第20章 第7使徒5年~6年
凡例
★ 初登場
□ 前章登場済み
△主人公と周辺の人々-------------------
□アルフレード・ラヴェンナ・デッラ・スカラ
本人の知らないところで、勝手に奸悪無限とか呼ばれている。
記憶を失う前に、脳内でいろいろ思考実験しており基本的な思考法は残っている。
公平中立という言葉が嫌い。
自分の暗殺計画を聞かされても他人事である。
命が狙われると聞いて、楽しそうな顔をしているらしい。
自分のことになると、とんでもなく不謹慎になるようだ。
移住希望のエルフたちの情報から、クレシダの手先が活動している可能性に思い至る。
トマとは異なる委員会方式を設立する。
話が通じない相手には、『そうですか』とだけ答えて会話しない。
人為的な火山噴火が可能と聞き、将来の危機に頭を悩ませる。
ミルヴァたちが暗殺計画の対象になっているときき、態度を豹変させる。
暗殺計画の不自然な一致をクレシダの策だと見抜くが、無反応を決め込む。
□ミルヴァ・ラヤラ・ラヴェンナ・デッラ・スカラ
ラヴェンナでの情報公開の真意を流言の話から理解した。
アルフレードの命が狙われると聞くと、過去のトラウマからいても立っても居られなくなる。
地下都市の調査に行き詰まり、ライサをひきずり出す。
露出の高い服に目のやり場が困るアルフレードに、自分も着た方が良いのかと悩む。
ラヴェンナと対面するが、母親であると認めるのを渋った。
面倒な説明は、人に丸投げすることをラヴェンナに暴露された。
最後には、アルフレードをダシにラヴェンナと仲良くなる。
□キアラ・ラヴェンナ・デッラ・スカラ
隙あらばお兄さま史の執筆に余念がない。
お兄さまマイスターへの道は遠いらしい。
会議でシルヴァーナが余計な口を滑らせると本物のナイフを投げるようになった
暗殺計画を聞いても他人事のアルフレードに頭を抱える。
アルフレードとミルヴァがイチャつくと分かるように舌打ちをする。
□アーデルヘイト・ストリークヴェルダ
体調を崩したマガリを心配する。
□クリームヒルト・カーラー
アルフレードの言行をメモしはじめた。
教育で使うつもりらしい。
だが、大な量にゲンナリする。
□オフェリー・ルグラン
折居人形へのこだわりがとても強い。
□カルメン・デッロレフィチェ
ラヴェンナで一番多忙な人物。
エテルニタの世話。
耳目への技術指導。
錬金術の手伝い。
探偵業務の指導。
薬学研究所の初代所長を兼務している。
毎日3時間睡眠で移動中に睡眠の補充をするらしい。
たまに丸々3日寝てしまうが、事前に各方面へ、3日分の指示を出し終えてから爆睡する。
王都からきた薬学研修生に危険な兆候を感じて、アルフレードに報告をする。
△アルフレードの家臣たち------------------
□シルヴァーナ・キティ
ラヴェンナで社会の最底辺に対する受け皿がないことを指摘した。
また更正の大変さを知っている
暴飲暴食をオフェリーに見せつけて、恨まれている。
アルフレードから説明された貨幣経済の仕組みを理解して、周囲に驚愕される。
アルフレードにも地雷があると知って、驚く。
大判餡子熊王とアルフレードの呼び名を勝手に増やす。
大臣になるのに必要な条件を聞かれることが多いらしい。
□チャールズ・ロッシ
リカイオス領侵攻作戦の総指揮を執っている。
□ロベルト・メルキオルリ
避難港を軍事的な見地から検討する。
幼い息子が、折居像を気に入り妻のデルフィーヌと将来を心配する。
□ジュール・ダヴォーリオ
暗殺計画を聞いても他人事のアルフレードに頭を抱える。
妻から白髪が増えたと笑われたらしい。
□ルードヴィゴ・デル・ドンノ
大規模開発がまた舞い込みそうなので腹をくくった。
□ジョゼフ・パオリ
ラヴェンナにやってきた商会の船が横転し、対応に苦慮する。
□オニーシム・アレンスキー
ミントの調査で、効果を突き止める。
□エイブラハム・オールストン
独立市民の軽犯の再犯率に頭を痛める。
□ジラルド・ローザ
社会の底辺として冒険者を斡旋することを提案する。
□タルクウィニオ・テレジオ
ラヴェンナ海軍の総指揮を執っている。
死者がでるほどの猛訓練を施し、練度を一気に跳ね上げた。
その影響で、転属を願い出る者が現れる始末。
折居効果に目をつけて、海賊をおびき出して討伐もした。
結果として、海賊はラヴェンナの船に手を出さなくなる。
□マガリ・プランケット
アルフレードの可能な限り、社会の底辺を救う方針に呆れつつアドバスをする。
事故でもプラスに転化しようとするアルフレードに苦笑してしまう。
夏に風邪を引いて体調を崩した。
□レベッカ・ツィマーマン
ライサの捜し物占いを元に、地下都市に隠されていた書庫を発見する。
□オリヴァー・アーリンゲ
