第21章 第7使徒6年~

凡例

★ 初登場

□ 前章登場済み



△主人公と周辺の人々-------------------


□アルフレード・ラヴェンナ・デッラ・スカラ 

 山の向こうからきた異邦人きた事実に辟易する。

 5年くらい住んだ屋敷に愛着があって、引っ越しは複雑な心境。


 クレシダの陰謀に感心して、称賛したくなるような面があり、事の善悪と技術を別けて評価する。


 ユウから半魔騒動の責任を糾弾されて笑いだしてしまう。

 ランゴバルド王国内でも、既得権益層からは嫌われている。


 人に嫌われてもまったく気にしない。

 計画通りに進んでいる時は、話が飛ぶ場合らしい。


 悩みを解決出来るから、悩みの操作も出来る。

 家臣からいじられても憮然としているだけなのは、厳格な態度だったら家臣は精神を病むからと判明。


 契約の山が爆発したとき、昏睡状態に陥る。

 回復後、自分が倒れたことを公表させた。


 絵も下手だと発覚する。


 言い訳が出来ない失敗に対して、別人のように冷厳。

 追求はとても厳しいと噂になっている。


 また新ギルドを後押しする方針は変えない模様。


□ミルヴァ・ラヤラ・ラヴェンナ・デッラ・スカラ

 アルフレードが半魔騒動の責任を糾弾されたことに心底腹を立てる。

 くだらない理由でも団結の大義名分になる人間社会の実情にやや呆れ気味。

 キアラがアルフレードに添い寝をしていたと知り激怒する。


□キアラ・ラヴェンナ・デッラ・スカラ

 アルフレードのクレシダ対抗策を聞き出そうとするが、

 アルフレードが半魔騒動の責任を糾弾されたことに心底腹を立てる。

 だが意に介さないアルフレードの態度に苦言を呈する。


 アルフレードの看病中はひっついて寝ている。

 ミルヴァもラヴェンナの母と聞き舌打ちをする。


□アーデルヘイト・ストリークヴェルダ

 アルフレードに内緒で極秘プロジェクトに着手する。

 筋肉はラヴェンナ創設からのシンボルなのに、折居像が敵に出来たことに我慢できなかった。

 ついに謝肉祭でシンボルを公開する。


□クリームヒルト・カーラー

 祭りの日にアルフレードから誘われるも、仕事があって涙を呑む。


□オフェリー・ルグラン

 マリー=アンジュの見舞いから戻った日は、エテルニタは絶対に近寄らなかった。

 触ろうとすると威嚇までする。

 そのエテルニタが逃げなくなったことにご機嫌。

 見舞いに連れて行こうとすると、猫パンチに加えて威嚇をされる。

 いずれは連れて行ける、と期待しているようだ。


 アルフレードが半魔騒動の責任を糾弾されたことに心底腹を立てる。


 石版の民が協力できない理由が理解できずにいた。

 最近ちいさな我が儘を言えるようになってきた。


 アーデルヘイトの極秘プジェクトに巻き込まれて、死んだ魚のような目になる。

 公務エリアとプライベートエリアを明確に別れていないと、気持ちの切り替えが大変らしい。


□カルメン・デッロレフィチェ

 自室では、淑女にあるまじきだらしないポーズで過ごす。

 愛想笑いを基本しないが、アルフレードにだけはするらしい。


□エテルニタ(1歳)

 カルメンの真似をして、壁にもたれて、オッサンのようにだらしなく座り込む。

 どうやら楽な姿勢らしい。

 

