第11話 サマーダイブ!!①
リーリーはひとり、食堂で無料の昼食をとっていた。
リーリーは苦学生だ。親からの仕送りもなければ、自分でギルドの仕事をこなせるような強さもないので、必然的にお金がない。
期待できるのは、たまにマスターがお小遣いをくれる事だ。しかもマスターはリーリーに弱い。確信犯である。
「うー、たまには美味しいものが食べたい」
タピーオとか、メルおばさんのパンとか。
なんて悩んでいると、
「リーリー!!大変なんだよ、ちょっと来て!!」
クラスメイトのノアがやってきた。
「どうしたの?」
「それがさ、ジルくんが、ジルくんが殺人事件の犯人になっちゃうかもしれないんだ!!」
「は?」
ときにこのクラスメイトは、物事を正しく解釈する能力が欠如してしまうので、リーリーはあまり鵜呑みにしないようにしている。
「と、と、とりあえず、はやく来て!」
そしてまた厄介なほどに強引である。強情でもある。
小柄なチビ助のくせに、なんて面倒な性格なのかと、リーリーはいつも不思議で仕方がない。
「わかったわよ。もう、お昼ご飯くらい静かに食べたかったのに」
そんなリーリーの呟きも、ノアの耳には届いていない。
リーリーはため息とともに席を立った。
やってきたのは男子寮。
ノアとリクの部屋の前には、ジルとその取り巻きのバリーとチェスター。あとは何人かのクラスメイトがいた。
「おい、出てこいこのゴミ野郎!」
「いつまで引きこもってんだハゲ!」
「引き摺り出すぞクズ!」
クラスメイトたちが口々に叫ぶ。
「なにこれ?」
呆れたと、いうように口を開くリーリー。
「あ、リーリー!お前アイツと仲いいだろ、引っ張り出してくれよ」
「なんで?」
正直なんであたしに言うのかわからない。とリーリーは思うのだ。
「だって、もうすぐ長期休暇だろ?ほら、アレがあるじゃん」
クラスメイトの言葉に、あああれか、と納得した。
確かに全員参加のアレは、結構重要だ。
「アレの為にさ、先生が引っ張り出してこいって言うから」
「ってもなんで俺たちがこんな引きこもり連れ出さなきゃなんねーんだよ」
その場の全員が不服そうだ。とくにジルバートなんかは、クリスタルを使って得意の召喚魔法を展開しようとしていた。
確かに。これはもうちょっとで殺人事件になりそう。
リーリーはまたため息を吐いた。
まあ、あっちはそんな簡単に死なないけどね。
なんて、リーリーとノア以外は知らない。
「おーい、リクー?」
リーリーが声をかけると、扉の向こうで、ヒッと息を飲む声が聞こえた。
「さっきから開けようとしてんだけどさ、どんだけ押しても引いてもビクともしないんだよ」
クラスメイトのひとりが言う。
そりゃそうでしょうね、とリーリーは思う。あっちは吸血鬼だもの。本気でドアを抑えてるんでしょうよ。
「リク?ちょっと出てきてよ。あんたのせいでみんな困ってんのよ?」
返事はない。
「わかったわ。あんたがそのつもりなら、あたしあんたの秘密言っちゃうね」
息を飲んだのはノアだ。
「え、ちょっと、いいの?」
「大丈夫よ」
リーリーは小声で答え、
「実はリクは、めちゃくちゃ虫が苦手でー、ギルド対抗戦のときにー、きゃああああっ!?」
扉が急に開いたかと思うと、リーリーが部屋へ引きずり込まれて行った。
呆然とするクラスメイトたちである。
一方室内。
「ちょ、何すんのよ本気でビビったじゃない!」
「やめて、虫の話はしないでクダサイ」
弱々しい声で言う、リクの顔を見たリーリーはビビった。
「ヒッ、おばけ!?」
いつもよりも顔色が悪い。それどころか、どうしたらそうなるのか、寝癖がヤバい。しかも、目の下には特大の隈。だらしのない男がそこにいた。
「そう、俺はどうせ化け物だし。ゴミ野郎だし、クズだし。俺なんかいなくても世界は回るんだよ。俺が数日ログインしなくたってパーティメンバーは気にもしないんだぜ。さっさと次のステージ行って俺にはアイテムも残ってないんだぜ」
「えー……」
どうしたのこいつ?というのが、リーリーの感想だった。
「どうせ俺なんか、ロクデナシのサイテー野郎だよ。嫌な奴だよ、人で無しだよ文字通り!まあ仕方ないよな、俺も悪い事いっぱいしてきたからな!今更気にしても過去なんて変わんないからな」
あー、そういう事。
この間の事、気にしてるのね。
リーリーは正確に、この間のピエロ面とリクの会話を聞いたわけではない。が、後々ノアから聞いた話では、やっぱりリクとピエロ面の男は知り合いらしく、しかもリクは男の正体がわかったっぽいとの事だった。
