習慣と心の作用

 こんばんは、このはりとです。


 徹夜の疲れがようやく抜けてきました。事象にふれたあとの感情の動きも、言葉のわきかたも、どちらも「いつもどおり」です。今夜は、「読む」も「いつもどおり」にしてみました。すると、心にいつもどおりでないものが浮かんできて、読む手が止まりました。

 習慣とは、特に意識・思考を必要とせずにやれるものです。疲れないぶん、得るものもさしてない、と、これまでのわたしはそう思っていました。ですが、そこから一度はなれたあとに戻ってみると、習慣が心にもたらす作用に気づかされました。

 わたしのカクヨムの本棚には多くの作品が入っていて、読む順番を決めています。それが習慣化していたようで、「順番どおりに読む」という行為によって、心がとても穏やかになっていくのを感じたのです。スポーツの世界で耳にする、ルーティーン法に近いのかもしれません。物語の内容が明るくても暗くても、心は穏やかなままです。

 いつもどおり、は、気づかないだけで、大きな効果をもたらすのですね。



 つづく

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