第5使徒事件 【※16章以降のネタバレ込み】
第5使徒が犯罪組織の街を襲撃した事件につての真相
□発端
犯罪組織の小物であるアルマンドをアイオーンの子が唆して、麻薬をつくらせていた。
本来は紳士協定で裏社会の勢力の食い合いは避けるのだが、アイオーンの子が金ほしさにそれを破った。
抗争は人数の多い犯罪組織側が優勢となる
□バシレオスが犯罪組織を敵視した経緯
バシレオスの取りえは顔と剣の腕。
頭はそんな良くない。
調べ方は杜撰そのもの。
それでもアルマンドにたどり着いたのは、同じ恋人にアイオーンの子がいたため。
アルマンドと犯罪組織の関連をバシレオスに吹き込む。
操作が難航していたバシレオスは、その情報に飛びついて信じ込む。
かくして犯罪組織の拠点で暴行を働いた
□バシレオスが信じ込んだ理由
使徒はハーレムまでが世界の全て。
それ以外は都合が良ければ野生動物扱い。
そうでなければ害獣扱い。
ハーレムメンバーはそれ以外の人たちを見下しており
外部からの話はうのみにしない。
だがハーレム内部での話を信じないと
不和を招いたとしてハーレムから追放もあり得る。
自分の席がなくなって、人から獣に落ちる恐怖に襲われるので信じ込むしかない。
元々個人的な復讐として捜査はひとりでやっていた。
この前提条件と、捜査の難航による焦りが合わさり犯罪組織が犯人だと信じ込んでしまった
□結末
犯罪組織の街はエレニによって壊滅させられた。
アルマンドと結託した闇商人、アイオーンの子は逃げおおせる。
アルマンドは油断して、王都にあたらしい顧客作りに訪れたところをライサに殺害された。
闇商人も同様であった。
エレニが真相を知ったかは謎。
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