ただ、あんなに無気力なリクを見たことがなかった。
ちょっと確かにクズだけど、いつも自信満々なリクだから、あんなに悲しそうな、寂しそうな顔は見たことがなかった。
「はあ。あんたも人なのね」
思わず溢れた言葉に、リクがビクリと肩を震わせた。
やっぱり、どこか頼りなげに怯えた顔だ。
「人じゃないさ。吸血鬼だから。人だった時なんて、たったの14年間だけだ」
「へー、あんた、最初から吸血鬼なんじゃなかったの?」
「まあ、そうだけど。つか、最初から吸血鬼なんているのか?」
ん、と疑問が浮かぶ。リクは確かに吸血鬼だ。リーリーも血をあげたことがあるから、それは疑いようがない。
「伝説では、吸血鬼は最初から吸血鬼よ?まあ、昔の話だから、確証は無いし調べようも無いけど」
「そう、か。あ、でもほら、太陽が平気なのはなんでだ?」
「どういう意味よ?みんな太陽は平気でしょ?」
あれ?という顔のリクだ。
まあよくわからない会話だけれど、とリーリーは首を傾げて、それから話題を変える。
「そうだ、リクは海って見たことある?」
不審げに眉根を寄せるリク。
「昼間の海は見たことがないけど、なんで?」
「昼間?……まあいいや、もうすぐ長期休暇なんだけど、それにあわせて、研修があるのよ。そこがまた最高な所で、浜辺沿いにたつ研修施設を使えるの」
みるみるリクの顔が明るくなっていく。どんよりした瞳はどこへやら、キラキラとした輝きに満ちていた。
あまりの変化にちょっと引いてしまうリーリーである。
「うわ……、それで、結構自由時間もあるんだけど」
「俺も行く!!」
「立ち直りはえーなおい!?」
ガバッと立ち上がって、リクはガッツポーズを決める。
というわけで、リクはたった1日の引きこもりから抜け出したのだった。
部屋から出たところを、クラスメイトたちにフルボッコにされたのは言うまでもない。
クリスティエラ第一魔法学園には、生徒が楽しみとするイベントがいくつかある。
先の学園内ギルド対抗戦もそのひとつであるが、夏の長期休暇の前のこのイベントは別格である。
何のことはないただの研修旅行で、クラスごとに順次、3泊4日で王都の研修施設に行くのだが、そこがまた海沿いのリゾート地にあり、さらにはプライベートビーチで空き時間は自由に遊べるのだ。
「いやっほおおおお!!」
そんな夏の特別イベントを迎えた俺たち!
テンションが上がらないわけがない!!
砂浜に向かって駆け出した俺の襟首を、リーリーの無慈悲な手がむんずと掴む。
「グハッ!!」
「あんたは犬か!走り回るな鬱陶しい!」
周りを見ると、クラスメイトがドン引きしている。
「リク、お前罰としてこの荷物運んどけな」
素っ気ない声で俺を名指しするのは、赤髪ショートカットの女教師。
担任のウルシュラ・ベチェカだ。
こいつは俺に当たりがキツイ。だいたいリーリーの100倍くらいだ。
編入当日に、俺を教壇に置き去りにした、あの教師だ!!
「なんの罰だ!?」
「敬語!!」
「なんの罰でありますでしょうか!?」
「うるさい!やれ!」
うぐぐぐっ!!
ちくしょう。シクシク。
俺は仕方なく先生のバカでかいうえにバカ重いカバンを持った。自分の荷物が可愛らしく見えてくる大きさだ。
宿泊施設の正面からクラス全員が中へはいる。広々としたロビーは、まさしく高級リゾートホテルだ。
「よーし、みんなそれぞれ鍵を受け取ったら、荷物を置いてここへ集合な」
先生はそっけなくそれだけ行って、さっさと自分の鍵を持って去っていく。
その後を、いそいそとついて行く、荷物持ちの俺。
「おい、リク!」
急に振り返った先生が、俺に詰め寄ったかと思うと、足で壁ドンしてきた!
「はひぃ!?」
「お前、何もんだ?」
やべぇ、この先生そっちの筋の人かもしれない!!
「な、ナニモン?ナニモンでもないですって」
「んなわけないだろ。この間の街での事件。アレはお前が関わってるって噂だ。それにお前の動き、ありゃ人間技じゃねぇ」
ギルド対抗戦以来、教師たちの俺を見る目が変わった。もともと相手にしていなかったものを、今度は値踏みするような視線を向けるようになっていた。
著しいのはこの先生だ。完全に目をつけられている。それも、厄介な生徒だという風に。
「先生だって身体強化魔法できますよね?俺もそれですよ」
「いや、お前は魔力を使用しているようには見えない」
ギクッ!!この先生鋭い!!怖い!!
