第4話   もう一度学校へ...

放課後に春香はるかとドーナツ屋によった。

そして、今はその帰り道だ

「ドーナツ美味しかったね」

俺に春香は笑顔で話しかけてきた。

「そうだな」

返事を返した。



春香と話をしていると、家までついた。

春香の家は俺の家の横でとても近かった。

「じゃあな」

俺は春香に挨拶をした

すると、春香は「明日も来るよね?」と俺に聞いてきた。

この質問に俺は「まぁ、気が向いたらな」と答えた

春香は満面の笑みで「行かないって行ったら明日も引っ張って行くからね」と言った

「勘弁してくれ」と俺は笑った。



家に帰ると自分の部屋へ直行した

バッグを床に置きベットへ倒れ込んだ...

目が覚めると周りは真っ暗になっていた

「今…何時だ?」

時計を見た。

午前 2時32分

「……」

「やっべー!深夜アニメ終わってる」

「まぁ、録画してあるか...」

アニメを見に行こうとしたが、「明日も学校か」と

お風呂へ入りもう一度眠りについた



      6時35分

「ふぁぁー」

あくびをしながら大きく伸びをした。

そして、学校の準備を始めた。

 

         7時30分


準備を終わらせて、リビングで朝ごはんを食べていると「ピンポーン」と家のインターホンが鳴った

お母さんがインターホンに出た後「ガチャ」と玄関のドアが開く音がした。

すると、リビングのドアが開き春香が顔を覗かせた

「おはようござ…」

「えー!たくちゃんが学校の準備を済ませて朝ごはんを食べてるー!」

春香は驚いた顔をしていた。

「良かったよ!普通に学校に通う気になってくれて...」と嬉しそうな顔をしていた

「どっちにしろ行かないって行っても連れて行かれるからな」

春香は笑顔で

「それでも、たくちゃんが少しでも学校へ行く気になったのなら 本当に良かった!」



俺と春香は学校へ向かっている。

「絶対に今日も引っ張って行かないと行けないんだろうなって思ってたよ!」

「俺は今日も学校に連れて行かれるんだろうなって思ってたよ」

「たくちゃん私の事考えてくれていたの?」

春香は嬉しそうな顔をしていた。

「あーそうだな。悪い意味でだけどな...」

春香は少し顔を赤くして、頬を少し膨らませ

「たくちゃんの意地悪...」と言われた



突然後ろから声がした。

「はるかー、たくまくんー おっはよー!」

春香も「おうかーおはよー!」と挨拶を返した

俺も「おはよう...」と挨拶を返した

すると、桜花おうかがにやけ顔をして

「お二人さん今日も朝からイチャついてますねー」

この言葉に春香は顔を赤くして焦っていたが

「「イチャついてない」」と俺と春香は返した

桜花は「ふふ、息ぴったりじゃん」と笑っていた。



そして、学校へ到着し俺は自分の席についた。

「はぁー」と俺は机に伏せた。

少しすると、授業の始まりのチャイムがなった



そして、久しぶりの授業が始まった。






















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