3百合目 会話が成り立たないくらい愛し合っている


「やっぱり穂香ちゃんはメンヘラだね」

「今更何言ってるのよ。」

「ねぇ、お互いのスマホにGPS入れていつでもどこにいるかわかるようにしようよ」

「うん!もちろんいいよ。

    穂香ちゃんのためだもん

 私、穂香ちゃんのためなら死ぬことだってできるもん!

 穂香ちゃんの一番は私。2番も私。

穂香ちゃんのすべてが私!でしょ?」

「当たり前!私、美香ちゃんのために生きてるの!」


〜とある日〜


「ねぇ、今日なんで1分おきに返事返してくれなかったの?

もしかして男?男といたの?

ねぇ!なんか言ってよ!」

「穂香ちゃんゴメンね

私、もう死んでもいいよ。

穂香ちゃんに嫌われるくらいなら。」

「私たちは永遠にずっとだよ」


会話が成り立たないくらい愛し合っている

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