第3話

話は変わるが、私には親友がいる。この国のサニー公爵の令嬢、レイン・サニーだ。同い年で昔からの付き合いがあり、大の魔法好き。本人は気付いていないが、王国の魔術師の中ではNO,3くらいの無限にありそうな魔力、そしてその強さに大きさ。魔法には詠唱があり、詠唱をしなければ強く大きく、魔法はできないなのだ。最小の水魔法・「アクア」でさえ「潤えーーアクア!」と言わなければ水は出ない。初めて会った時、詠唱もなしに数々の初級〜中級魔法を休憩せずに全て見せてくれた時は、もうーー、腰が抜けた。詠唱をしない事は勿論だが、何よりも、5歳で中級魔法が使えていたから。中級魔法は、王国でも5割しかできないものだが、5歳となるとできた者は私は見たことはなかった。さらに上の上級魔法は、3割、最上級の超級魔法は1割ができる。10年経ち現在、レインは超級魔法を軽々と扱うまでになっている。

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