第3話

「あれ何でここに」


「帰りましょう、貴方」


「あれ先輩の奥さんがここにもしかして呼んだんですか?」


「あら、ごめんなさいね。楽しい飲み会中に実は旦那とこれから予定があるの」


「いや、予定なんか」


「あるわよねえ」


「あ、ああごめんこれから予定があるんだわ」


そのあととりあえずこれで払っておいてとお金を置いて出てきたものの妻が怖すぎてとてもびくびくして家に帰ったのは言うまでもない。


帰宅後


「ねぇ今回の件どう言い訳するの」


「私たくさん心配したんだだよ。いつもの時間に帰ってこないから事故にあったのかもしれないってすごい心配したんだよ。そしたら何GPSで確認してみたら女の子と楽しそうに飲んでてそりゃ楽しくて私のことなんか忘れちゃうよね」


「忘れてなんか」


「いや忘れてるよ。少しでも私の考えてるのなら携帯少しでも見るはずいっぱい電話もしたしLINEもしたなのに忘れてないっていうの」


「ごめん」


「誰、誰なのよ私の大好きな大好きな世界一好きな旦那様とイチャコラしていた雌豚は」


「会社の後輩です」


「携帯貸して」


「何に使うの」


「いいから早く」


「ふーん確かに怪しいことはないよね」


「ねえ土日暇よね」


「暇だけど」


「そしたら土日みっちり付き合ってもらうわ。いいわよね、ダメともいわせないけど」


「二度とこんなことがないようにみっちり再教育しなおしてあげるわ」


ひとまず許してもらえたのか?てか何俺の携帯GPSついていたの初めて知ったんだけど土日の間におれ流石に殺されてたりしないよね。


「ふふーん二日間楽しみだな」







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