第86話:暴走とおっぱい
大丈夫!
落ち着けっ!!!
ムツキさんは無事だ!!!!
自分の腕を抑える!
僕は、運よくダークエルフの結界を
でも、傷だらけのムツキさんが目の前に現れた時、正直、怒りで我を失うところだった・・・。
疼いている腕を握りしめる。
「シト・・・暴走しそうなの?」
ムツキさんが僕から湧き出る魔力を感じたのか、心配そうに僕を見つめる。
「ははっ・・・」
「も・・・、もうっ、大丈夫です!」
ムツキさんの心配そうな顔に向かって笑いかける。
・・・
・・・
「シト・・・」
「私を見て・・・」
「はい!なんでしょう!」
バッ!!!!
「うわっ!!!!!!」
「ムツキさん!!!何を???」
・・・
ムツキさんは、着ているローブを勢いよく下ろした!!!
その勢いで何もつけていない巨大な胸が現れ、ぷるんと大きく揺れる!!
僕はその揺れる巨大なおっぱいから目が離せない!
・・・
「いいっ!!怒りで暴走しそうになった、私に言いなさい!!」
・・・
「私の身体で、暴走を沈めてあげるから!」
・・・
胸を露出しながら、僕にウインクするムツキさん。
・・・
たわわな胸がぷるんと揺れる!
・・・
「あのっ、胸が・・・丸見えで・・・」
僕はムツキさんの胸を見つめてしまう。
「わっ!わかりましたから!服を来てください!!」
・・・
僕は手でムツキさんの胸を隠すように、服を着るように促す。
しぶしぶと服を着るムツキさん。
「兄者!あいず!!あの女の乳見てだ!俺も早くみだい!!」
一人のダークエルフの叫び声が聞こえる。
「うっさい!お前らなんかに誰が見せるかーーー!!!」
拳を振りながら、プンスカして叫ぶムツキさん。
確かに、さっきまでとは違い、少しだけ心が落ち着いた。
・・・
その代わり、僕の鼻からは鼻血が垂れている。
僕は腕で鼻血を拭き取り、ダークエルフを睨んだ!
でも、お前たちは絶対許さない!!
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