 みゃ! みゃ! みゃお~う


△アルフレードの家臣たち------------------


□シルヴァーナ・キティ

 冒険者ギルドの反発で板挟みになる。

 自分なりに我慢して欲求不満が溜まっているらしい。


□チャールズ・ロッシ

 クリスティアスの無謀な作戦に、考えあぐねてアルフレードに相談する。

 過去の苦い経験と、発停免じにアルフレードに言われた言葉を思い出して苦笑してしまう。

 アルフレードの怖さを再認識する。


□ロベルト・メルキオルリ

 アルフレードが紺とかから覚醒後、指示を受けて対処に動く。


□ジュール・ダヴォーリオ

 暗殺計画発覚以降、やや神経質になっている。


□ウンベルト・オレンゴ

 契約の山爆発によって、冷害を心配している。


□オニーシム・アレンスキー 

 こんどはマッチョの像を造らされた。

 さらに折居の素晴らしいさを1時間説教される。

 おかげでオフェリーを避けるようになった。


□トウコ・プリユラ

 山の向こうからきた異邦人に感心した。

 ただアルフレードと会わせることは反対。

 アルフレードの筋肉量が足りないのが理由らしい。


□デルフィーヌ・マシア・メルキオルリ

 アーデルヘイトとなにやら企んでいる。


□マガリ・プランケット

 自分の考える老人にとっての恐怖を伝える。

 下手な同情を嫌うタイプ。

 アルフレードに子供が出来ないと見抜いている。

 死後に立てられる同沿いので在について細かく注文をつけた。


 アルフレードに創業者と2代目の適性があることを見抜いている。


□プリュタニス・ラコニア

 山の向こう側について、軽視していたがアルフレードの示唆で考えを改める。


□ルイ・ホアキン・ロペス・メンヒバル

 陰でコソコソ何か企んでいるらしい。


□タルクウィニオ・テレジオ

 クリスティアスが仕掛けてきた海戦で勝利する。

 その後嵐を見越した猛訓練の結果、相手の志気を挫くことに成功する。


□ヤン・ロンデックス

 今まで騙されることが多かった経験上

 誰とでも仲良くなるが、どこかで一線を引く。


 アルフレードに対しては線を引かずに接している。

 むしろ全面的に信頼している。

 アルフレードが父親かのような態度に見える


 クリスティアスの大規模輸送作戦を囮と見抜いて、座視を決め込む。

 敵対しているフォブスの心情を正確に見抜いても居る。 


 ゲリラの任務が終わったが、チャールズと合流した。

 その時に、敵陣の異変を察知した。


 フォブスの攻撃に対して、巧みに部隊を動かして撤退に追い込む。


□エミール・デレッダ

 アルフレードにたいして一線を引いている。

 主君としては最良だが、何もかも見透かしているようで、怖さを感じている。

 穏やかに笑っている時が一番怖いらしい。

 腹の中で、なにを考えているか皆目見当がつかず、落ち着かない。


 アルフレードを嫌う人たちは、腹黒や陰険などと評するが、その気持ちをなんとなく理解できる。

 だが嫌いというわけではない。


 どんなに裏切られても、頼まれれば嫌と言えないヤンのお人好しには何度も腹が立っていた。

 だからこそ放っておけない心境となっている。


□イポリート・ウードン

 アルカディアに住む旧友からの手紙に頭を悩ませる。

 マガリの銅像のデザインができる絵師を紹介する。

 絵師がラヴェンナ専属で契約すると聞き、不満を漏らす。

 かくしてラヴェンナお抱えの踊りの師範となった。

 筋肉踊り隊の指導に情熱を傾けている。


△ラヴェンナ関係者-------------------


□セザール・サリニャック

 ラヴェンナ支部長に就任したのは、ギルド内部での派閥争いが影響したことが判明。

 昼行灯で誰からも反対されない人として白羽の矢が立ったらしい。


□ゾエ・ラペルトリ

 サロモンからアルフレードに助言を功ことを仲介した。


□パトリック・クノー

 冒険者ギルドの反発に苦々しい思いでいる。


□ソフィア・スカッリャ・ペザレジ

 旧友からのイポリートへの糾弾に憤慨する。


□ライサ・アハマニエミ

 謝肉祭で疲弊したアルフレードに、冷たい水を出してもてなした。

 裏社会からアルフレードへの返礼を託される。

 長命のダークエルフからみても、アルフレードは老人臭いらしい。


△ランゴバルド王国関係者-------------------

□ニコデモ・ランゴバルド

 都市ユウからのアルフレードの身柄引き渡し要求に呆れかえって拒絶する。

 魔物の襲撃など問題山積に憂鬱な気分となる。

 かくして問題をアルフレードに丸投げした。


□ティベリオ・ディ・ロッリ

 人類連合としての代表としてアルフレードの起用する問題点を指摘する。

 だがニコデモにあっさり説得されてしまった。


□ジャン=ポール・モロー

 火遊びを後始末をさせられているが、アルカディアの混乱をアルフレードに知らせてきた。


△シケリア王国の人物-------------------


□クリスティアス・リカイオス

 道標がある登頂は、すこぶる優秀。

 秀才と言って間違いないとアルフレードに評される。


 選択肢が増えるほど、能力を発揮できないタイプ。

 薄々自覚しているから、行動も徹底しない。


 大規模輸送を敢行して、自滅の道を転がり落ちた。

 反対する者は投獄するなり弾圧をしたが、あまり意味が無かった。


 海戦に一縷の希望を託した。

 その希望が敗れ、主要行が占拠されるとフォブスに謀反の疑いを掛ける。


□フォブス・ペルサキス

 クリスティアスの迷走に腹を立て、最後に匙を投げる。

 アルフレードのリカイオス評に得心する。


 最後は謀反を決断し、前線を掌握。

 攻撃をしかけ、優位に戦いを進めるも、ヤン部隊の動きを見て兵を引いた。


□ゼウクシス・ガヴラス

 フォブスが匙を投げて、サボータジュに及ばないか心配する。


 フォブスに謀反を決断させて、自分はクリスティアスの捕縛に向かい自死に追い込む。

 

□アントニス・ミツォタキス

 死んだふりをしていたが、フォブスの反乱を手引きした。


□ペイディアス・カラヤン

 餓死者までだしかねない、大規模輸送に反対して投獄される。


□クレシダ・リカイオス

 半魔の侵攻ルートが変化したことに困惑する。

 アルフレードの人間を熟知した策に上機嫌。


 アルフレードに愛憎が入り交じった感情を持っている。


 唯一の不満はアルフレードの矛盾に思える行為。


 心血を注いでつくった社会を、他人に委ねる。

 それを確実に自分より劣った者に。

 人を信じていないのに信じて託す。


 この矛盾に夢中になっていまった。


 契約の山が消滅したときに、使徒死亡との因果関係に疑問を呈する。


 クリスティアスを見捨てて次の段階にうつるための手引きをした。

 

