第12話 農業の革命 その1
農業や食にかかわる問題は大変に根が深いです。
不都合な事にフタをして世間の人に見せないように見ないようにしてきた結果、山のように数多くの問題を抱え込んでしまいました。
知れば知るほど絶望的な気分になっていきます。
例えば、日本で飼育されている肉牛は8割が白血病にかかっている等といった農林水産省がひた隠しにしている不都合な真実を言ったりすると叩かれたりするので中々言えないのです。
現代人の罹病率が高くなっている原因の一つは食にあるのは間違いないでしょう。
日本は農薬使用大国で単位面積当たりの使用量はアメリカの5倍にもなっています、その上、欧米諸国は農薬の規制を強化しているのに対し日本は反対に規制緩和をしています。
そして農薬の毒はどんどん強くなっています。
その為に生態系までも破壊され地下水の汚染も問題になってきています。
もう農業だけの問題ではありません。
そして今、ごく一部の多国籍企業が世界中で種を支配しようとしています、その企業はアメリカの軍産複合体とも深い関係がありアメリカ政府にも強力な影響力をもっています。
その企業が世界中で種苗会社を買収しています。
日本にも買収された種苗会社があります。
種を支配するということは食料を支配するという事です。
種の支配が完成すれば超国家権力が出来上がるという事です、そうなれ
ば世界中の国が誰も逆らえなくなります。
私たちは知らないうちに生殺与奪の権を何者かに握られていたという事になりかねないのです、農業や食の問題を深く観察すれば世界で何が起きているのか、何が起きようとしているのかを知ることができるでしょう。
いつまでも問題に目を背け知らぬが仏で生きて行けばいつか必ずツケを支払わなければならない時が来るでしょう。
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