第6話
リーズ達が奥に消えて数分後。
「ガチャッ」
「あ、こんにちは!」
プラチナブロンドの髪の、剣を腰につけた同年代くらいの女の子が。
「あなたも冒険者?」
「ええ、そうよ。まだ始めたばかりなのだけどね。私はレイン。あなたは?」
「私はアーズ。隣のナイジュ帝国でs級冒険者をしていたの。この国の王女様から、レインって子と行動してくれって言われてる。これからよろしくね」
「あっ、そうなの!よろしく!」
「あら、アーズさん」
用事を済ませたらしきリーズが、奥からでてくる。
「第一王女様。ナイジュ帝国より参上仕りました。アーズと申します」
「ええ。レインの剣となってね」
「はい!」
「じゃあ早速なのだけど…最近よく洞窟にミニレッドドラゴンが出ているらしいの。それの討伐をお願い」
「ミニ、レッドドラゴン…?リーズ、何なの?それ」
「ミニレッドドラゴンですか…厄介ですね。レッドドラゴンの子供の時の姿で、b級モンスターです。a級モンスターであるレッドドラゴンの半分程度の能力を持ちます。攻撃は火を吐くのと爪での物理攻撃。単体なら私でも撃破できますが…」
「わからないの。単体なのか、複数体なのか」
「行ってみないとわからないわ。それで、どこの洞窟なの?」
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