13日目『とある狂ったマンガの話』
いつもは日を跨ぐと同時に深夜テンションで綴っているのですが、昨夜は
かと言ってコレを書きながら寝落ちしてた訳では無いですけどね。コレそっちのけでネットでマンガ読んでました。教科書や問題集ばかり読んでいると、文字よりも絵に触れたくなってしまうのです。活字はもうお腹いっぱい。そんなことを言いつつ只今活字を羅列している所なのですが。
それで、僕が読んでいたのが『連ちゃんパパ』というマンガになります。
最近ネットで話題になっているので耳にした方も居られるやもしれませんが、このマンガは『パチプロ7』という漫画誌に連載されていたものです。それが今回某サイトにて全巻無料で読めるということで話題を呼び、僕もその波に釣られ読んでみたわけなのですが……
ハイ。ヤバいです。なんと言うか、こう、えげつないです。マジで(語彙力)。今まで生きてきた十余年で培った語彙力がいとも容易く崩壊する
(以下ネタバレと胸糞を含みます)
オブラートに包んで『連ちゃんパパ』のあらすじを簡単に説明しますと、
「パチンコ狂いの妻が家出し、残された主人公とその息子が、妻がパチンコに使った借金300万を返済させる為に借金取りに追い掛けられながら妻探しの旅に出る」
です。これでもオブラートを三重に包みました。これだけ読むと、妻がクソ過ぎて、主人公とその息子が不憫に見えてきます。僕も最初の数巻まではそうでしたし、その時はまだ、主人公は妻とは違って倫理観のある常識人に見えました。
しかし、このあらすじ自体はただの建前でしかありません。
作中では割りと早い段階で妻と再開し、妻は主人公と共に帰る事を伝えておきながら、不倫相手とそのまま逃げます。そして妻を見限った主人公は職も無く、放浪の道中でハマってしまったパチンコで借金を返済し始めるのです。
このマンガの本当の地獄は此処からと言っていいでしょう。主人公はどっぷりとパチンコの沼に浸かり、借金取り、知人、友人、親、更には教師時代の教え子から借り、又は貰った金を全てパチンコで溶かし尽くします。溶かしては借り、借りては溶かしの愚行を幾度と無く繰り返す主人公に頭痛がして来ます。
もう三百万借金し不倫し家出した妻がマシに感じるという異常事態が発生しますが、それで終わらないのが「連ちゃんパパ」の主人公です。
有り金をドブに捨て無一文となった主人公は、借金取りのもとで借金取りをし始めます。
もうここから訳が解りません。
元教師なのにも関わらず小学生の子供が居る債権者リストを重点的に漁っては子供を脅して借金返済させ、バイト先の店長をパチンコ中毒にして家庭崩壊させ、息子を三百万で売り、息子を保護した女性教師を強(ry
……これ以上言うと僕の身がもたないというか吐きそうなので止めますが、このようなあらすじになっております。吐き気を催す邪悪とは正にこの事を言うのでしょうね。
一番の被害者が息子であることは間違いないでしょう。最終的に自閉症に陥ります。
……何このマンガ。
内容が内容ですが、グロシーン等は一切ない一見子供向けとも見れる絵になっていますので、そっち系の耐性が薄い方でも安心して読めると思います。その分中身が地獄だけど。
もし興味を覚えたのであれば是非読んで欲しいですが、気分が悪くなった場合は即座にブラウザバックすることを推奨します。精神崩壊しかねないので(体験談)。
こんなもの深夜に一気読みするんじゃなかったよ。
それではまた深夜、日付が変わった時間にお会いしましょう。
妻や主人公がクズ過ぎて相対的に借金取りのオッサンがガンジー級の聖人に見えるってこれもう訳が解らない。
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