ちょうどよい切れ目

 おはようございます、このはりとです。


 物事を区切るとき、ちょうどよい切れ目を求めたくなりますね。「何時まで」「何話まで」と、きりのよい数字であるとすっきりします。創作活動においては、漠然とでも『終わりにしよう』と思ったときが、その物語のちょうどよい切れ目なのかもしれません。特にエッセイとなると、やめどきを見失いそうですので。

 わたしが本エッセイを「おしまい」にすると決めたのには、理由があります。ひとつは、自身が向き合いたい物語を完結させるため。そしてもうひとつは、友人の作品にふれる時間をもっと増やしたいから、です。

 器用になんでもこなし、時間管理もかんぺきであればよかったのですが、わたしの場合そうはいきません。「ちょうどよい切れ目」と感じているうちに「おしまい」とするのが一番だと思い、行動にうつしました。



 つづく

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