物語の創り方4~美少女の作り方~
もう結論から言います。美少女の書き方そのポイントは以下の2点です(怒)!
1.自分のイメージしている、あるいはモデルとなっている人の特徴一つ、あるいは二つのみ書く。それ以外は書かない。もしくはサラリと流す。
2.一度に説明してしまわない。例えば初登場時は髪の長さと色、あるいは瞳の大きさと色、それくらいで済ます。
3.会話「」と行動で表現する。または相手の発言や行動に対しどう反応するかで性格を表す。
3つあるじゃないですか!何言ってるんですかもう(怒)!
次、理由について説明します。
まず好みの女性(タイプ)は人それぞれです! このことに異存のある人はいませんね? いませんね! そして自分の好きな女性(タイプ)を世の男性全員が好きになればいいのに、なんて考えている人もいませんね? いませんね!
ということはつまり、自分の作品に登場する人物は自分の理想でいい。けれど読み手に伝えるときはそれぞれが好みの女性(タイプ)をイメージしてもらえればいい。というかみんな自然とそうしているはずです。ライトノベルは挿絵がバンバン入りますので想像の余地がありませんが、カクヨミに挿絵はありませんので!
おそらくヒロインの外見は作者の好みでしょう。そうに決まっています。だからこそ詳しく説明したくもなるでしょう。けど考えてみてください。これは映画(映像)じゃありません、小説です。書き手のイメージがそのまま読み手に伝わることはまずありません、というかそんなことはムリです!
そうである以上、作者の方のイメージ(好み)は読み手にとって押しつけでしかありません。美少女であることを詳細に描写されればされるほど読み手は冷めてしまいます。最悪話しの流れが止まってしまい、せっかくの物語が美少女説明物語に変化してしまいます。「とてもきれいな少女だった」でこと済みます。それだけ言ってもらえれば私の頭は勝手にクリスティーナ・ピメノヴァに変換されます(あ、言っちゃった)。
補足:「とてもきれいな少女だった」と言わずにそれを伝えるのが描写だと思うので、表現方法は人それぞれでいいと思います。
ちなみに私の今書いているブック オブ デイズの主人公の一人ラスティア・ロウェインのモデルはクリスティーナ・ピメノヴァです。気になっていただけるかたはちょっと覗いて行ってください、第二話「遺跡の少女」から出てきます。注:私の作品では彼女の瞳の色だけが話の展開と関わりますのでここだけは変えています。
これだけ自分で書いているのに、わかっているのに! 自分のイメージに引っ張られて自然の描写ができません、読み手の方に委ねることができません! 偉そうなこと言ってすみませんでした! たぶん間違えていることも多数ありますからー
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