マジックアイテムの生成 ※26章追記あり

■素材の選定

 マジックアイテムなので元になる道具を選定する。

 ・鉱物

 ・生物、または死骸(植物も含まれる)


■制約

 マジックアイテムは原則1つのアイテムに1種類の魔法を込められる。

 本編で行っている通話機は、魔力を遮断する素材を含めることによって2種類の機能を実装している


■基本原則

 使用者の体内魔力を引き出し、自然魔力を吸収する。

 そして埋め込まれた効果を発現する。

 体内魔力を引き出す際に水晶が最も引き出した魔力をロスなく伝達できるため高額。

 それ以外は現在、ガラスが魔力を通しにくいと言われている。


■魔力を込める

 テンプレート化されている魔法のイメージを素材にすり込む。

 術者の能力によって、効果が増減する。

 強い威力や、複雑な効果を持つ魔法はより集中して魔力を込める必要がある。

 また、効果の複雑さによって相応の大きさが必要。


■呪いのアイテム

 通常のアイテムは意識的に体内魔力をこめる。

 呪いのアイテムは強制的に体内魔力を吸い取る。

 そのためには体内魔力を強制的に吸い上げる特殊な素材を埋め込む必要がある。

 微量ながら負の魔力が含有する鉱石が必要。

 ただし負の魔力の存在は知られていないので、この世界の人からは特別な鉱石と思われている。


■使い捨てのアイテム

 主に液体がそれに該当する

 魔法を込めるためには水晶でできた容器にいれて、魔法をこめる。

 そしてすぐにガラスの容器に封印する。

 液体が自然魔力と接触すると、こめた効果が発現する。


■魔力の強さと水晶の関係性 ※26章追記

 流れる魔力が強すぎると、核となる水晶が壊れてしまう。

 使徒の魔力は膨大で、使徒が使うアイテムは特殊な作りとなっている。


■水晶の働き ※26章追記

 マジックアイテムの核となるのは水晶なのだが、魔力を込めるとき水晶内に、微細な通路がつくられる。

 これは目に見えないほどの細かさ。

 魔族がこの技術に長たけているのは、より微細な通路がつくれるから。


 ただ小さな水晶に複雑な機能を詰め込むと、魔力が流れないはずの場所や経路に漏れ出す。

 ラヴェンナ工房内でこれを漏れ魔力と名付けた。


■漏れ魔力 ※26章追記

 漏れ魔力自体は動作に支障を及ぼさない。

 注ぎ込まれる魔力の半分は、漏れ魔力になっているらしい。

 非効率になる。

 この漏れ魔力は、不必要な負荷を水晶に掛けてしまうため、故障の原因となる。


 

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