誰かの一番でなくても

 こんにちは、このはりとです。


 現実の人間関係でもそうですが、カクヨム上でも、誰かの一番になるのは、とても難しいことですね。その人との交流にかけた時間、伝えた想いの量、相性など、それらがすべてあわさって「あなたの一番」になれるのだと思っています。

 カクヨムでは、赤の他人であっても、彼ら・彼女らの仲の良い姿にふれられます。お恥ずかしい話ですが、以前のわたしは、それを見て「うらやましい。わたしの応援はいらなそう」と、ちょっとだけ暗い感情を抱きながら、何もせずに身を引いていました。明るい輪に入るのはご迷惑になる、と考えていたのです。ですが、いつからか、「それでも」と行動するようになりました。

「その人の一番でないから、なんだというのだ。わたしが応援したいから応援するだけ。見返りを求めるのはおこがましい」と。

 それでも、一番の人同士のやりとりは、やっぱりうらやましく思ってしまいますが、「ならば、ふたりとも応援すればいい」と、やりかたを変えてみています。わたしを知らない人からしたら、『なんの応援?』と不思議に思われるかもしれませんね。疑問符を浮かべられる姿を想像すると、少し可笑しくなりました。



 つづく

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