「なのにあの街の事件の時、特大の爆発を起こしたそうじゃないか。お前、何企んでんだ?」
「企んでないっすよ!」
「ふん、まあ、いずれお前の正体暴いてやるからな」
フン、と鼻息も荒く、先生は荷物をひったくると、自分の部屋へ入っていった。
おっかねー。リーリーなんかまだ可愛いわ。
「やれやれ」
困ったなあ。少し気を付けて生活するか。
が、そういう時に限って、不運が重なったりするのが、人生というものだ。人じゃないけど。
研修初日は、王城からの来客の公演という事だった。
そもそもこの研修自体、国が実施するお仕事紹介キャンペーンのようなもので、「お前らの将来はギルドだけじゃないんだぞ!」という話を聞くというものだ。
例えば王国兵団なんかが人気らしい。
国内外の警備が主な任務だ。基本は城の警護だが、時に魔物や犯罪組織なんかを鎮圧する団体で、ギルドと違う点は固定給というところか。
あとは医者やら研究職やら教員やら。
ただ、クリスティエラ第一魔法学園は、ギルド特化しているため、勧誘の効果はあまりない。
要するに俺らからすれば、国が金出してくれるし旅行がわりに参加しようぜ、みたいなノリだった。
1日目の午前中は移動に費やしたため、午後からさっそく最初の研修となった。場所は敷地内に作られた訓練所だ。体育館みたいな作りで、一階と二階に出入り口があり、宿泊施設と繋がっている。
「よく来てくれた!!オレは国王軍所属のダンテ・クロードだ!階級は師団長!よろしく!」
そんなうるさい挨拶をかましてくれたこの大男に、クラスメイトたちはザワザワし出す。
「すごーい!有名人だ!」
隣のノアが両腕を上げて、びっくりした顔をしている。随分古典的な動きだ。
「なにがすごいんだ?」
「この人は、国を代表する軍人さんで、魔物を素手で倒したことがあるんだって!」
「俺だってできるもん」
と、言うと、後ろからリーリーに叩かれた。
「あんたと一緒にしないで!」
そりゃそうだけど。でも張り合いたいと思うじゃん?男の子だもん!
「今日はオレが直々に手合わせしにきたぞー!さーかかってこい!!」
は?と言う空気が流れた。クラスメイトは皆ぽかんとしている。
「どうしたー?お前ら、将来はギルドに入るんだろ?王国兵とどっちが強い勝負だ!!」
ニカッとわらうこのおっさんに、きっと悪気はないんだろうなぁ。
でもほら、ジルバートなんか額に青筋たててんぞ。
リーリーも怒ってんじゃね?と、リーリーを見やると、予想に反してそっぽを向いて居心地悪そうにしている。
「あれ、お前こういうののっかりそうじゃん。どうした?」
「あたしがまるでキレやすいみたいに言わないで!」
違うのかよ!つか違わなくない?
「おーい、どうした?元気ないぞー!!」
「うるせぇ!」
一番に手を出したのは、やっぱりジルバートだ。
「僕らだって鍛えてんだよ!」
パシッ、軽いパンチは、やっぱり軽く止められる。ジルバートは体術派じゃなく、バリバリの魔法特化型だ。クリスタルを使用してバンバン召喚魔法を出せるのは、実は凄いことだったりする。
俺にはできないからなおさらだ。
ただし沸点が低い。低すぎる。
「ハッハッハッ、そんなパンチじゃちっとも効かないぞ!?」
と、誰かが火の魔法で火球をぶん投げた。
「おっと、惜しいなあ」
全然惜しくはないだろ。軽く躱しといてよう言うわ。
「どんどんこーい!武器使ってもいいぞー!」
その一言で、その場はついに大混乱となった。
「もうおわりかー?」
約1時間、おっさん対俺らの攻防は続き、しかし今や立っているのは数人のみ。
おっさんは綿の上下のラフな格好だが、汚れひとつついていない。
かたやクラスメイトたちは、制服を埃まみれにして地面に転がっている。ついでに各々の武器もその辺に散らばっている。
「おー、すげぇ」
側から見ていると面白かった。おっさんに吹き飛ぶ人間たち。ハッハッハッ、ザマァ!!
「おい、カス、なんでテメェは参加しないだよ!?」
ジルバートが悔しげに膝をつきながら叫ぶ。
するとどうだろう。他のクラスメイト達も一斉に怒り出した。
「てめぇ、このヤロー!」
「傍観してんじゃねぇよハゲ!」
「クソギルドのクソが!」
言いながら、誰のともわからん武器やらも飛んでくる。
この子らボキャブラリーが貧弱だわ。ついでに暴力的!
