2百合目 小野穂香、一ノ瀬美香に恋をしました


〜一年前〜


みんな私のことを美人だとか可愛いだとか言う。それ自体は嬉しい。

でもいざ付き合ってみればみんな別れていく

私の裏の性格が無理で。

私は愛されたいだけなのに

そんな私でも一人の女の子に恋をした。


小野穂香、一ノ瀬さんに恋をした。

きっかけは元カノと別れたばかりの時。

私は噂で聞いたのだ。

同じクラスの一ノ瀬さんは極度のヤンデレだということを...

顔も可愛い。それでヤンデレ。

どうせまた付き合っても振られるだけなら

今度は思いっきり愛されたい。

それが女の子でも

私はそんなことを思ってしまった。



「よければ私と付き合ってください!

       お願いします!」

「えっ、、わ、私とですか...?」

「駄目ですか?」

「駄目というか、私、女の子ですよ」

「別にいいんです!私はあなたと付き合いたいんです。

駄目ですか、、」

「え、っと、まだ私も女の子同士で付き合ったことないので分からないですが、、、

お試しで付き合うのであればいいですよ。」


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