第18話 母と再会 退院


 私は、その後、24日に事情聴取を受け、つらかったが自分の思いを浅草警察のMさんに伝えた。


そして、何度か事情聴取をやり、一日中かかることが何度かあった。



 ある日、もう家族に会えないと思ったが、突然看護師さんのOさんから、

「お母様が回復してきているので、今日、面会しましょう。」

と言われた。


 私は、それを聞いて夢のようだった。

 そして、ドアが二重だったが、ドア越しに、母の姿を見ると、涙が止まらなかった。会った瞬間涙が抑えきれず、号泣をした。


母は、この時のことを覚えていないらしい。

後遺症は、治るといっていたが、私には、辛かった。



相談センターにも電話をした。

相談センターのSARC東京さんのSさんとHさんが入院中に来てくれた。

24時間体制で電話で対応していただいている。


母は、調子がよくなり、2020年4月9日に退院をした。


結局、ウイークリーマンションには、一度も誰も住まずに終わってしまった。



2020年4月20日に、私が退院し、今現在、母とごえもんと2DKの部屋で住んでいる。


私は、退院前に、心的外傷ストレス障害と診断された。

統合失調症は、今まで診断していて、統合失調症ぽくないと先生に言われたが、統合失調症の薬も今も飲んでいる。



毎日、訳が分からず泣いてしまう。


つらいが、将来の誰かのために、頑張っていく。


検察庁にも行き、検事さんとも話した。

捜査は続くが、母とともに頑張っていこうと思う。

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