□アルファ

 クレシダがアルフレードのことをうっとり話す度に不機嫌になる。


□ヴァイロン・デュカキス

 ディミトゥラの指示によって、王宮のリカイオス派を切り崩した。


□ディミトゥラ・シケリア

 クレシダの提案を呑むように、アントニスに助言した。


△アラン王国の人物------------------

□サロモン・アラン

 この混乱で打つ手が思い浮かばず、思いあまってアルフレードに助言を請う。

 プルージュが魔物に包囲されたと聞き救援に赴く。


 カールラに敵意を持っていたが、その態度になにかを感じる。

 死体は丁重に弔うように指示した。


△アルカディアの人物------------------


□ニキアス・ユウ・ラリス

 力の現象に怯えており、頑なに力を使おうとしない。

 ハーレムメンバーへの影響もほころびが見え始める。


 問題はアルフレードが自分に嫉妬して起こっていると決めつけ非難声明を出す。

 カールラの暗殺指示書について、珍しくマトモな見解を示す。

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で絶命した。


□ノエミ・メリーニ

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で絶命した。


□アンゼルマ・クレペラー

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で絶命した。


□ユリエ・ベドナージョヴァー

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で昏睡状態に。

 後に死亡。


□カルロッテ・オリーン

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で昏睡状態に。

 後に死亡。


□ブリジッタ・ティルゲル

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で昏睡状態に。

 後に死亡。


□カールラ・アクイタニア

 半魔騒動に為す術がない。

 頼みのユウは頑なに手を貸そうとしないため、途方に暮れている。

 自分の署名つき暗殺指示をトマの仕業と疑って激怒する。

 直後契約の山が吹き飛んたとき、悪霊の消滅の影響で気絶した。


 トマに服従を要求されるが、イチモツを噛みきる。

 警備兵達にトマを殺させて、後始末をはじめた。

 

 ひとりでも生存者を増やすため、冷酷な指示をして住民に憎悪されても意に介していない。

 サロモンの救援後、自死を賜る。

 その態度は多くの人に、何かを感じさせたらしい。 


□トマ・クララック

 脊髄反射と責任転嫁を繰り返す。

 深く考えずに、ミンクをばら撒いてクレシダの手助けをすることになる。

 捏造を気軽にしていたが、本人に自覚はない。

 ダブルスタンタードで自分に甘いのだが、正しい事として認識している。


 使徒が倒れたときには、天罰だと歓喜の涙を浮かべた。

 死んだと聞いて呆然とする。


 その後の混乱に、逃げられないと悟り最後に楽しそうとするがカールラにイチモツを噛みきられる。

 その後、カールラのこと場で警備兵に惨殺された。

 死体は城壁から放り捨てられてゴミのように扱われた。


△教会関係者-------------------


□アレクサンドル・ルグラン

 暗殺計画でアルフレードに陳謝すると共に、最近起き始めた奇跡について知らせる

 開祖サムエルの奇跡によって名声がより高まった。


△石版の民-------------------


□ベンジャミン・シャムライ

 アルカディアでの不可解現象が、審判の時を連想させるので同胞が動揺して動けないことをアルフレードに陳謝する。


△外の世界の人間-------------------

★ハンノ

 種族:人間

 性別:男性

 年齢:32歳

 身長:180cm

 体重:86kg

 スタイル:がっしりした体系

 髪の色:焦げ茶色

 瞳の色:青

 肌の色:やや褐色気味

 顔つき:自信に満ち溢れた顔


 カルメンから危険な人物の兆候があると判断された。


 表面上は口達者で社交的かつ魅力的。

 内面は非常に利己的で、自分のことしか考えない。

 自尊心が過大なまでに大きいので、自慢話が大好き。

 平気で噓をつく。

 

 結果至上主義なので、経過は無視。

 他人を踏み台にすることを躊躇しません。

 良心はないので、罪悪感は皆無。

 相手の目から感情を読み取るのは得意ですね。

 その特技から、人の良心を利用して食い物にする。


 探検家としては、極めて優秀。


△その他の存在-------------------

□悪霊

 開祖サムエルの攻撃に耐えていたが、契約の山が爆発して消滅した。


□ラヴェンナ

 開祖サムエルに半魔の情報を教えて、対策を指示した。

 だが他に神なしの宗教なので説得に苦労したらしい。

 キアラとも対面を果たす。


□折居

 実はかなり律儀。

 ラヴェンナをあねさんと呼んでいる。


★開祖サムエル

 現在の教会の開祖。


 短い髭をたくわえた黒髪の男性。

 意志の強そうな目だな。

 青いしま模様のキトンと、青い模様入りのタリスを着ている。

 足はサンダル。

 生きていたときの姿を模している。


 悪霊を倒すと鼻息が荒い。


★バラン

 ラヴェンナの筋肉の神として神格化された。

 筋肉と健康、愛の神。

 同性の愛まで担当している。

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