第2話

翌日疲れた顔で会社に出勤すると後輩が


「先輩どうしたんですか疲れてるような顔幸せが逃げてしまいますよ」


「お前も彼女を作ればわかるよ」


「ちぇ先輩はいいですよね美人な嫁さんがいて羨ましいです。」


「羨ましいだろ」


「このままだとのろけを聞かせられそうなんで仕事に行きます」


「おう、がんばれ」


こいつは後輩の高木基本はいいやつでいつも相談に乗ってもらっていて頼れる後輩何だがこいつは仕事以外のことは基本抜けていて部長の頭のカツラのこととか平気で聞けるよう俗にゆう天然とかいうやつである。


「そういえば今日金曜日何で一杯行きませんか?」


「確かに花金だし飲みに行くか」


俺の仕事は基本管理職なので1日中パソコンの前から離れないんだがお昼時は近くにとてもいい公園を知っているのでそこで食べるのが最近の趣味である。まぁもう一つの理由があるとすればこの愛妻弁当を他の人に見られたくないって感じかな。

流石にILOVE貴方と書かれた弁当を会社の人たちの前で食べる勇気は俺にはない。味はそこら辺の店とはくらべものにはならないぐらいおいしい。

付き合っているときになぜこんな料理が美味しいのか聞いたら


「凛くんの奥さんになるために練習しといたの。他にも家事全般はできるからいつでも奥さんになっても大丈夫だよ」


と言わたのは懐かしい。昔を思い出していたら昼休みが終わりそうなので会社に戻るとしますか。


「何名で」


「3名テーブル席でお願いします」


あれ1人増えてないかみんなそう思ったのだろう一人会社の後輩ちゃんが今朝の会話を聞いて一緒に行きたいとついてきたらしい


「いやぁ会社の給料は上がらないし課長のパワハラもひどいしどうにかしてくださいよ先輩」


「いやぁ俺もあれを見ていて課長に同情しか起きねえぞ」


「そうよいきなり社長に対して給料上げてくれって直談判しに行くとはやばいわよね先輩」


「あれで怒られてパワハラはないぞ」


「マジっすか先輩、確かにやりすぎたと思いましたけどあそこまで怒らなくても」


そして楽しい時間は過ぎていき一つ忘れていてことが


「いらしゃいませ」


「貴方帰りましょう」


そう連絡を忘れていたのである


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