応援コメント

カメムシは賢い」への応援コメント

  • はじめまして。

    昨夜、ふと、カメムシは賢い と検索し、あなたの文章を見つけて、いいね!したくなり、ここが何なのか分からないまま、とりあえず登録した者です。

    数年前から、時々、カメムシ感情表現、とか、カメムシかわいい、などと検索してみているのですが、そんなことを書いた記事はありません。だから昨夜、とても嬉しかったです。
    文章力がないので、普段コメントを書いたりしないのですが、とりあえずお伝えしたくなる気持ちが溢れまして、コメントも残します。

    数年前の年末に近い日、部屋の丸型の電気の笠?ペンダントライト?の掃除をした時に誤って落とし、丸型の一部が欠けてしまいました。週末に電気屋さんに行くまで、と、とりあえず欠けたまま元に戻していた数日の間のこと。
    傘の淵をカメムシが歩いてました。
    欠けたところまでたどり着いたカメムシ。飛ぶのか?と固唾を飲んだのですが、カメムシは飛ぶことなく、向きを変えて反対回りをはじめ、その後も飛ばずそれを繰り返していました。一周するのにかなり時間がかかるので、欠けたところまで来てUターンして歩き続けるカメムシを、最初は監視、そのうち可愛らしくなってきて、20分以上は見続けていたかもしれません。
    随分落ち着いてるし、何だか、我慢強いなと思って見てました。
    で、いつまで続けるつもりなのか。と、ふと思いつき、カメムシが中間地点を歩いているとき、欠けた所に割り箸を置いてみたところいい具合に橋をかけたような形になりました。
    橋にたどり着いたカメムシはビクっとして、立ち止まりました。しばらくじっとしてから、そっと前足を出し、ひっこめてを繰り返し、ついに橋を渡り始めました。お尻が下がり、ソロソロ慎重に歩みを進めていきます。橋の中腹までくると、最初よりは慣れた感じながらも、まだ慎重です。
    そして渡り終えると、歩みが大きくなりました。
    スキップというとかなり大袈裟なのですが、徐々に、そう表現したくなるほどの歩きかたになりました。勇気を出してやり遂げた!迷子だったけど新しい道見つけた!みたいな感じだったのかもしれません。
    一周すると、2本目の橋(と思ってたか?)は、一瞬、え?また?となりましたが、もう余裕で渡れます。そして、渡り終えるとスキップ状態になりその時が最高潮でした。
    ところが、さらに一周し、また橋まで来た時ピタリと歩みが止まりました。
    何となく分かったのですが、ああ、今何かに気づいた。まだ迷子だと気づいた??喜びからの一気に落胆、苛立ち。悲しみ。分かるかも。と思った瞬間、ブーンと飛び始めました。
    カメムシって、のべつまくなしに飛ぶのではなく、怒った、混乱した、興奮した、とか理由があって飛ぶのかなと思いました。
    飛びまくって床に落ちたカメムシは、私が座っている椅子の脚を登りはじめ、座面まできたとき、カメムシが可愛らしくなってしまってはいたものの、まだ、そこまでは。。と我慢できなくなり、ついにそっと外に出しました。あと少し我慢すれば、親しくなれたのかもしれなかった??カメムシを振ったかも。。終わり。

    ということがあったと、何人か話したのですが、分かる分かるとは到底ならず、時々軽く変人扱いされたり、また、同じようなカメムシにも遭わないまま、数年たちました。

    虫って綺麗だと見とれてしまうことはあっても、虫の生態に興味があるわけでも、虫が好きなわけでもない私でも、ありありと分かったカメムシの喜び、勇気、怒りの姿をどうして誰も見てないんだろう。。と、不思議に思っていたところ、あなたを見つけて、数年来の鬱憤を晴らすかのように、長文を書き殴ってしまいました。

    こんな時間になり、今朝は弁当を作りませんでした。今日は子どもには学食で何か買ってもらうことにします。

    仕事から帰ったら、ほかのも読みます。楽しい記事をありがとうございました。

    作者からの返信

    @ramunedonさん
    はじめまして、こんにちは。思いのこもったメッセージ、ありがとうございます!
    カメムシのために登録して、いいねやコメントをくださって嬉しいです(*^-^*)

    電気の笠を歩くカメムシさん。欠けたところに橋をかけてあげたramunedonさん。微笑ましい光景ですね。
    突然現れた橋にビックリ、ちょっと警戒しながらも、無事に渡れたカメムシさん。嬉しくなったけれど、同じところをグルグル回っていることに気づいたのかもしれませんね。

    そうですよね。基本的に「虫には感情も痛覚もない」というのが定説らしいのですが、見ていると、そうは感じません。小さな虫たちも大きな動物のように、色々感じ、考えているに違いないと思います。一歩一歩の脚の動かし方、触角の動かし方、きっと気持ちが表れていますよね。

    https://ameblo.jp/mamimujina/entry-12579721649.html
    ↑以前ブログにテントウムシの動画を載せたのですが、糸くずが絡まったテントウムシが立ち止まり、「どうしよう?」と考えているように見えます。

    あと、コメツキムシを眺めていたとき、ビックリしたように触角を引っ込めて立ち止まったり、ゆったり歩き出したりと、やはり感情があるように見えました。

    最近では、洗濯物によく羽の生えたアブラムシが付くのですが、指を差し出すと指に乗ってきます。そして、しばらく歩いたあと羽を広げて飛ぼうとし、風向きか体勢か、何か違うと思ったのか羽を閉じ、しばらくしたらまた羽を広げて飛んでいく……というような仕草を見せてくれます。すぐ飛ぶ子がいたり、よく見たら口を動かしていたりと、小さすぎてあまり見えないけれど、様々な行動をしているようです。きっとそれぞれ、性格も考えもあると思います。

    動物たちの可愛らしい仕草は、近年よく動画におさめられていますが、虫たちは、注目されるとしても姿形や生態や分類の話が多くて、気持ちや仕草にまで目を向けた情報はなかなかありませんね。「どうして誰も見ていないんだろう」のお気持ち、分かります。

    カメムシは、緊張したようにピーンとした姿勢になったり、触角を小刻みに震わせたり、慌てて走ったり、後ずさりしたり、感情豊かに見えます。魅力的な虫ですよね。

    貴重なお時間を使って文章をお読みいただき、カメムシエピソードを聞かせていただいて嬉しいです! ありがとうございます。