ひとりを得る

 おはようございます、このはりとです。


 カクヨムの利用を始めたときは、読者は自分ひとりでよい、と考えていました。もともと、自分が読みたいものを自分で書く、が目的で始めたカクヨムです。他の誰に読まれなくても、まったく問題はない、と。

 それから数ヶ月がすぎると、ひとつの読者反応を受け、それをもっと得たいと、交流を求めるようになりました。「誰彼構わず」とならないよう気持ちに制限はかけていたものの、当時のフォローのしかたは、ずいぶんゆるかったように振り返っています。フォローはしたけれど応援はしていない。その現状からすると、わたしに合ったやりかたではなかったのだ、と、今ならはっきりとわかります。

 そういった経験を経て、ようやくカクヨムでのすごしかたが落ち着いてきたように感じています。フォローするときは、「たとえ相手から応援されなくても、自分は応援し続けられる?」と、相手に対して誠実にあれるかどうかを見極めてから決めます。そうして得たひとりは、とても大切な存在になりますね。もっと軽く考えてもよいのでしょうけれど、どうやらこれが、わたしに合ったやりかたのようです。



 つづく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る