ての空気を絞り出される。
「行くよ、
男は、口をパクパクと動かしているが、肺に空気が残っておらず声にはならない。
「
プラズマの
激しい
「おーい、目え覚ませよ
加減したから、生きてるのは知ってるぞ 」
男は、既に関節を紐で縛られて、動けないようにされている。
「ふん、この私を負かしたか。
だが残念だったな、もうじき
私はすぐに助け出され、貴様らもより一層キツイ
「強がり言ってないで、
「ふん、私が
……待て、いや待ってください、貴方様はもしや? 」
男が、何かを口にしようとした時だった。
「
どうなされたのですか、その姿は! 」
権の事について質問されていた男が、穴から投げられてきた人物に向かって叫ぶ。
ポセイドーンと呼ばれた
「なんだ、先客がいたのか 」
開けた大きな穴から、空を飛びながら少年が入ってくる。
少年は、
「まあいい、どのみち全ての
俺が手を下す前に同士討ちしてくれたのなら、都合がいい 」
少年は、全身を
次回予告
少年の目的はなんなのか?
そして、権たちは無事に情報を手に入れることができるのか?
6話目、いよいよ物語が大きく動きます。
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