第107話:RE:大きなイチモツ
(※ユラ視点)
私たちの目の前で、ザリオンだった巨大な肉の塊がさらに肥大化を続けている!
「ちょっとどこまで大きくなるのよ!」
ミナが叫ぶ。
その大きさは、すでに30mほどあるだろうか・・・
・・・
「どの道このままじゃまずいわ!!」
「ミナ、全力でいくわよ!!!」
ミナが大きく頷く。
私とミナは、同時に胸の上にある刻印に指を当てる。
魔法刻印を開放するための呪文が恥ずかしくて死にそうだと言うことは、もはや気にしていられない!
刻印に自らの血を吸わせて、同時に呪文を唱える!
・・・
「ムアサマワタシノムネヲモチモチシテーン!」
・・・
刻印は緑色に輝き、私の身体に魔力が溢れてくる!!
ミナを見ると、ミナの身体を赤色の魔力のオーラが包んでいる。
「ミナ!!!」
「ガッテン承知!」
ミナは地面に両手を当てて、呪文を叫ぶ!
・・・
「いでよっ!ゴレさん!!!!」
目の前の地面が赤く光り、ゴーレムのゴレさんが地面から出現した!!
「全開でいくわよ!!!!」
ミナの身体から溢れ出す赤い魔力のオーラが大きく揺らいだ。
それに合わせて、目の前のゴレさんの身体がドンドンと大きく巨大化していく!!
「ゴレさん!!!パワーアップ!!!!!」
・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
・・・
大きな地鳴りと共にゴレさんがドンドンと巨大化し、20mほどの巨大なゴーレムへと変貌した!
「ゴレさん!!!ゴレさん砲お願い!!!」
・・・・
「ゴモオオオオオッーーーーーー!!」
・・・
目を輝かせて、マッスルポーズを取りながら、雄叫びをあげるゴレさん。
・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
・・・
地響きのような音と共に、ゴレさんの股間部分からゴツゴツとした岩でできた長いイチモツが出現した!
そのイチモツを両手でガッシリと掴み支えるゴレさん!
そしてイチモツの付け根部分からは、巨大な二つの大きな玉が出現した!!!
「リリスっ!!!!」
「はいっ!!!!」
私とリリスは、ゴレさんの二つある玉の横にそれぞれ立つ!
「ユラさん!!!あの・・・、本当にやるんですか???」
リリスが口に指を当てて、顔を紅潮させる!
「あなたも結界戦争を戦った一人なら、ゴレさん砲を知ってるでしょ!!」
「知ってますけど・・・、私は・・・、その・・・、やったことがなくて・・・」
「こんな状況でできないなんて、言わせないわよ!!!」
「さあ、玉を手でさすりながら、魔力を流すのよ!!!」
「ユラ、言い方!!!」
ミナが叫ぶ!!
「もう・・・、わかりました!!!!」
顔を赤めて、オドオドしながらゴレさんの玉をさすり出すリリス。
「もっと激しく!魔力を込めて!!!」
「はいっ!!!!!」
リリスの手が光り輝き、ゴレさんの玉をさらに激しくさすりだした!
私も自らの魔力を注ぎ、ゴレさんの玉を激しくさする!!!
「ゴモオオオオオッーーーーーー!!」
ゴレさんの目が大きく光り、唸り声が響く!!
そして、ゴレさんの股間から伸びるイチモツは、私の緑色の魔力、リリスの光の魔力が混ざり合い、眩しいほどの光で包まれていく!!!
「ミナーーーーー!!!!!」
・・・
「イッてーーーーーーー!!!」
・・・
ミナが叫ぶ!!
「ゴモオオオオオッーーーーーー!!」
ゴレさんの巨大な叫び声と共に、その巨大なイチモツから、光の魔力砲が巨大な肉の塊に放たれた!
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