神格と神の力 ※21章以降ネタバレ含む
■神格とは
神のランク付けのようなもの。
高いほど強い神とされる。
神格が高いと、神様同士の戦いなら強い。
勝てば消滅させるか、傘下に加えることが出来る。
■神同士の戦い
神同士が同じ事象に干渉したとき、神格の高いほうが勝つ。
神格が低いほうの攻撃は通らない。
いくら力が強くても、神格に差があると無効。
RPGのレベル補正に近い
■神格を高める方法
信仰の力が大前提だが、担当が少ないことと物質世界への直接干渉能力か弱いほど神格は上がりやすい。
程度までなら簡単に上がるが、そこから先は大変らしい。
思想や行動に関わる神のほうが、神格は高くなる。
ラヴェンナはこの条件に合致するのでかなり神格は高い。
折居はこの条件に合致しないので、神格は低め。
開祖サムエルの神格も、物質世界への直接干渉能力があるため高くはない。
■神域
神域を維持するためには、物質の世界とつながりが必要。
根を下ろすという。
根がなくなると、神域は保てない。
そこに属する神ごと消え去る。
特徴がないと、根は下ろせない。
建物だったり大木、山などのケースが一般的。
建物の場合、修繕しないとダメ。
しかも形を変えてもダメ。
なので土地に変わった石を置いて、それを礼拝させることもある。
どちらにしても決まった儀式で補完しないとダメ。
儀式の煩雑さは、直接干渉の力に比例する
■折居の儀式
漁とか船に乗ること自体が儀式。
得られる力は弱いけど、数でカバー。
個人でなく、船に干渉している。
■根を増やさない神
ローカルな神は、それで満足して根を増やさない。
神にもコミュ障はいるらしい。
■神の性質
神は生まれたときに、性質が決まる。
その土地に根付いて、テリトリーを広げないか、テリトリーを広げるタイプ。
ラヴェンナは広げないタイプ。
折居は広げるタイプ。
■悪霊の消滅理由
悪霊が生まれたのは契約の山。
普通ならそこから、根を増やしてい。
最初は、各地に根を張っていたが、最初の使徒を食ったときに変質してしまった。
過去に張った根は消えた。
増やした根は、力のやりとりが出来ないと消える。
違う力を送られても、悪霊にとって苦痛だから切り離した
張っても吸えるのは、この世界の力のみ。
悪霊の中身は兄界に属するため、弟界ていかいの力は有害となってしまった。
生まれた根だけは別。
力をやりとりできるけど、しなくてもいい。
存在をつなぎ止める力がある。
■悪霊が開祖サムエルに押されていた理由
開祖サムエルは陣取り合戦を仕掛けた。
神域をどんどん自分の領域にしていった。
物質世界に、節操なく根を下ろしいく。
悪霊は自分で根を張れないから、教会や聖地は自分だけのものにす必要があった。
自分しかいないから、自分のもの理論。
だから偶像崇拝を禁止して、神の出現を防いだ。
開祖サムエルは張り切って、教会や聖地に自分の根を下ろした。
悪霊は実効支配できないけど、開祖サムエルは出来るため。
そうなると契約の山が奪われるのも、時間の問題。
■悪霊の悪あがき
使徒を暴走させて、世界をぐちゃぐちゃにさせる。
争いが起こって、開祖サムエルの攻撃は止まるわ。
信仰どころでないレベルまで混乱させるつもりだった。
あわよくばその混乱の中で、ハーレムメンバーや使徒が死ねば力を補充できる。
今は極限まで力が落ちているから、使徒が死ぬ確率は高い。
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