気づいたこの思い、そして…
第15話:自覚
ここ最近俺はだいぶ柔らかくなったと思う。
もちろん関節がじゃない。雰囲気が、だ。
「ん〜、しゃくりゃ君おはよぉ…」
恐らくだが舞と出会ってから俺は変わった。
死んでから何も感じなかった世界に色がつき、明るくなった。
全部舞のおかげだ。
舞のおかげで俺は変われた。
舞がいなかったら俺は悪霊にでもなっていたかもしれない。
そして俺は自分で仮説を立てた。
俺が舞に向けるこの感情。
これは家族に向ける家族愛や友人に向ける友人愛ではなく異性に向ける性愛。
いわゆる『恋』というものなのではないのかと。
舞と居ると楽しいし、心が穏やかになる。
舞が居なければ寂しいし、心がザワつく。
舞が誰かと居れば悲しいし、心が締め付けられる。
これらは家族や友人に向ける愛にしては、ややいき過ぎている。
これらから俺が舞に向ける感情は紛れもなく『愛』であると自覚したのだ。
しかし……
だからなんなんだという話である。
俺は幽霊で舞は人間。
俺にできることは何も無い。
どうも出来ないのだ。
だったらせめてと、俺は舞に気持ちを伝えることにした。
どうせ実らぬ恋ならばせめて美しく散ろうじゃないか。
明日、明日伝えよう。
この気持ちを――――
―――――――――――――――――――――
【あとがきぃ!!】
どうも、お久しぶりです。
最近短編を投稿しましてその執筆と達成感でちょっとサボってしまいました…
ごめんなさい。
足の親指と人差し指の間までなら舐めます!!!
許してください!!!
……はい、しかし短編の方も100PVを突破しなんだかんだモチベに繋がってるんですけども。
短編って、書くの楽しいんすよ。
このくらいの長編もどきって、大変なんすよ。
この小説なんですけどね?
プロットがないんですよ。
なので進行が結構ゆったりなんですけど予定では後4〜5話くらいで終われる予定だったんですね?
なんですけど今回の話をだいぶ想像と違うふうに書いてしまいまして…
予定がわかんなくなりました!!!!!!
はい、ということでですね。
この小説、元からオチなんて考えてなかったので悲しいエンドになる可能性もあるかもしれませんがどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
かくいう私も予定が結構詰まってるんですよ……
はい、趣味で書き出した小説なので限りなくマイペースに進めると思います。
そしてたまに短編に逃げたりもすると思います。
完結は必ずさせるのでそれまで暖かく見守ってください。
今後ともよろしくお願いします。
最後に、良ければ応援、コメント、レビューをしてくださるととても励みになりますのでよろしくお願いします。
狂咲林檎
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます