第7話

「頼みたいことがあるんだけどいい?」


「いいけど、どっか行くの」


「部屋片付けてほしいなって」


あの部屋か今日一日どころか、明日もやらないといけないぐらい汚いんだが


「大丈夫、私も手伝うから」


「まぁ確かに、そろそろ片付けないといけないしな」




「じゃあ凛君あそこの物がいっぱい散らかってるところ片付けて。必要なものはこの箱にいらない物はごみ袋に入れてね。私は本棚のとこ片付けるから」


「ういっす」


辛い圧倒的に辛い玲子の方はどんな感じかなと


「凛君の昔から可愛いな」


「何見てるんだ。アルバムじゃねえかしかもだいぶ昔の」


「俺も見たいな」


「じゃあついでに早いけどお昼にしちゃおうか」



「どう、美味しい」


「満点なおいしさだよ」


「隠し味も入ってるしね」


「隠し味?」


「秘密」


美味しければ基本気にしない系の人種何でいいんだけどてかラーメンでいいのかな確かに俺は好きだけど女性はあんまり好まないらしいけど


「大丈夫、私もラーメン好きだから」


「ならいいんだけど」



ふぅー食った食ったやっぱ昼食うと眠くなるよな寝る前にアルバムでも見るか


「アルバム見よ」


「ちょっと待って洗い物すましちゃうから」


「俺やっとくよ」


「うんうん大丈夫もうすぐに終わるから」


「あざっす。じゃあ俺は甘いものでも用意しようかな」


「ありがとう」




「すごい小さい時から片付けが苦手だったんだね」


「こういう風に昔の写真を見られると恥ずかしいな」


「でも知らなかった頃の凛君見れてうれしいなって」


「今度玲子のアルバムも見せろよ」


「うん、今度送ってもらうね」


「この頃くらいかな玲子と初めて会ったのは」


「うん、そうだね」


「懐かしな」


正直言うとこのころは嫌な記憶ばっかりだ。いじめられたりした時期だったから思い出しくない記憶の方が多いでも玲子の手助けがなかったら今頃この世にいなかった追い詰められてたからな。







それは突然始まった


「おいテメエ来いよ」


急に3人の強面の先輩に呼び出された俺なんかしたのかなぁ心当たり一切ないんだけどと思いついて行くと


「テメエ昔から面が気に入らなかったんだよ」


「なんだその目は俺たちを馬鹿にしてるのか」


「いやっしてないですよ」


「口答えすんじゃね」


「俺はお前みたいなやつが気に食わないんだよ」


ドンッ


「痛い、何するんですか」


「うっせえ」


ドンッドス


「今回はこの辺で許してやるよ」


「テメエら行くぞ」


どうして俺がこんな目に教室に帰るまで考えたが一向に答えが浮かばなかった



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