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最終話」への応援コメント


  • 編集済

    >誰も気づいていない自分の殺意に恐怖を感じたのだろうか。
     殺意は爆弾みたいなものだ。
     捨てようと思っても捨てられない凶器のようなもの。
     凶器を心に持ち、目の前に殺したいほど憎む人が現れたらどうなるか、想像に難くない。

     殺意を爆弾にたとえたのは、上手いのかどうなのか、ですね●~*
    💣爆弾には、『いつ、どんなきっかけで爆発するかわからない』というニュアンスが籠められていると思います。
     この意味で考えるならば、良い表現といえるでしょう。
    💥一方で爆弾には、『無差別で人を殺傷する』イメージがあります。
     もちろん、特定の個人だけを標的に仕掛けるタイプの爆弾もなくはないのでしょうが、そちらはちょっとマニアックで一般的ではないような?
     だから、斜め読みをすれば、『殺意が高ずれば、無関係な人にも危害を及ぼす』というイメージを内包するかもしれませんね。
     まあ、本作の桜子ちゃんから、それを連想することはないでしょうけれど、葉太先生の場合はちょっと狂気じみたものも感じましたし★

     先に残されていた方々のコメントが的確過ぎて。こんなことしか書くことがないのかよ、と。

     新巻へもん様のコメントに少しだけ補足します。
     警察の事情聴取は、起訴するため、延(ひ)いては、公判で被告人の罪を立証するために行われます。
     法律上、期限の定めがありますし、起訴後に改めて取り調べなどはないでしょうね。
     私も刑事訴訟法を勉強したいんだけれど。

     途中、かなり重たい部分があったわりには最後はあっさりと終わった印象があります。
     (悪い意味で、桜子ちゃんや葉太先生による)衝撃的な事件などが起こらなくてほっとした反面、もう少し(良い意味で)劇的な解決を期待していたところもありました。
     最終的に常識的なところに落ち着きましたね。まあ、これで良いと思います。
     桜子ちゃんが事件を起こしたりするのは、読む方もキツいですからね(私はアンハッピーエンドで終わるときは、必ずタグや概要欄で注意を促すようにしています)。

     完結お疲れさまです。かなり尖った内容でしたが、その分考えさせられる作品でした。

     追記
     『社会には悪意にあふれていて』→『社会は悪意にあふれていて』、または『社会には悪意があふれていて』の方が適切かと思います。

    >社会には悪意にあふれていて、人を信じることだけでは生きていけない。

    作者からの返信

    最後までコメントをいただきまして、ありがとうございました。

    爆弾の例えの件ですが、爆弾が『無差別で人を殺傷する』のは、爆弾を使用する人が『無差別で人を殺傷する意図』があるものだと思いました。
    まぁ、かと言って爆弾で適当だったのかは確かに余地がありますね。
    殺意が破裂すると、被害者、犯人のみならず、両方の家族、関係者の家族とを巻き込んで想定外の不幸に巻き込むと思いますし、無関係な目撃者などの人生も危ぶまれます。
    人を殺したいという、間違った願いが倫理観を越えリスクを越え、周りの大切な人々を犠牲にしてでも、という最後のバリケードを越えた時、爆弾よりタチが悪いのかもしれません。


    事情聴取の件

    こっそり「事情聴取」を「事実確認」に直したんですが、焼け石に水でしょうね…。
    書いた時と少し設定変更が出てきたので、上手い具合に書き直せたらなと思っています。
    それにしても的確すぎて、やばいですね。。本当にありがたいです。


    重い割にあっさりと幕を引きました。

    この作品を書いたことによって、もう一方の作品の背景に深みが確実に増しました。いい経験でした。

    アンハッピーエンドの場合は読者もきついとのこと。確かに!見た目は萌え萌えなアニメなのに中身えっ!みたいな作品はいい意味で心を削りますしね…。
    そういう配慮、勉強になります。

    この作品は、僕の中でひとつのテーマとなっている「殺意」について、もやもやと考えていることの明文化の一歩として、その試みとして興味深いものになったと思います。
    (葉桜要素は…すみませんが。)
    完結できたのは、読んでくれた方、コメントで教えてくれた方がいたからにほかなりません。あと、期限。期限がなかったら多分、ぶん投げてました。

    社会は悪意であふれているのに、ゆきちゃんさんはご厚意であふれている……。(使い方あってます?)

    ゆきちゃんさん、ありがとうございました。

    編集済
  • 企画からきました。
    重い話でしたが未来に希望の持てる話だと思います。最初の『桜子が嫌いだ』は、真の意味での嫌いではなく、意識しているということが隠されているのかなぁなんて思いました。
    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。本当に嫌いだったら、気に掛けたりしません。
    隠しつつ、アピールしてみました笑

  • なぜ人を殺してはいけないのか、という問いの答えの一つがありますね。
    かなり重い話でしたが、伝えたいことはよくわかりました。


    1点、気になる点を。
    裁判が始まる段階になって警察での事情聴取はないと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!


    自分でも驚きの重さで、筆が進まず、あーでもないこーでもないと書いてて大変でした。

    ・事情聴取の件
    ぐさり。な、なんと。
    教えてくれてありがとうございます。

    話を変えてうまい具合に調整しました。
    伝えたかった表現として、事情聴取は必須ではないですからね。
    ありがとうございました。

    編集済
  • 企画からきました。

    徹底的に葉太と桜子に絞った憎しみを背負った生き方の話、迫力のある展開でした。桜子が嫌いだ、から始まって桜子の桜が嫌いだ、人を殺したいと思ったことありますか、というセリフで不穏な雰囲気を増大させて葉太の過去シーンへと続く流れが巧みで引き込まれました。

    葉太の彼女、まだ昏睡状態なんですね。亡くなってるのかな?葉太の彼女、重要な登場人物ですので匿名なのはかわいそうですよ。あまり重要でない学年主任には名前が付いているのに……。呼びかけを ―― で代用するのもあんまりな気がします。名前をあえて出さない効果を狙ったようには読めませんでしたので、是非ステキな名前を付けてあげてください。

    第三話の最後だけ視点が三人称に飛んでいますが、視点ばらけさせない方がいいと思います。葉太の一人称では難しい描写になりますがそこは技巧でカバーするとして。

    桜子のお兄さん、血がつながっていない設定になっていますが、実の兄妹でもいいんじゃないかなという気がしました。

    あともう一つ。段落の先頭の字落としは面倒でもやっといた方がいいですね。小説書く時のページの左下のカクヨム記法のボタンを押すと自動でやってくれますよ。

    とはいえ全体的にぴりっと締まって読みやすいお話でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!

    自分の中で、中途半端だったり、作品のねらい目とは違った方向のただのこだわりだったりが見事に浮いていたみたいで、そこを指摘されていたので「うひゃー」と思いました。
    直せるところは期間までに直していきたいと思います。

    ・葉太の彼女の名前について
    名前つけました。「菜摘」!!
    かわいい名前です。かわいがってください。

    ・第三話の三人称について
    なんとかしてみました。ど、どうでしょうか。

    ・義兄と義妹
    調整してみました。
    本当に伝えたいこと、矛盾をなくすこと。
    色々な書き方があるって勉強できました。
    ありがとうございます!


    ・段落について
    最初の方忘れていて投稿しちゃったので、そっちに合わせました。
    読みづらいですよね。直しておきます。


    普段、トリック優先で、心情とか描写とかは二の次にしているので、この企画で書いてみて、普段使っていない頭を使って、とても勉強になりました。
    読むことでも「うひゃー」と思うことばかりです。
    ご指摘いただき、ありがとうございました!!

    編集済