12
無意識に見えた明かりの先をたどる。
ひとすじの光が行く先を指し示していた。
「──、は、ッ…!」
対岸のガードレールに飛び込んだ瞬間、意識を取り戻した気がした。けたたましいクラクションに現実に引き戻される。
止まっていた呼吸が動き出し、空気が肺に一気になだれ込んできた。
全身から汗が噴出す。背中を伝って下りていく生温かなものが夜の低い温度に冷まされていく。
吹き上げる風に、伸びすぎた前髪が煽られる。
湿り気のあるアスファルトにへたり込んで、臨は今通った場所を振り返った。
左右から行き交うヘッドライト。
途切れない車の流れ。
片道三車線の道路の上に、それはあった。
路面にべったりと張り付いている、押し潰され、形を失っている。
蛾梟だ。
確かに臨は、柔らかな何かが一瞬で潰されていく音を聞いた。
上がってしまった呼吸を整えようと深く息を吸う。胸の中で動悸がおさまらない。
動かない。
動かない。
死んだだろうか。
「は…、はあ…っ」
──そんなわけない。
あのまま逃げ続けられるとは思えなかった。少しでも時間を稼いでおきたいと、ただそれだけだった。蛾梟がその体を取り戻すのを少しでも遅らせることが出来るなら、なんだって。
なんだってしてみせる。
「……」
橙色の明かりの下で、もはや蛾梟の体はどこがどうであったか識別でいないほどに損傷していた。その上を何台かの車が構わずに走行していく。過ぎて行く運転手達にはきっと獣の屍骸にしか見えていないに違いない。
とくとくと、鼓動が走る。こめかみが脈拍と同じように疼いている。臨は視線を外せないまま、深く、息を吐いた。
「動くなよ…」
少し休みたい。
もう少し、呼吸が整うまで。
指先が震えている。立ち上がろうとする気持ちはあるのに体が動かなかった。ひどく重い足に力が回らない。路面の上に目を向けたまま臨はとにかく膝を立てようと、棒のようになった足を引きずった。車は、その間にも通り過ぎて行く。
びく、と臨の肩が震えた。
今、動いたか?
見つめている先に感じたわずかな違和感──大型車が再び走り去り、ふと間が空くように夜の静けさが下りてくる。雨上がりの夜の冷たい風が──
風が吹いている。
蛾梟であったものを揺らしている。
揺らして、捲れ上がる。
肩に触れてきたあの指が潰れ、ひらひらと踊る。
その奥にあるのは。
「…う、そだろ」
どく、と鼓動が跳ねた。
潰れた蛾梟の中から目が光る。
「!」
頭上の外灯が割れた。
幹線道路沿いの外灯が次々に消えていく。
地上に落ちていく破片が闇の中で月明かりに光る。
思うように動かない体を無理やりに立たせ、臨は後ずさった。歩道の砂が靴底に擦れる。急激に光を失い、視界はあっという間に利かなくなる。日常にあるはずのものがそこにないだけで人はこんなにも心細くなるものか。
気配がある。
もうこちらを見ている。
走らなければ、離れなければ、距離を、時間を、もっと、もっと。──もっと逃げなければ。
「嫌だ…」
掠れた声がこぼれた。背中が鉄製のフェンスに当たる。こめかみから冷え切った汗が流れ落ちる。
一拍、踏み出す足が遅れた。気がついた時には闇の中から伸びてきた触手が目の前にあった。臨に触れる寸前、白い光とともに触手は弾け飛んだ。衝撃に落ちた触手は臨の足首を捕らえようとくねる。躱そうと後退る。さらに追い縋り伸びた手を、激しく光が灼いた。肉の焦げる匂いに背を向け、臨は一気に走り出した。
早い。
何もかもが早い。
潰れる前よりも、その動きは早くなっている。
その肉体さえ動けなくなれば逃げる時間が稼げると思ったのは、安易な考えだったのか。臨は足を止めないまま背後を振り返った。鉄柵にまとわりつく触手が見えた。絡みつき、動かない肉体を引きずり引き寄せている。その間をスピードを出した車が通り過ぎ本体と伸びた触手を切断した。反動で触手は鉄柵に激しく衝突し、本体は反対車線に弾かれたところを別の車両に轢き潰された。
「──…」
臨は走るのをやめた。
通過するヘッドライトに浮かび上がって消えた。潰れた塊は道路の上だ。遠ざかる走行音。再び暗闇となり、沈黙が訪れる。臨は視線をめぐらした。
どこだ。
触手はどこに消えた。
歩道のガードレール、道路と私有地を隔てる側溝の境界に立つ鉄柵が、闇に慣れ始めた目に見える。どこにある、弾かれた蛾梟の一部、ちぎれた腕、肉の中に埋もれていた──あの三日月の目。
鼓動が早くなる。これは警鐘だ。耳鳴りの奥で、かすかな気配が頭をもたげた。
踵を返し、臨は走り出した。
見えなくても、それだと分かる。
体の向く方へただひたすらに足を繰り出した。明かりのない道の先に淡い光の溜まる場所が見えた。誰もいないところを探しているはずなのに、人から離れたいと思うのに、何故か体はそちらへと引き寄せられていくようだった。
それはコンビニの明かりだった。
近づいて行くにつれて気がついた。交差点の側、深夜の道路沿い、闇に慣れた目にその光量は痛いほど眩しかった。見慣れたその佇まいにひどく安堵して、臨は広い駐車場に立ち尽くした。
光の溢れる明るい入り口が、別世界のようだ。
いつもの現実がすぐ目の前にある。触れられる日常が数歩歩けば届く距離にあった。でもなぜか、自分とその場所の間に見えない壁がある。まるで自分だけが、別の場所にいるようだと感じた。
なぜ、ここに来たんだろう?
