第2話 転校生が到来

「はーい!みんな座れ、チャイムなったぞ!座れ、転校生の紹介するぞー!」


チャイムがなったと同時に担任の先生が来た、今日はロングホームルームがある日で先生が話す事はやけに長くなりそうだ。そして今日は、転校生が来るらしい、どちらにしろ僕には関係はないからいいや、ん?待ってよ?なんで俺の席の横空いてるんだ?まさか!?い、いや気のせい、気のせい、疲れてるんだよ、きっと。



クラス全員が号令をし、着席して数秒後に先生は話し始めた


「今日は転校生が来てる、入って来てくれ」


その話を聞いた途端、教室中ざわざわし始めた。

今日にその転校生は入ってきて黒板の前に立ち、先生は話す。


「今日からみんなと一緒になる転校生だ、名前よろしく」


「初めまして、可名川かながわ高校から来ました、東丘 沙耶加(ひがしおか さやか)です。よろしくお願いします」


彼女が自己紹介をした時、クラスの男子は


[あの子めっちゃ可愛くね!?]


[め、女神や]


と騒ぎはじめた


「静かにせぇ!色々と話すぞー、東丘の席は窓側から2列目の鹿沼の席の横だ」


と先生は注意を促し、転校生の座席を指定し、着席した後、先生の長ったらしい話が始まる


東丘は隣の鹿沼の話す


「初めまして、東丘です。よろしくお願いします」


「えと、初めまして鹿沼です。よろしくお願いします」


「今日だけ、教科書とか見せて貰えると助かります」


「あっ了解です。」


(可名川高校なぁ〜、行きたかったなぁ〜)


「可名川高校でも何かあったのですか?」


「エッ!?いや、その、はい、えーと、なんでもないです」


東丘はテンパってる鹿沼の反応にクスと笑っていた


「そうですかぁ、てっきり可名川高校でも行きたかったのかなぁ〜?って思ったのかと」


「まぁーその、行きたかったですけどねぇ、可名川高校に」


「そうですか、それはお気の毒に」


後ろから館林が話す


「おーい、その陰キャ君、コミュ障出てるぞ」


「うるせぇ、やかましいわボケ!お前も陰キャ野郎がいい!」


「いや、俺、彼女いるもん」


「そうだった、こいつ彼女いてリア充だった…」


「まぁまぁ、お前も彼女…」


「出来ますよ?」


館林と鹿沼のやり取りを聞いたのか、東丘は話す


「へ?」


「ひ、東丘さん、り、理由聞いてもいい、かな?」


「えっとー、それは私が鹿沼君のこと好きからです。」


鹿沼と館林は2人揃って…


「えぇぇぇー!!!!!!!!!」


と驚く


「うっせぇぞ!鹿沼、館林!」


先生は鹿沼と館林の驚きに注意する


「すみません!」


「えっとじゃあ、ここの高校に転校してきたのも?」


「あっそれは関係もしますが、両親の仕事の関係で転校してきました」


「鹿沼も関係するんかい!」


「こりゃとんでもない事になったぞ」


「えと、なんで鹿沼の事が好きになったの?」


「そ、それは、は、恥ずかしくて、い、言えないです///」


東丘は頬染めながら話した


「今日のロングホームルームは終わり!号令かけて」


そして号令をかけ、授業は終わった。


授業が終わった直後には東丘の席をクラスみんなが囲んでいた。


同じく授業が終わった休み時間に鹿沼、館林、仲西、藍川が集まって話していた


「あの転校生と話したんか!?」


「話した」


「お前もとうとうコミュ障を治せるようになったか泣くぜ俺は」


「いや、こいつ、転校生と鹿沼が話してるの見たけど治ってなかったよ」


「おい、余計な一言要らんかったぞ」


「んでどうする?今日サッカーどこでする?」


「テキトーに小学校のグラウンド使えるからそこでやるか」


「了解」


「わかった」


「あっ俺、アイスコーヒー飲んでくるから遅れる」


「ちな、俺も」


「お前ら仲良しかよ」


こんな話をすると布川が近づいてくる


「鹿沼君、さっき転校生と話してたよね?何話してたの?」


「えっ?いや、教科書見せて貰えると助かりますー、了解しましたー!的なだけですけど」


「ふぅーん、そっか〜、なんかてっきり恋愛系の話してるのかと思ったわ」


「いや、そもそも陰キャな僕が恋愛出来るわけないと思っていますから、そんな話は出来ませんよ」


そう、恋愛も出来なくなってしまった…すべては中学の時にあった過去があるのだから、信用が出来なくなってしまった、何もかも。女子と話せるのは自分はみんなより下の立場にいて敬語で話さなければならないと意識して話せるから…

いつになったら女子と楽しく話せるだろうか、いつになったら恋愛をまじめにできるのだろうか。







~あとがき~

最後までこの小説を読んで頂きありがとうございます、この小説の著者無才能です。この物語は女性が苦手な僕目線を基準に物語を書いております、皆さんと違った視点でお楽しみ頂けるのかなと思います、女性が苦手な著者目線と今読んで頂いてるあなた様目線での2つの視点で楽しめるのかな?と思っております。僕はこの小説は面白くないなと思いながら試行錯誤をしながら書いていますがやはり、面白い小説が出来ないです。ラブコメを書いている著者さんってすげぇ〜と思ってます笑

そうそう、この物語に友達との会話が出ているのかというと、ただ単に尺稼ぎではなく第三者から見た友達の会話を見て欲しいからです。友達の話って時々面白くて小説に入れられるなっと思っててそれなら僕とその友達の実体験を元に主人公鹿沼と友達の会話を書いてます、ラブコメ+リアルな男子高校生の日常が楽しめるかなと思ってます


長くなってしまいましたが、次の話を投稿するかはいつになるかは分かりませんが次の話を投稿するまで首を長くして待っていただけたら幸いです。そして、連載中の詩 人生時々列車内も書いてますので良かったら呼んでみてください。

この小説は僕は面白くないと思ってます、ですがこの小説を面白いと思ってくれたらのなら嬉しいです。

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