他の人と。5


__男目線。3


 俺はもう我慢できなかった。

というか、我慢なんてしなかった。


彼女をベットに倒した。

こっちを見てる彼女の唇に唇を押し付けた。

重ねたという表現はここでは向かなかった。


彼女は唇をうまく合わせてくれた。

キスがエロい。それに漏れる息に俺は惚れた。

舐めるようなキスを長くしてた。

服を脱がせると見える肌が真っ白で、この身体が欲しかった。

目の前にあるのに手に入らないこの身体。


首筋にに口を寄せると、髪の毛を掴まれる。

身体中を触りまくり、全身を愛撫した。

彼女の股に入り、舌で舐める。


彼女の声がエロい。

彼女の身体がエロい。


俺は彼女の上に乗り、動いた。

彼女を下にして動かせた。



まじで、よかった。



終わった後、下着だけを付けた彼女は立ち上がった。

白くて長い手足をむき出しにして椅子に足を組んで座った。

「なんかめちゃカッコよく見えるわ」

「ほんと?」

煙草を吸う彼女が、本当に年上なことを俺に感じさせる時だった。

煙草をくわえたまま立ち上がり、灰皿を持ってこっちに来た。

布団の中に仰向けになっていた俺は、彼女のスペースを空け、布団をかけてやった。

「隣で吸ってもいい?」

「あ、うん、全然いいよ」

と言いい下着姿のまま俺の隣に座り、灰皿に灰を落とした。


白い肌ですべすべな身体がすぐここにある。

俺は手を伸ばし、脚をさわった。

布団の中に入っているのに彼女のつま先は冷たい。

下着の際をもう一度触る。

彼女の脚がピクっと反応する。


灰皿をベットの横の棚に置き、彼女は布団の中に潜った。

俺も布団をかぶった。

小学生の時を思い出すような感じで。

彼女と目があい、再びキスをする。


下着のホックをはずす。



また全身を指と舌でしだく。

吐息や、漏れる声に、俺は挑発されてる気分になる。

指をいれ、動かし、指をだし、全身に触れる。

彼女の白くて細い身体の虜になり、俺は再びイッた。



ことが終わると、彼女はシャワーを浴び、身体を拭く。

拭くのは見ないで、恥ずかしいから。と言われた。


俺もシャワーを浴びた。

彼女はまた、煙草を吸っていた。


そして、帰ろうと言った。




彼女からの連絡はもう来なかった。



他の人と。__END。



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