優劣でなく

 こんばんは、このはりとです。


 最近、「優劣と相違」を話す場面がよくあります。『あの人と比べて、自分は劣っている』の悩みを抱えている人が、少なからずいるのです。そんなとき、決まって「優劣と相違の取り違え」を、たとえを添えて伝えるのですが、ふとカクヨムでも同じことが言えそう、と思いました。

 わたしは、カクヨム上にある作品にふれるとき、優劣の意識を持っていません。熱のないさめた読者、と言われればそれまでです。もし『こんなによくしてあげているのに、わたしの作品が一番ではないのですね』と友人からお叱りを受ければ、謝るしかありません。ですが、それでもわたしは、すべての作品に対して、等しく「楽しんでいます」の感情で接したいのです。

 すぐれている・劣っている、でなく、作品に込められた“異なる感情”にふれるのを、心から楽しみたい、と。



 つづく

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