フィルムアート社の公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」でも似たようなこと、紹介されていましたね。
あちらは映画脚本の話ですが、よくこういわれるそうです。
「同じものだけど、ちがったやつをくれ」
公募に関しても、カテゴリーエラーは大きいみたいです。作品の出来不出来のまえに、レーベルの要求する内容でなければならない、と。
たしかに、サントリーミステリー大賞に『ハリーポッター』送っても落選しますからね。
また、飲食店の話ですが、立地は大きいそうです。ある会社は、土地をおさえてから、そこに何の店を出すか考えるそうです。
そして、小説。
結局、売れる小説といわれても、自分に書ける物しか書けないですよね。となると、下手に読者に迎合するよりも、ぼくは「自分に書ける物、自分にしか書けない物」を書こうとという結論に達しています。
パスタで勝負すべきでしょう。そして、パスタを求めているレーベルは必ずあるはずです。それを探すべき。
それでいいんじゃないですかね。
作者からの返信
斬太さん
「おなじものだけど、ちがったやつをくれ」
この言葉は、私がもっている脚本術の本にも書かれていましたね! 矛盾しているけど、矛盾していないというか、なんだか笑えますけど真実ですよね。
カテゴリーエラーの件も、最初はあまり気にしていませんでしたが、今では応募する際の最重要事項だと思っています。出版社やレーベルごとに読者が違っていることを考えれば、むしろ当然という気もします。
自分の作品については、いろいろ葛藤があります。いま流行しているネット上の作品から完全に背を向けてしまうのも、なんだか違う気がしたんですよね。多くの方に読まれているには、それなりの理由があるはずなので。ラーメン屋に飛び込んでみたのも、何か吸収できることがあるはずだと思ったからです。そして、自分的には大きな収穫があったと思います。
いいなと思った部分は取り入れ、ここは譲れないと思ったところは守り、より多くの人に受け入れてもらえる作品にしたいと思っています。
「現在受け入れられている要素も押さえつつ、自分にしか書けないものを書く」
といったところでしょうか。斬太さんの仰るとおり、下手に読者に迎合するのではなく、あくまでそれらを認め、受け入れたうえで、取り入れられるところは取り入れる、といったような。
例えるなら、ラーメンの出汁の取り方をパスタ―のスープ作りに生かしてみる、といったところでしょうか。
だから、パスタで勝負することに変わりはないです。パスタを求めているレーベルや出版社を探して、頑張ってみようと思います。
斬太さんの言葉、とても励みになりました。どうもありがとうございました!
編集済
皆、異世界異世界〜
転生転生〜言い過ぎなんじゃ〜!
俺は時代劇の
剣戟のしびれる間が
好き。
読み返したら、コレ・・
応援じゃねーッ!
いや、兄貴のことは
応援しております。
賞!取って下さい!
では、また。
作者からの返信
それぞれの『好き』があったっていいですよね!
自分が好きだということは、他にも好きな人がいてくれるはずですから。