家族や友達との関係が細かく丁寧に描かれていて、物語にのめり込みました。。人の弱さが見え隠れしていてそれぞれの人物がカッコいい、面白いとか一言で言い表せず、1人1人に感情移入してしまう魅力がありました。あと個人的にハッピーエンドが好き、というよりバッドエンドの読み終わったあとに感じてしまう鬱が嫌いで、最近は軽く読める作品ばかり見ていたので、心からの感動のようなものを感じることが少なかったのですが、ハッピーエンドでここまで深い感動を得ることができて、嬉しい限りです。(個人的な意見ですが、人が死ぬ、とかヒロインと結ばれない、とか悲しい終わり方をしたり、少し大きな犠牲が出てしまったりする作品の方に比較的深い感動ってついていったりしてしまうと思っています。)読み終わったあとの余韻がここまで心地良いのは初めてです。