物語の創り方5~三幕構成①

 みなさんこんにちわ!


 物語の創り方を謳っているくせに、他のことに気をとられすぎて、なかなか主題にとりくめないことをお許しください。


 今回のテーマ、出ました「三幕構成」! 


 みなさん、小説の書き方なる本、読んだことありますか? むしろ、読んでない人の方が少ないのかな。「はじめに」のところでも確か書いた気がしますが(いちいち見ない笑)、私は結構読んだ方だと思います。


 何か始めるときや、詳しく知りたいときって、行動するよりもまず本から入るのが私のいいところ? でもあり、悪いところなんですよ。せめて本文の執筆にとりくみながら勉強していたらもっと上達していたかもしれないのに、「いやいや、よく書き方もわからないのに執筆したところで無駄に終わるぞ」なんて言い訳みたいなことを考えていたわけです。


 そんなこんなでいろいろ探して読みあさったわけなんですが、「小説の書き方」関係の本、なんだかしっくりこなかったんですよ。いえ、言いたいことはわかるし、納得することも多かったんですが、なんというか「実用的じゃない」気がして。


 実際私のなかで、今もパッと思いつくのって、ディーン・R・クーンツの「ベストセラー小説の書き方」(確か合ってるはず!)くらいなんですよね。この本はすごくよかったです! 作者の顔が見えるというか、本当に手の打ちさらして親身になって教えてくれているような本でした。書いてあることも素直に納得できて、少なくとも私にとってはとてもためになる本でした。


 もちろんそれ以外にもいい本はあったわけなんですが、そのことについてはまた違うエピソードに譲りますね。まあとにかく、当時はあまりピンとくる本がなかったわけですよ。そんなときに出会ったのが、そう! ハリウッド式脚本術に関する本だったんですね。


 ハリウッドについては今さら説明する必要もないですね、はい。そこで活躍する脚本家たちのハウツー本です。もちろん小説と脚本は似て非なるもの。まったく別モノ、と言う人もいるでしょう。ですが、別に脚本家を目指している人でなくても、とても勉強になる内容がたくさん詰まっていました。その中のひとつが今日のテーマです! 前置きが長くなってしまいすみません……。


 脚本術の本なので、ハリウッド映画で説明した方がわかりやすいですね。およそハリウッド映画は120分の尺があたえられていると言います。ではこの三幕構成を活用し、その尺を単純に時間で振り分けるとどうなるかといいますと。


第一幕  ~30分

第二膜 30~90分

第三膜 90~120分 


 となります。第二幕のみ60分で、第一、第三幕がそれぞれ30分ずつになるんですね。これだと単に切り分けただけになるので、より詳しく見ていきます。


 物語の展開をどう考えていくかということなんですが、ハリウッドのおもしろい映画には、共通する法則があるというんですね。そのひとつが「ミッドポイント」です。その名の通り、映画の中央、そのど真ん中では、物語を大きく揺るがす出来事が起きている、というのですよ。


 いったいそれはどういうことなのか!?


 ……いったん、ここで終わっていいですかね。ちょっと書いてみたんですが、この三幕構成、めちゃくちゃ長くなりそうです。もしかしたら①~⑤くらいまでいくんじゃないかな。一度自分でも咀嚼し直してから近いうちに続きかきます!

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