第35話 サメ台風があるならシャチ台風があってもいいじゃない

ゴオオオオオオオオオ(突風)



神乃助「ははは、よーしみんな!!授業はじめるぞー!!」





ゴオオオオオオオオオ(突風)



転「あはははは、こんな突風の中で授業とかばかかよ教師」






ゴオオオオオオオオオ(突風 )




神乃助と転「あははははははは」






ゴオオオオオオオオオ(突風)



ゴオオオオオオオオオ(突風)










転「…………助けてえええええええ!!!!!!」



神乃助「静かにしろ!!」






台風で学校の屋根が飛ばされました





霊奈「段々と水も下から上がってきてるわ」




しかもここ三階、二階まで水が上がってきてます





神乃助「うーん、どうやら授業続けて現実逃避もここまで持たないか💧」




小欄「あたりまえでしょー!!!!!」





小雪「はわわわどうしましょ!!どうしましょ!!」



(地震の音)





神乃助「君が慌てるとさらに災害が酷くなるから落ち着いて!!!!!!」




菊野「うーん」



何か考える菊野






菊野「いっそのこと飛んでみたらどうでしょう」



神乃助「と、飛ぶ? 」





菊野「先生神様ですから飛べますよね?」





神乃助「あ!!」




なるほどと、悟った神乃助







神乃助「よーしみんな!!俺に捕まれ……」






グラビティぃいぃい





神乃助「…………全員は重たくて無理だわ💧」




瑠璃香「重たくないわよ!!」



霊奈「そういう意味の重いじゃないと思う。」






転「いっそのこと数人ずつ連れて飛んで貰うか?」



霊奈「それじゃ待ってる人が危ないでしょ水が近づいてきてるんだから」




神乃助「ていうか俺のGPが足りない💧」



GP=ゴッドポイント




転「情けねえほど体力ねえなあ」





宇意名「別に逃げること無いじゃないですか」




宇意名がまた変なこと言い出した






宇意名「水、それすなわち我等人間の故郷!! 母!! 母なる海にすめるということは偉大なることです!!!!!!



さあ皆さん、このまま水が登ってくるのを待ちましょう!!」





オパビニア先輩「そうだよ」





神乃助と転「そんなの考えられるのあんたらだけだー!!!!!!!」





抹子「あっ!!先生あれ!!」




竜巻に乗ってくる何かを発見した!!






抹子「サメかな!?



違うなあれは!!」










ダンクルオステウス「グルルルルルオオオオオオオオオオ」






神乃助「トルネードならぬシャークネードならぬダンクルオスネード!!!!!!」





霊奈「あれに乗って行けば脱出できるんじゃない?」




神乃助「なるほどその手が!!!!!!




頼むダンクルオステウス!!!!!!


俺達をここからつれだしてくれえええええ!!!!!!」












パクっ(全員喰われる音)






オパビニア「でかすぎたな



体も、規模も」












宇意名「聞こえますか?



水に住む命達よ



私達も今、ダンクルオステウスの中で暮らしています。




とても美しく素晴らしき世界です」










古代レムリア大陸





宇意名「まさか古代レムリアに繋がっていたとは!!!!



ああ!!素晴らしき古代レムリア大陸に住む者達よ!!!!!!!!」









神乃助「(もう……わけわかんねー)」




















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