足の向くままに来てしまったが、ここにいる理由がない。人のいる場所にいてはまずいのだ。もっと離れたかったのに、方向から言うと戻ってきてしまったような気がする。かすかに聞こえるサイレンの音が遠く、夜に溶けるように響いている。もしかしたら自分の家のあたりではないかとふと思った。誰かが──そう、あの隣人が通報したのかもしれない。彼は無事だったろうか。
あたりを見回して、臨は蛾梟の気配を探った。広い駐車場の中に大型車が何台も停まっている。主要道路沿いにあるためか、仮眠スペースも兼ねているようだ。大型のバイクが一台入り口から少し離れたところにあった。店内の人の動く気配。臨は自然とそれらをより分けていった。捜しているものは遠い、けれど確実にある。そう思い、いつのまにか蛾梟の気配を読み取れるようになっていた自分に笑った。
「はは…」
なんでこんなことが出来るんだろう。
額に浮いた汗を腕で拭う。追われるうちに身に付いてしまった奇異な能力におかしさがこみ上げる。そうして、いつまでもここにいてはいけないと、コンビニの中で動く人影を見て立ち去ろうと踵を返した時だった。
「小和瀬?」
横を掠めて行くトラックのエンジン音に混じって、聞き覚えのある声がした。振り返ると閉まりかけた自動ドアを背にして、逆光の中にひどく背の高い男が立っていた。
黒く逆光で影になった顔がひどく驚いていた。
「…
「よお」
高木は臨を見て笑った。
「なに、おまえも夜食?」
なんでこんなところに、という問いを間延びした声に臨は呑み込んだ。薄く開けた口から次の言葉が紡げずにいる臨を見下ろして、高木は少し笑って首を傾げた。
「家この辺なのか?」
「なんで…」
高木は大学の同期生だ。
最近親しくなったばかりの、まだ友達とは呼べない間だ。
今年の春のはじめ、高木が教室に忘れていった本を臨が見つけ、構内を捜して本人に届けてから時々話をするようになった。人見知りの自分にしては珍しいことだと臨は思った。だが、不思議と高木とは馬が合った。
人づてに年上なのだと聞いことがある。何年か浪人しているとそんなふうなことを誰かが言っていた。
「俺?バイトの帰り、今から帰ってメシ」
ほら、と片手に持った弁当入りのレジ袋を上げて見せた高木は臨の顔を覗き込んで、ふとその様子がおかしいことに気付いたようだった。
「…どうした?」
「いや…──なにも…別に」
「おまえ怪我してるぞ」
「え?」
そう言って見上げた高木の視線が、ゆっくりと、自分の背後にスライドしているのに気付いた。
ずれた視線、合わない目線に嫌な予感がした。逆光の中の高木の目がゆっくりと見開かれていく。
後ろ。
それは、ギイ、と鳴いた。
「伏せろ!」
臨が振り向くよりも早く、高木が臨を抱き込んでアスファルトに倒れこんだ。高木の背後でコンビニの大きな窓ガラスが弾け飛ぶ。無数のガラス片がふたりに襲いかかってくる。敷きこまれた臨には高木の背に降り注ぐガラスが見えた。臨の顔の横についた高木の腕、着ていた上着が破片に切り裂かれる。
「い…っ」
「高木!」
臨の叫んだ声に誰かの悲鳴が重なった。コンビニの自動ドアがひしゃげ、宙に浮く。直後、それは弾かれたように道路まで吹き飛んだ。急ブレーキの音、何かが頭上で破裂する。臨はもがいて高木を自分の上からどかせようとするが、高木が力を入れているせいでどうにもならない。覆いかぶさる高木の体の隙間から、いったん地面に落ちた破片がふわりと再び浮き上がるのを見て、臨はぞっとした。ありったけの力を込めて臨は上の男を押し返した。
「どけって!高木!」
ぐるりと視界が反転し、今度は臨が高木を庇って伏せる。歯を喰いしばって身構えた。散弾のように降り注ぐガラスが臨の体に触れる寸前にことごとく霧散する。あたり一面が煙るように白く濁った。伏せたまま顔を上げた。コンビニの天井から垂れ下がった蛍光灯が、ちかちかと瞬きを繰り返す。その明かりの届かぬ駐車場の端に、猫ほどの大きさのものが見えた。蠢いている。臨は息を呑んだ。
蛾梟だ。
じり、と蛾梟の足が淡い明かりの中に踏み込んだ瞬間、ばちっとアスファルトに電光が走った。切り裂くような咆哮を上げ、激しく弾き飛ばされた蛾梟の体が闇に消えた。
下でもがいた高木が臨を押しのけて起き上がる。
臨は蛾梟の消えた闇に目を向けていた。
今、あいつは入って来れなかった。
なぜ?
