　こんにちは、このはりとです。

　心に描き、伝えたいと思ったものを文字だけであらわすのは、とても難しいと感じています。自身が生み出す物語に限った話ではありません。日常生活や仕事での「相手がいる」やりとりでは特にそうですね。

　わたしが最も気を配っているのは、「うれしい」「ありがとう」などの明るい気持ちを伝える場面です。注意を促すときであっても、『何かいいところはきっとあるはず』とさがし、まず感謝してから叱っています。

　では、具体的にどうしているか、というと、シンプルな言葉だけで語ったり、場合によっては言葉を使いません。軽い印象があって内心はやや抵抗があるものの、「GOOD」や「(*´︶`*)」など、相手に「読む」を求めないのです。日頃「書く」力をつけようと苦心しているにもかかわらず、わずかでも口角があがったとき、その気持ちを伝えるのに書く力を使わないとは、少し可笑しくなりますね。

　つづく