3度過ちを繰り返すものは、絶対に更正できないと指摘する。
□パヴラ・レイハ・ヴェドラル
貨幣経済の基本的な仕組みを聞いて頭を抱える。
□ヤン・ロンデックス
ゲリラ活動を本格的に開始する。
守るべき同じ国の兵士に物資を徴発される民衆を気の毒がる一面を持つ。
ゾエのお陰で鼻くそをほじることを止めた。
出撃前に野糞をするのがルーティーン。
出が悪いと、あっさり出撃を取りやめる。
アルフレードに迷惑を掛けないために、ピンコ・パリーノ《取るに足らない男》と名乗ってゲリラ活動をしている。
□エミール・デレッダ
ヤンの活動を運用面から支える。
ヤン一党にとってなくてはならない人物。
エミールが風邪をひけば、ヤン一党は飯が食えなくなるとの噂。
小さい頃から危なっかしいヤンが放っておけず、なにかと世話を焼いていた。
そんなヤンは自分に依存していることを危惧していた。
そう知りつつも、距離を取ることが出来ずにいる。
自分が捨てられたと思ったとき、ヤンは二度と立ち上がれないほど傷つく、と知っているため。
だがゾエと結婚すれば自分の役目は終わるだろうと、一抹の寂しさを感じつつも喜んでいた。
雛鳥の巣立ちを見守る親鳥の心境。
□シヴィ・リトラ
エルフにとって気持ち悪いミントを鋼の意志で耐えて、分析に成功する。
□ヴェルネリ・ソメルヴオリ
友好関係にあった同族のラヴェンナ移住許可を求めてきた。
ミルヴァが正妻で、なんとなくエルフは発言力が強い印象となっているため、発言には慎重を期している。
★セラフィーナ・ペルトサーリ
種族:エルフ
性別:男性
年齢:約200歳
身長:155cm
体重:38kg
スタイル:かなり痩せている
髪の色:シルバーブロンド
瞳の色:青い瞳
肌の色:北欧系の白
顔つき:落ち着いた感じ
ラヴェンナに移住してきた、エルフの族長。
元の土地で感じていた異変をアルフレードにもたらす。
土地を離れることは、皆が渋っいた。
それでも不気味な気配を感じ、決心した。
年長者ほど、不気味な気配を敏感に感じた。
△ラヴェンナ関係者-------------------
□マンリオ・デル・ドンノ
アルフレードに価値なしと判断された情報を、民衆に売りつけて金にする。
図々しさと抜け目のなさは相当なもの。
フロケ商会は目を着けてマンリオと契約。
時事情報を執筆することになった。
逞しさには、アルフレードも脱帽する。
今回はかなり重要な情報と証拠を持参する。
過去の経験から、ユートピアを支援している教会関係者は偽物と気がつく。
ユートピアを探ったときに、住民の半魔化と遭遇して必死に思いで逃げ帰る。
□ティト・ジョクス
古代都市から運び込まれた、石版を見て卒倒しそうになる。
□ライサ・アハマニエミ
地下都市の調査に、占いを活用するといわれ連行された。
△スカラ家の人物と家臣たち-------------------
□アミルカレ・デッラ・スカラ
やっと結婚相手が決まりそうらしい。
□バルダッサーレ・デッラ・スカラ
エルフ殺しのことを根に持っており、手紙で嫌味を言い続けている。
□アリーナ・パリス・デッラ・スカラ
匂いにめげず、エルフ殺しの味を認めて気に入る。
△ランゴバルド王国関係者-------------------
□ニコデモ・ランゴバルド
ジャン=ポールの計画に許可を出すが、アルフレードが激怒したことに驚く。
アフターケアに、最初ティベリオを使うことになった。
こんな時でも、家臣の能力を測ることを怠らない。
同時に発生した暗殺計画に、疑問を感じる。
□ティベリオ・ディ・ロッリ
アルフレード暗殺計画への助力とは無関係なので、高みの見物を決め込む。
暗殺計画の裏はアルフレードに調べさせるように進言した。
□ジャン=ポール・モロー
アルフレード暗殺計画の協力を強要され、形ばかりの協力をする。
即座にラヴェンナに証拠を送ってきた。
暗殺計画失敗後、アルフレードから踏み絵を踏まされ必死に後始末をする羽目になった。
△シケリア王国の人物-------------------
□クリスティアス・リカイオス
本人の知らないところで、アルフレードからの締め付けが強まる。
野盗の討伐が上手くいかずに、思いあまってペルサキスを頼る。
それでも後になってから足を引っ張ることはやめない。
自分が大勢力になると、猜疑心が勝って小物のような行動を取る。
クリスティアスは小勢力であれば、
大勢力を扱える器ではない。
出世を目指している間はいいが、自分が頂点に立った途端に精彩を欠く。
道半ばで倒れれば名君。
功成り名を遂げると暗君。
ある意味気の毒な人物である。
□フォブス・ペルサキス
どんどんメッキが剥がれるクリスティアスに失望する一方となる。
シケリア王国内に出没する野盗の手練れを認めた。