臨の体に触れてもいないのに弾け飛んだ。
コンビニの敷地に自分と同じオルカの庇護があるわけがない。ましてや偶然にたどり着いた場所だ。ありえない。それに蛾梟の攻撃は有効だった。ほんの少し前まで、優位だったのはあいつのほうだ。
大丈夫か、とすぐそばで声がした。
「くそ、何だったんだ?…電線が切れたのか?」
高木が呟いている。見れば確かに電柱から垂れ下がった電線が一本、投げ出された腕のように宙に浮いていた。
電線?
静まった嵐にざわざわと人の気配が戻って来て、話し声に囲まれ始めた。店内から飛び出してきた店員が大丈夫ですかと声を掛けてくる。高木がそれに応えて何かを返したようだったが、臨の耳には届いていなかった。
「…わせ、小和瀬?」
「高木」
臨は暗がりから目が離せない。
そこにいるのだ。
きっとまだいる。息を潜めて、今度は別の場所からやってくる。回復はすぐだ。その機会を窺っている。
「…行かないと」
「なに?」
顔も見ずに言う臨に高木が眉を顰める。
「俺、もう、行かないと」
「どこに」
ふらりと立ち上がった臨の手首を高木が掴んだ。
「どこに行くって?」
その掴まれた感触が妙に生温かくて、臨はそこではじめて高木を振り返った。掴まれた腕を見る。高木の上着はあちこちが裂け、袖口まで血が落ちてきていた。
「…俺がここにいると駄目だ」
なにが、と高木の口が動いた。
掴んでいる高木の指をはずした。手首には高木の指の形に血の跡がついている。自分を庇って負った傷だ。苦い思いがこみ上げた。心配だったが離れることの方が先だと思った。臨は救急箱を持って駆けてくる従業員に高木の手当てを口早に頼み、足下に散らばっていた彼の夜食をレジ袋の中に戻して側に置いた。
「怪我させてごめん、ありがとう」
「小和瀬、なあ…」
「ごめん」
駐車場の奥から、大型輸送車の中で仮眠を取っていた運転手たちが、何事かと集まってくる。近隣の住人たちの人だかりを掻き分けて、臨は走り出した。
「小和瀬!」
敷地の向こうは闇だ。外灯はひとつ残らず消えていた。
見えない中を走った。
月は雲に隠れている。
闇だ。
こんなにも暗かっただろうか。
人のざわめきが遠く消えていく。道路沿いを走っていたはずなのに車の走行音さえ聞こえなくなった。あたりが完全に静寂に支配された時、臨はその気配を捉えた。それを感じながらしばらくして足を止めた。
何かが左頬を掠めていった。
「逃れられると思っているのか」
嘲笑が、前方の暗がりの中から聞こえてきた。その声は奇妙に二重になっていた。姿は見えずとも先程よりも大きくなった気配に、止まった足先が凍りついた。
蛾梟がそこにいるのだ。
「あいつの庇護などすぐに消える。──ほら」
先ほど掠めた頬から生温かなものが頬の上を流れた。
血だ。
「そんなもの、攻撃を受けるほどに弱くなる」
蛾梟は、ぎいぎいと、軋むような笑いを喉の奥から絞り出した。
奥歯を噛み締め、一歩後退った瞬間、目の前に三日月が現れる。
「――ッ!」
鼻先に呼吸が触れる。臨が瞬く暇もなく吹き飛ばされた。鉄製のフェンスに激しく背中を打ちつけた。視線を上げたその先に再生を果たした蛾梟が浮いていた。
「く…っ」
「甘いな」
なぜ。
なぜ、こんなにも早いのか。
オルカ。
臨の腹の中が、見えない手ですうっと撫でられる。ぞわりと、嫌な予感が駆け抜けた。本体はあの満月の目の男だ。対峙しているオルカに──その身に、何かあったのか?
