第5話
「起きて、起きてもう朝だよ」
「うん、もう朝か」
「あれそのカギ何?」
「その手錠のカギだよ」
「まじか外してくれるのか」
「その代わりこの紙にサインして」
「うん、どれどれ」
簡潔にまとめるとこんな感じである
1二度と寄り道しないこと
2私以外の女の人と喋らないで目も合わせないこと
3うそをつかないこと
4鞄に盗聴器をいれること
5これらを守らなかったらもう二度と家から出ないこと
他にも10個ぐらいあったが目を引いたのはこれらだ
「いやこれ守るのはちょっときついかなって」
「ねぇ何で何で私のことを愛しているんだよね。あーわかった浮気しようとしてるんでしょう。で誰なの誰と浮気しようとしているの後輩の子それともまた新しい子どうして黙っているの。どうして震えているの。怖いのもしかして怖いの早くなんかいいなよ」
「あーもう早くしゃべってよ」
やばいあの目はもうどうしようもないときの目仕方ない
「分かった。サインするよでも少し変えたい点がある仕事の時は許してくれ。浮気だと思ったらもう仕方ないから職場を変える。でも俺は浮気なんか絶対しない何故なら俺はお前を愛しているから」
「うん。仕方ないなもう仕事の時はいいよ。でももし仕事以外で話したらわかるよね。こんなわがままなこと言ってごめんね。ただあなたのこと誰にもとられたくないだけなの」
「大丈夫、俺はそんなこと含めて好きになったんだから」
「じゃあそろそろ手枷とか外すね」
久しぶりに自由な感覚になったけどもう飲み会とか行けないけどそれで玲子が安心してくれるなら全然大丈夫
「朝ごはんできたよー」
「分かった、今行く」
「今日はどこかに行ったりするの?」
「うん、ショッピング行きたいから付き合って」
「久しぶりのデートか」
「うん、少し買いたいものとか化粧品とか服とか見たいなって」
「じゃあ朝ごはん食べたら行くか」
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