野盗の討伐任務を受ける。
主君に注文をつけて約束させたが、守られないことを知っている。
ヤンとの戦いで、ヤンに対して夢中になっていく。
ヤンと一騎打ちをして、ますます惚れ込んでしまった。
一騎打ちでは、集中していれば神業を繰り出せる。
プライドは高いが、相応の技量を持った人物には、ほぼ無制限に寛容になる。
□ゼウクシス・ガヴラス
各方面からの情報を集めているが、力不足に歯がみするケースも多い。
野盗討伐で、ペルサキスを補佐するが悩みは絶えない。
□クレシダ・リカイオス
アンフィポリスの統治を成功させる小道具として、 両親を公金横領の罪で公開処刑した。
アンフィポリスの住人たちは熱狂してクレシダを指示し始める。
役人たちもクレシダを見る目が変わる。
アルフレードが唯一の天敵。
7-8歳の頃ですが、とある商会を訪問した。
一度も訪れたことのない場所でも、知っているかのようだったらしい。
それいこうその商会との繋がりを密にしている。
側近たちはそれを機に総入れ替えをした。
移住したエルフたちが済んでいた近くに、研究所を持っている。
その破棄を命じるが、エルフ達への口封じまでは不要と判断した。
アルフレードの気を惹く為、良心を処刑したが見向きもされないことにご不満。
使徒やトマ、カールラに対して辛辣な評価を下す。
アルフレードひとりだけが、対等の関係と認識している。
刺激のない恋愛は駄目なタイプ。
自分が殺した人の頭蓋骨を遊び道具として、手元に置いている。
アルフレード暗殺計画を利用して、同時に発生するように調整した。
アルフレードの障害を取り除くのが目的である。
この戦いは自分が圧倒的に有利だと知っているので、アルフレードから負けたときの言い訳をさせないため。
そして自分の存在にたどり着くことを期待している。
理屈でわかる愛は興醒めらしい。
キアラのお兄さま史を愛読しており、アルフレードの手法を真似して人を操った。
□アルファ
細かいことを心配しないクレシダに注意換気を行う。
クレシダがアルフレードのことになると理解不能な言動になるのが心配の種
□アリスタイオス・アンディーノ
リカイオスの手で誅殺された。
△アルカディアの人物------------------
□ニキアス・ユウ・ラリス
得意絶頂で建国宣言をするが具体的なプランは持っていない。
ジャーナリストという職業を新設させる。
今までの失敗は、従来の世界に遠慮していたからだ、と思い込んだらしい。
ありとあらゆる転生前の職業を移植しようと試みる。
転生前でも優秀と評価されないタイプの社員。
職場環境もあり、指示にはイエスというが、指示の確認などをしない。
ブラック企業での社会人経験はまっくた役に立たなかった。
転生前の社会が正解なのだから、部品だけつくればあとは勝手に繫がると無邪気に思い込んでいる。
ハーレム増員の話に言葉で迷惑がりつつ、前のめりになる
□ノエミ・メリーニ
マリー=アンジュの記憶が薄れていることに内心恐怖している。
□アンゼルマ・クレペラー
マリー=アンジュの記憶が薄れていることに内心恐怖している。
□カールラ・アクイタニア
ユウの暴走に困惑しつつ、トマの言い争う日々
モルガンを個人的に信用しているらしい。
アルフレード暗殺計画が、あまりにバカバカしい理由で失敗したことに愕然とする。
モルガンから聞いたトマの変節に恐怖心を抱く。
□トマ・クララック
ユウの暴走に怒り狂う。
カールラと不毛な言い争いを続けている
善人面をしているアルフレードを嫌悪している。
他力本願が本質で、自分にとって不都合な情報は遮断する。
アルフレード暗殺計画が失敗して、状況が不利になりすぎたので記憶の改変が始まった。
△世界主義者-------------------
□モルガン・ルルーシュ
トマの妄想に苦笑しつつ、カールラを制御している。
ハーレムの増員を打診する。
カールラの頑固さに内心呆れるが、まだ手駒としての利用価値を認めている。
トマの本質をしっており、記憶改変の特技をカールラに教える。
△その他の存在-------------------
□ラヴェンナ
ミルヴァと対面するが、いつものようにマイペース。
ミルヴァをドン引きさせるほど、女神らしくない。
□折居
加護の力は大きい。
折居の船首像をつけた船は、ご利益がある。
航海に危険が迫ると、船長は異様な胸騒ぎを感じる。
もしくは本来しないはずの船酔いになってしまう。
それを無視して強引に航海を続けた船は、ことごとく難破。
もしくは海賊に襲われる被害を受けた。
この噂は一気に広がり、ラヴェンナの民間船はすべて折居の船首像を取り付けている。
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