物語の創り方

物語の創り方~はじめに~

 きっと物語の作り方は人それぞれ。けれど文章に基本的なルールや約束事があるように、物語の創作にも最低限身に付けるべき知識があるのではないか。そう考えた私は、小説作法と呼ばれる本を読み漁りました。


 結論から言うと、「小説の書き方」なる本の中で今も頭に残っている本は……結構あります(笑)。そんなもの読んでも参考にならないとか、まずは書いてみることが肝心だ等いろいろ言われていますが、私個人としては、読んでみて損はないと思いました。それどころか、知っているのと知らないのとでは、に雲泥の差がでるな、と実感しています。そして何よりためになったのは、実は小説関連の書籍ではなく、ハリウッドの脚本術でした!このことについてはまた別のエピソードとして書こうと思っています。


 私は、商業作品を生み出すどころか、まだひとつの物語も完成させたこともありません。そのため、これから述べることは、あくまで私個人が学んだことであり、物語を創作するうえで意識し、大切にしていることです。また、執筆する過程で気づいたことです。人によっては当たり前のことだったり、参考にならなかったりすると思います。


 このようなことを私が書き残す目的は二つあります。

 ひとつは、私自身の成長のためです。こうして過去に学んだことをアウトプットすることによって、常に意識して執筆することができると考えました。

 もうひとつは、私と同じ悩みや不安を抱いている人たちへの情報提供です。もしこの内容が誰かの目に触れて、ほんの少しでも物語創作へのお役に立てるなら、こんな嬉しいことはありません。


 では、次回からは「物語の作り方」、その本筋に入っていこうと思います。

 


 


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