第64話:エロ戦士の帰還
「シト!早く触ってーん!!」
ミナさん!
・・・
「シト。ムツキ・スペシャルお・ね・が・い・・・」
シズクさん!
・・・
「今晩は私がたっぷりいじめてやろう。」
ローザさん!!
・・・
「私のおっぱい、あなた様の好きにしてください!」
ムツキさん!!
・・・
「シト、たっぷりモチモチしてあげる・・・」
ユラさん!!
・・・
みんな、服を身に付けていない。
10個の柔らかそうなおっぱいがこれでもかと言うぐらい揺れている!!
ああっ・・・・、おっぱいが丸見え・・・
おっぱいが・・・、いっぱい!
みんなは優しい笑みを浮かべながら、僕にドンドン迫ってくる。
僕は恐る恐る、手を伸ばす。
もう少しでユラさんのおっぱいに触れそうなところで、目の前の風景がガラッと変わった。
辺りは真っ暗で何も見えない・・・
その中でぼんやりと黒い影が
ドラゴン?
いや爬虫類のような黒くて大きい怪物が
「守れ・・・」
・・・
「仲間を・・・、女たちを守れ・・・」
・・・
もしかして・・・
ベリエルさん???
「ベリエルさん・・・、あなたがベリエルさんなのですか?」
・・・
その怪物は僕の質問に答えず、段々と遠ざかっていく。
そして漆黒の風景が、今度は段々と眩しい光で満たされていく。
「待って!!!」
「話を!話を聞かせてください!なぜ、僕の中にあなたの力が!!」
返答はなく、やがてその怪物も光に飲み込まれていく。
僕はだんだんと光に包まれるその怪物を追うように手を伸ばした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「あ・・・ん・・・」
このモチモチの感触は・・・・
その感触を確かめるため、手をニギニギしてみる。
「あん・・・そんなに強く揉んだら・・・」
・・・
・・・
「柔らかい・・・、このモチモチは・・・」
・・・・
はっ!!!!
バチっと目を開く。
視点が合わずに、視界がぼやけている。
・・・
・・・
・・・
段々と視界がクリアになっていく。
「シト・・・」
聞き覚えのある声がする。
・・・
「ああっ!!!」
目の前には、白いローブを着崩したムツキさんの姿があった。
僕の顔を上から覗き込んでいる。
その胸元が大きく開き、柔らかそうな胸が今にもこぼれ落ちそうだ。
そして・・・
僕の左腕が、ムツキさんの右胸を鷲掴みにしている。
「シトったら・・・、そんなにおっぱいが好きなの・・・?」
ムツキさんのとろーんとした目が僕を見つめる。
「ごっ!!!ごめんなさいっ!!!」
慌てて手を引っ込めようとしたが、ムツキさんの手が僕の腕を掴んで離さない。
「いいのよ・・・、もっとしても・・・」
ムツキさんは僕の腕を掴みながら、ゆっくりと顔を近づけてくる。
ムツキさんの唇が僕の目の前に近付く。
そして、その大きな胸が僕の胸にギューっと押し付けられている。
ムツキさんの胸の柔らかさが僕の肌越しに伝わる。
「それ以上も・・・」
ムツキさんは長い舌を出し、僕の首筋をペロッと舐めた。
あああっ・・・・
これは・・・夢????
ムツキさん・・・なんてキレイなんだ。
その紅蓮の瞳に見つめられると、僕の意識がボーとしてくる。
もう・・・
もうダメ・・・・!!!
・・・
「イターーー!!」
その時、股間に強烈な痛みを感じた!!!
迫り来るムツキさんを気にしながら毛布をあげる。
そこには・・・
「キャアアアアアアア!!!!」
白ヘビのシロちゃんが僕の股間に見事に噛み付いていた!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
僕の叫び声を聞きつけて、ユラさん、ミナさん、シズクさんが部屋に突撃してきた。
ユラさんに脳天チョップを叩きつけられるムツキさん。
ムツキさんはユラさんに怒られながら、隣にいるシロちゃんの頭をげんこつでグリグリしている。
「ここは・・・」
洞穴のような部屋を見渡す。
「ドワーフの秘密基地に戻ってきたのよ。今回の戦いで負傷者が多いから、しばらくはここで生活することになったみたい。」
ユラさんが答える。
「僕はどうしてここに・・・」
・・・
ユラさんが僕を見つめている。
・・・
「いいの!シトは何も思い出さなくていいの!!」
ミナさんが僕に飛びついてきた。
ミナさんの大きな胸の谷間に僕の顔が埋まる。
ああっ、この胸の柔らかさがなんだか懐かしい・・・
「シト、よくやったな。」
ミナさんを僕から引き離そうとするシズクさん。
・・・
「もう少し落ち着いたらゆっくり話しましょう。」
ユラさんが僕を見つめる。
「身体・・・」
・・・
「身体?・・・ですか?」
・・・・
「身体が心配なの!!!まずはゆっくり休みなさい!!」
ユラさんは顔を赤くしながら、僕を見つめていた。
白ヘビのシロちゃんが僕に巻きついてくる。
そしていつものように頭にパクッと噛みついた。
「シロちゃんも無事でよかった・・・」
シロちゃんを撫でようとするが、右腕が上がらない。
「あれ・・・?」
・・・
「どうしたの?」
ユラさんが僕を見つめる。
「右腕が・・・」
・・・
「右腕が動かないんです・・・」
みんなの表情が一変する。
「い・・・、今はゆっくり休みなさい」
ユラさんは僕から視線をそらした。
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