第19話 忘れられない恋 十四

 その後2人は近くのカフェに入った。理沙は全体的にキャラメル味が好きなのか、カフェでもキャラメル・マキアートを注文する。そして和紀は、たまたま見ておいしそうだと思った抹茶ラテを注文した。

 「和紀って、甘い物もいけるんだね!」

「…そうだね。」

「まあ最近の男の子は、スイーツ系もいけるのかな?」

「まあ僕は全然大丈夫だよ!」

 そう言い合いながら2人はまた笑った。

「じゃあ私、ティラミスのケーキ頼むね!」

「あ、僕も!」

「おっ、いきますね~!」

そう言い合いながら2人は同じスイーツを注文する。

 「じゃあ、次はジェラート頼もうかな!」

ティラミスのケーキを食べ終わると理沙がそう言うので、

「えっまだ食べるの!?」

和紀は思わず理沙に驚いた様子を見せる。

「もちろん!

 ここで食べなかったら、スイーツファンとは言えないですよ!」

「じゃあ僕も、ジェラート頼もっかな!」

そうやって2人は、スイーツ類を堪能した。

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