思いを読む

 こんばんは、このはりとです。


 これまでのわたしは、お恥ずかしい話、「思い」は言葉の量にあらわれる、と考えていました。特に、物語へのレビューでは、いただけただけでうれしくはあるのですが、心の隅で、言葉の量を見て「これだけの思いしかもらえない物語だったんだ……」と気落ちする場面がありました。

 ですが、何をきっかけに変わったのか、今は、言葉の量が少ないからこそ、込められた感情に目を向けるべき、と思うようになっています。「思いを読む」とでも言いましょうか。もちろん、わたしが勘違いしているだけなのかもしれませんが、「思いを読み切れた」と感じたときのうれしさは、とても大きなものです。

 書く、の上達だけでなく、読む、も上手になりたいですね。



 つづく

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