発想の泉
こんばんは、このはりとです。
わたしは今日まで、「発想の泉」とは個人の才能だと思っていました。あっという間に枯れてしまうのも、いつまでもこんこんと湧き続けるのも、どちらも物書きとしてその人が持っている力なのだ、と。
ですが、行き詰まった場面では、読んでくれる「あなた」を思うと言葉が浮かんでくることがあります。わたしの力でないは確かです。
圧倒的な実力を有し、孤高にあれたら、と憧れる気持ちはあるものの、もうしばらくは、「あなた」の存在に水(=力)を得ながらお話を生み出す、そんな頼りない書き手でいます。
つづく
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