一際鋭く投げられた短剣、(しかも同時に二本!)を指の間で掴んでやる。
クラスメイト達から舌打ちが聞こえた。
「なに、お前ら俺のことほんと好きだな」
「ちげーよバーカ」と言う声が聞こえたが無視する。
「む、キミはてっきり自身がないから参加しないのかと思っていたのだが」
おっさんが悪気なく言う。
「違いまーす。クラスメイトが吹き飛ぶのが面白くてザマァとか思って見てました!」
俺は短剣を両手に持ち、逆手に構えた。
「ほう、一対一が好きなのかな?」
「そうでもないっすよ。俺が負けること無いんで」
タン、と軽く地を蹴れば、もうクラスメイト達には視認できないはずだ。だが、おっさんはやっぱりしっかり防いできた。
「ぐぬっ!」
正面から突っ込むと見せかけて、背後へ跳び、空中から構えた短剣を振り下ろす。おっさんは前へ跳んで避けた。が、俺は片足が地面に付くと同時に再度ダッシュ。
「おっとっ」
地面を滑るように走る俺の前に、おっさんの蹴りが迫った。それを前方宙返りで交わし、またもおっさんの背後を取る。
殺ったな、とおっさんの背後を逆さまで落下しながらナイフを首に当てようとした、まさにその時、
「ん"、ん"んっ」
と、咳き込む声に視線を向ければ、ウルシュラ女王が、訓練所の二階、手すり越しに俺を見下ろしていた!!
逆さまのまま、焦る俺。
え、マジやばくね?あいついつから見てたの?とりあえずナイフ捨てたほうがいい?
などと考えている時間が長すぎた。
「ふぎゅっ!!」
俺はなんとも情けない声を漏らし、顔面から地面に激突した。
「なにやってんのよ、もう」
地面に激突する寸前。額に手を当てるリーリーが、いつものあちゃーな顔をしていたのを俺は見た。
「ガッハハハ!いいぞ、今のは中々に危なかった!!」
上体を逸らし、腰に手を当てて笑うおっさんの背後で、座り込んで顔面を抑える俺は、涙目だった。
ウルシュラ女王さえいなければ、おっさんに勝ったのは俺だ。
「リク!今のも身体強化魔法か?ええ?」
「ほうでふ」
鼻が痛すぎてまともに話せない。
ウルシュラ女王は近くまでやって来て、蛇のように睨んでくる。カエルの気持ちがわかった瞬間だった。
「まあまあ、ウルシュラ殿。抑えて抑えて」
「フン」
仮にも国のお偉いさんであるおっさんに対しても、ウルシュラの態度は変わらない。
ある意味尊敬するところだ。
「しかし君、なかなかやるな!」
「うぃ」
「今のはかなり肝が冷えた!どうだ、今から飲みに行かないか?」
マジすか!いいんすか!?
「おい!仮にも学生だ。そんなこと許されるはずないだろう!」
ウルシュラがおっさんを睨み、おっさんは残念だと肩を竦めた。
俺も残念だ……
「君、卒業したらオレのところに来いよ!期待しているぞ!」
そう言って、おっさんは豪快に笑って帰って行った。
「お前らも解散。夕飯まで自由だ!くれぐれも問題は起こすなよ、いいな!!」
めちゃくちゃ俺を見ながら言ったウルシェラ女王は、軽々とジャンプして、二階の出入り口から出て行った。
「あの、大丈夫、ですか?」
気付かなかったけれど、俺の前にひとりの女子がしゃがんで俺の顔を覗き込んでいた。
「もちろん!」
元気よく答えれば、女の子はニッコリ笑ってくれた。
男の子は現金な生き物だ。可愛い女子が笑ってくれるだけで元通り!
「あの、良かったらお友達になりませんか」
「うひゃあ、マジか!?」
「わたしも、リクみたいに強くなりたい、から」
俺みたいに強く、はちょっとしてやれないけれど。
「ああ、よろしくな!俺でよけりゃなんでも聞いてくれ。あ、でも俺魔法はダメだからな?」
そう言えば、女の子は嬉しそうにまた笑った。笑うと垂れ目が際立つ、茶髪のボブカットが似合う可愛い女子だ。
「ありがとう。わたしはイーナ・ベルツ。よろしく、リク」
「ああ、イーナ」
これは青春というやつか!?
なんて余韻に浸っていると、リーリーが俺の頭を叩く。
「イテ、今めっちゃいいとこなのに」
「あんた今から暇。ちょっと来て欲しいんだけど」
断定の暇て。そりゃ予定は未定だけど。
「わかったから叩くな!脳細胞が死ぬ!」
「いいから来て!」
いつになく強引なリーリーに引き摺られるように、俺はリーリーと訓練所を出た。
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