「…オルカ」
蛾梟は笑った。
暗闇の中なのになぜかその表情まで手に取るように分かる。
「…オルカに、何を…!」
「いずれ知るさ」
切り捨てるように言い放たれた声に臨は息を呑んだ。それを見下ろした蛾梟の目から、すっと笑いが消えた。
闇の中から伸びてきた、枯れ木のような腕が臨の胸元を掴み、引き上げた。
「さあ、
三日月の目が笑う。
死ねと言うのだ。
蛾梟の右腕が持ち上がり、その手の中から赤い刃が立ちのぼる。
「あ…っ、く、う」
持ち上げられた臨のつま先が浮いた。靴先がアスファルトを掠める。臨は抵抗した。掴む腕を引き剥がそうと思い切り爪を立てる。
あの時と同じだ、まるであの時のままだ。
喉元を締め上げられて呼吸が苦しくなる。両足をばたつかせ、蛾梟の体をがむしゃらに蹴りつけたが、見かけとは違う鋼のような身体に為すすべはない。焦燥だけが臨の体を駆け抜けていく。知らずその名を呼んでいる。
「オ、ルカぁ…!」
視界が揺らいだ。瞳に水の膜が張る。溜まった涙が苦しさに歪んだ眦からこぼれていく。悔しい。抗うことひとつ出来ないなんて。なにひとつ抵抗できず、傷も負わせられず、このまま、このまま死ぬなんて。
「ぃ、いや、だ…ぁ!」
蛾梟が笑い、その口が耳まで裂けていく。
「残念だったな」
蛾梟の細く硬い指が喉に食い込んだ。臨を、夜の闇に差し出すように高く持ち上げる。その手の甲に爪を立て何度も引っ掻いた。手足の先が痺れだす。自分の力ではどうにもならない。押しつぶされる。圧倒される。──嫌だ、いやだいやだいやだ、
どうして。
臨の目に、今まさに振り下ろされた蛾梟の赤い刃が月明かりに光る。あ、と掠れた自分の声を臨は聞いた。喉を押さえられているのに、どうして聞こえたのだろう。
月が出ている。途切れた雲の切れ間から白い月が見えている。
私の名を呼べ。
臨、と声がした。
耳元で語りかけるその声を知っている。
私の名を呼べ。
思い出せ、私の名は──
ぶつりと肉が避ける音がした。冷たい刃が首筋に食い込む。
「──」
その瞬間、臨の唇がその名を紡いだ。そうだ、知っていた。叫んでいた。なのにそれは声にならずに呑み込まれていく。
蛾梟の顔が驚愕に歪んだ。
すべての音が消えた。
聞こえるのは心臓の音だけ。
「ギアアアアアア──!」
首に食い込んだ切っ先が突如白い炎に包まれた。逆巻く白炎は刃から腕を伝い蛾梟の半身を包んで燃え上がる。
蛾梟は臨を振り捨てた。放り出された臨の体がアスファルトに落ちる。
首筋に温かいものが流れるのが分かった。
痛みはなぜかなかった。
「あああ、アアギイイ、アアアオルカアアああ!…!」
咆哮を上げ蛾梟がのた打ち回る。宙に浮かんだその身体はみるみるうちに白く燃え上がり火の玉となった。白炎は檻のように蛾梟を閉じ込めた。炎の揺らめきは、燃え上がるほどに球体に近くなった。内へと向かう業火、ぎいぎいと苦しむ声が炎に飲み込まれる。
冷たい地面に座り込み、臨はそれを見上げていた。闇の中で白く燃える蛾梟の向こうに同じ色の月が見えた。
ああ、と思った。
美しい。
あの日もそうだった。
月があった。
そうだ。
雨が降っていたのに、月が見えていたのだ。
なぜ?
既視感に脳の奥がぐらりと揺さぶられる。失くした記憶が水の底から浮かび上がり、薄く透ける膜の波紋となって見えているもの全てに重なっていく。
空から蛾梟の燃える腕が火の檻を破り白炎を纏いながら伸びてくる。臨の目にそれはスローモーションのように映った。一秒が引き延ばされる。一瞬が遠い。途方もなく長い時間だと思った。
白い炎の向こうで、三日月の目が怒りに歪んでいる。恐ろしいほどに。二度目だ。一度目はオルカがそうさせた。オルカ。無事だろうか。
オルカ。
「ギイイイイいいイ――!ッ」
臨は目を見開いた。意識が鮮明になった。何を考えていた?蛾梟の手はもうそこにあった。睫の先に触れた炎。不自然に長い指先が視界いっぱいに広がっていた。
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