23話『一日のはなし』

 あまりの暑さと湿気に耐え切れず、六月前にしてとうとう冷房という名の最終兵器を作動させてしまった忍耐力ゼロの夜叉です。

 名無しの夜叉ってPNだと助詞が入って言いにくいので以後「夜叉」に統一します。厨二全開なのはいつもの事なので気にしないで下さいね。

 もう手遅れなので(ニッコリ)。

 それでは、千文字程度でざっと今日一日を振り返ってみます。そんなに書くことあるか分かりませんが。

 朝、凡そ十一時半頃に目が覚めます。

 十一時を朝と呼んでいいのか否かはさておき、先ず最初にすることはスマホの通知の確認です。スマホ依存症かと言われれば否定出来ませんが、別にゲームをしたり動画を観たりする訳じゃありません。

 アプリやらLINEやらTwitterやら、特に寝起きの朝は通知が特に溜まりに溜まっているので、早々に処理する必要があるのです。秘技・高速スワイプで大量の通知を右へ左へ飛ばしていきます。

 え、お前にLINEやTwitterの通知なんて大して来ないんじゃないかって? 

 ……

 そ、その後は寝巻姿のまま玄関へ出、転寝うたたねしながらポストから朝刊を搔っ攫っては朝食を頬張りながら流し見していきます。

 ちなみに朝食はパン派です(どうでもいい)。小学生の頃は何故か好んで米を食していた記憶があるのですが、ここ数年は専らパンしか食べてませんね。矢張り朝は、多忙故に手軽に済ませられるパンの方が楽です。

 時間に余裕が出来れば米も美味しくいただきたいですが、それが叶うのは定年退職後になりそうです(遠目)。

 昼、凡そ一時頃に頬杖を着きながら映像授業を視聴し始めます。

 これは、ウチの学校の(に̶っ̶く̶き̶)教師等が教壇に立って授業を進めていく様子を動画にしたものです。動画内だからなのか若干教師のテンションが高いのが難点ですが、分からない所は一時停止したり時を戻したりして何度でも見直せるなど、利点が多いです。

 休校が終わってもずっとコレを続けていきたいというのは僕の身勝手な願望ですが、無論叶うことは無いでしょう。家で勉強が完結してしまえば学校の存在意義が皆無なので。

 昼食を摂った後は、特に目的もなくダラダラとスマホを弄ったりゲームをしたりして時を過ごします。これぞ暇人、いや廃人です。

 昼下がりに急ににわかあめが降り出したので、その激しい雨音でビートを刻みながら音ゲーに熱中していました。

 そして洗濯物を取り込み忘れ、仕事帰りの親にぶん殴られるまでが定形テンプレです。

 夜、飯食って風呂入って寝る。

 以上! 

 マジで特筆すべきことが万に一つも無い。

 えーと、うん、どうしよう。

 ……それでは、此処まで御付き合い頂き有難う御座いました(強制終了)。







 ……何か今までで一番酷い出来だな。



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