心の姿を知る

 こんばんは、このはりとです。


 心が疲れていると、言葉がほとんど浮かんできません。そんなときに無理を押し通すと、読むに耐えないものができあがりそうなので、「書く」は控えています。ですが、いただいた応援となると話は変わるのですから、心の動きとは不思議なものですね。本エピソードは、応援という事象がなければ書けませんでした。


 応援へのお礼を入力しながら、ふと、自身の心の姿に気がつきました。一週間の仕事をやり遂げ、適度な運動もしている。誰かを励まし、楽しいと感じるコミュニケーションもそれなりに。けれど、自身の内側から言葉が生まれない理由。瞬間的に浮かび上がってきた答えは、「心が倒れている」でした。体は立ったり座ったり、歩いたり走ったり、と確かに動いているのですが、心はすっかり倒れていたようです。一見すると動いていた心は、すべて「そうしないと、自分も誰かも困るから」を原動力としていて、それがなければ止まっていたのでしょうね。

 義務感が抜けて本当の休息をとれたのなら、心は立ち上がり、また自然に言葉がわいてくるのかな、と、今からそのときが楽しみです。



 つづく

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